アナログゲームマニアだよ

ノリと勢いと伊達と酔狂で登録してみた

感想文:講演「花札に見る日本の季節感」草場純先生

2022-09-30 11:05:16 | 日記
【感想】
草場さんの花札の屏風はかっこいい。
草場さんいないところでzoomの背景にしています。
デザインだけでなく、実にプレイビリティの高い花札です。
(草場さんにお願いしてマルシェルにださせてもらおうかな)
こうゆうガシェットを開発できるようになりたい。

任天堂の花札にマルに福と書いてあったのは
子供ながらに覚えていて、GoodLuckの意味かと思ったら
登録商標だとはしらなかった!

植物は食べられるか食べられないかでしか考えてなかったので、
ある程度季節があっている、でもちょっと違うというのは発見だった。

ポルトガルから48枚トランプが伝わったから、、、で説明できることが
多いということは発見だった。

皆さんも丸福の機械で遊ばないで、丸福の札で遊びましょう。
(12月の八八大会はなんとか勝たねば。。。)

【講演 やぬきメモ】
Q.季節感あってるの?
A.おおむねあっている、けど植物の図鑑と比較するに
 牡丹・柳・桐はあってない。
 梅雨など、日本の季節感があるけど入らなかったのを
 何も当てはまらなかった月にいれたのでは?
 1月におめでたいもの、12月に尊いものを当てはめる。
 ピンからキリまで、に合わせて12月は桐になっているのでは?


Q.なんで植物に短冊?あの短冊何?
 和歌を書くための短冊。
 和歌にちなんだ札が多く、カス札などに和歌が描かれた花札もある。


Q.花札くわしい勢を装う方法
 牡丹に蝶と、柳のカス(嵐)を上下逆においてみて、
 指摘してきたら花札詳しい人
 (マニアフェスタの花札マニアさんも即答していた)
 間違ってる方法


・花札ゲーム、昔はいっぱいあった
 →今プレイされているのは花合わせ、八八、おいちょかぶ、むし、すだおし
  韓国でゴーストップ、コドリなど
  現代で一番花札が盛んなのは韓国


・花札とトランプの関係
 16世紀に鉄砲などとともに伝来。
 ポルトガルのトランプは10がないため、それがもとに変化していって
 13ではなく、12月の花札になった
 (どうでもいい話:トランプ勢は、ジャックを11と呼びません。
  10がないトランプなら、ジャックは10番目になります。
  789がなかったり、Jが偉かったり、各国のトランプを入れると
  ジャックが11じゃないときが多いのです。
  トランプ勢以外と遊ぶときは気を使って11と言います)
 花札の1つの月の中の高い札がクラブ、次に高い札がスペード。
 ※柳に小野道風は例外、これはハート
 (ポルトガルのトランプはクラブが偉いようだ、ドイツとかも)


・小野道風?
 花札で傘さしてるやつ。
 昔は斧定九郎(仮名手本忠臣蔵)だった?
 役どころは強盗なので、
 前田善兵衛(ソニーの初代社長の親)が小野道風に変える
 オノつながり。


・マルに福
 任天堂が花札もつくっていることは有名。
 霧の札に「福」とあるのは、任天堂の登録商標だから
 昔は丸福商店とも言っていたとのこと


・(マニアック)八八の七タン、どうして柳に短冊はカウントできない。
 昔は七夕(しちせき)といった。七夕に雨が降ったら困るため。


・株札
 株札はクラブ。
 ただしクラブ札がなまって株札になったわけじゃない。

で、アナログゲームミュージアムってなんだっけ?

2022-09-25 10:34:00 | 日記
こんにちは、やぬきです。
秋葉原でのマニアフェスタで「アナログゲームマニア」を標榜して
参加させていただきました。
その際に取材を我らが草場純先生を出川哲郎さんを知らない人として
TV番組に出演させてしまったなど、思い出がたくさんできました。
また各界の名だたるマニアのみなさんの末席に加えていただけたらな、と
存じます。

掲題の件です。
ゲームマーケットなどボードゲームに詳しい方では
「アナログゲームミュージアム」というものをお聞きになったことが
あるかと存じます。
…で、なんだっけコレ?というの記事にしてみたいと思います。

0.最初に
私は「アナログゲームマニア」としてマニアフェスタに出ておりますが、
アナログゲームミュージアムの代表ではありません。
参画はしておりますが、ただの一般参加者(したっぱofしたっぱ)です。
偶然名前が一致したので、面白いからマルシェルもやってみようかなと
会報も出品してみようと思います。
(アナログゲームミュージアム運営さんの許可をもらっています)

1.アナログゲームミュージアムの目的
目的:アナログゲーム(非電源)を多くの人に広め、残していきたい

環境:昨今の(業界外から見ればミクロですが)ボードゲームブームにより
ボードゲームが生まれ、消えていくスピードが上がっている
(ワタシも、チームプレーというゲームを買い損ねて、とても好きなのですが
 手元にない状況です)

対策:美術館のようにコレクションする
 →ただしまっておくともう倉庫から取り出せなくなるので、
  本のように分類分けする必要がある。

問題:分類がない
自分の作ったゲームが「その他」に分類されたら
悲しいですよね。。。

対策:
・ゲームマーケットに登場したゲームを収容していく
・収容したゲームから分類の案を考えていく

直近の活動:
・神奈川に資料館(仮)があって、そこでゲムマ出展品として
 アークライトさんが預かっていた作品を名前の記録を取りながら
 収蔵しています。

宣伝:
・マルシェルでアナログゲームミュージアムの会報を頒布しました!
 オンライン販売初めてなのでいつ注文がくるかびくびくしています!
 ゲムマと同じ値段+送料でやってみたいと思います!
 よろしくお願いいたします!

2.ワタシの思う「こうなったらいいな」
   ボード・ゲームの分類ができるといいこと
 アナログゲームミュージアムの活動に参画して
 その副産物として私個人として研究していきたいこと

・初心者が自分に合うゲームと出会いやすくなる。
 ボードゲーム初心者の方でも、高校生以上なら何かしら
 これが得意・これがスキ等の得意分野があると思います。
 絵が描くのが好き、ロジックが好き、お金の管理が好きとか
 ボードゲームはじめてなら、まず得意なゲームやってみるのが
 いいのかなって思っています。
 ↓
 みなさまへ:
 ボードゲームカフェに行ったら、これがスキとか、
 好みを言ってみてください。プロはそれに合ったゲームを
 出してくれると思います。

・ゲームのルール説明難度・ゲーム説明の難度の客観化
 ボードゲームに慣れた人は(半ば冗談で?)2時間かかるゲームを
 軽めのゲームと紹介します。
 これは主観なので、その人にはそうかもしれません、否定はできません。
 なにかしらルール説明の難度を方程式から出すことで、
 客観的にそれを易化していく方法がないかなあ、と思いました。