やんふうカールトン

事を成すには、狂であれと本日の株取引

野村証券創業者の野村徳七の話 読んだ。
面白い!! 元野村証券取締役の人が執筆、文才あるわ。

読んでる途中、叫んでしまうほど臨場感溢れてる。

印象に残ったところ書くね。


「今年の初めから株価はおよそ七倍や。そんな馬鹿なことがあるかいな。
皆で大騒ぎして神輿担いでそれで最後どうするんや。暴落するに決まっとるや無いか。アメリカはどうや」

「景気が回復しません。回復には相当時間がかかります」

「株価だけ先に走りましたが実体経済は変わりません」← ココ

歴史は繰り返されるのか?
そして手に汗握ることが始まります。




そして

全銘柄売り方一色になった時

「値頃感とか言うて、難平をかける投資家が出てくるぞ。こういう時は難平を
かける時とは違う。難平は傷口を深め大怪我になる」😱😱😱😱😱😱😱😭😱

ここ100回読まなあかんとこやわ😱😱😱😱😱😱🙀😱😱😱


最後の章では高橋是清と大勝負に出る。
この時の会話も考えもふんふんと、うなづくしか無い。

終戦前に亡くなるんだけどもっと長生きされてたら野村財閥解体の憂き目に合わずに
済んでよかったのか?
いっそ野村東印度殖産引き上げ船 沈没の前に亡くなっても、と要らんことも
思ってしまった。

テンポも良く頭の中で映像が流れる。 登場人物も個性豊か。お父さん(初代徳七)はじめ、お母さんは貧乏武家の出で9歳で奉公に出るけどそれでも武家の血が息子の教育に現れる。 お父さんそっくりな安全思考の弟 お嬢さん育ちの奥さん かわいそうな立ち位置の末弟。 
一緒になってノムラを大きくしていく人たち。


ちょっとそれるけど、京都の別邸を建てる時(碧雲荘)設計施工を小川治平に頼むんだけどお互い頑固で譲り合わない。 さすが小川治平!




んで、大阪の本町から始まるけどやんふうの若い頃は大阪市東区だった。
東区といえば、ああ北浜や本町の、とうさん(お嬢さん)や若だんさんの時代を
偲ばれ好きだったんだけど今はひとまとめに中央区です。
まあ、都構想もあるしこれは時代だね。


本日の株取引

今日は、まさに「狂であれ」の日だったのに怖くて入れなかった。
下手すぎて自信無くしそう😭
ノートレ

今週もお疲れ様でした。





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