
「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」観てきました!圧巻だったのは何といってもラストのニューポート・フォーク・フェスティバルのシーン!!史実だからネタバレにはならないと思うけど(ポスターもエレキを持ってるし!)、主催者や恩のある人達から「フォークに徹してくれ!!!」と言われながら裏切ってエレキギターで初期のノリノリロックをやっちまう!!それも完璧な!!ミキサーや本質のわかる観客(と、新しもの好き?)は超ハイになってるけどコチコチ頭の主催者や観客からビンを投げられたり、観客もステージもバックもカオス!!!楽しかったです!!!
だけど、思うのはボブ・ディランさんは唯一無二のミュージシャンのノーベル文学賞者ですが、授賞式は不参加だったんです。これをボブ・ディランさんの超が付く熱烈なファンだった(?)であろう、おそらく何人かの選考委員たちはどう思ったことでしょう??「こんなに一生懸命推してやったのに!なんなんだ!!」なのか「さっすが、B・D!!ビートルズやエルトンとは違うね!そうこなくっちゃ!!」と思ったのか???
ディランさんは時代でどんどんスタイルを変えていって、なおかつ前のに戻ることをとても嫌うタイプのミュージシャンなんです。少し逸れるかも知れませんが、jazzの巨人マイルス・ディビスさんも同じで、以前に組んでいたキース・ジャレットさんがマイルスさんに「昔のをもう一回演ろうよ」って言ったら断られたそうです。ノーベル賞は古い功績も評価対象なので、ディランさんにとって「何言ってんだ?」と言うことなのでしょう。ディランさんに言わせれば、副題の通り「時代は、変る」のです。
長文、失礼しました!!
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