やりたいことやお店の応援団

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「少年H」ふ~ん

2013-10-02 01:23:23 | 映画
かなりご無沙汰でございます。
この時期かなり忙しく大変でございました。

国内の景気は依然よろしくありませんね。
それでも、アベノミクスと称する経済政策が
多少は市場心理を好転させてくれているようです。

しかし、実際はそんなの関係ないですね。
自分がどう動くかで、結局決まってきます。

社会や経済、人のせいにしてはいけません。

さて、長い間ご無沙汰でしたが
その間にもなんとか1本は
観ましたね。

「少年H」です。

ロシアのモスクワ国際映画祭で
特別作品賞を貰っちゃいましたね。
ロシアのマスコミもおおむね
評判はよかったようで。

まぁ神戸が舞台でしたので
これはやはり一度は観ておかないと
と思いましてね。

ご存知、妹尾河童のベストセラーが
原作です。

私自身、原作を読んでいないので
批評はできませんが
最初の出版ではその内容云々とは別に
書かれてある事実が事実とは
離れていることが多かったとのこと。

自伝的に書かれてあるようですが
実はフィクションであるらしいですね。

そういった類いのベストセラーって
あります。
あの「ミーシャ」もそうでしたから。

ただ、この映画を観る限りにおいては
そういった事柄が出てきませんでした。

神戸大空襲を描いてましたが
お袋は観たくないシーンでしょう。

焼夷弾で級友が何人か焼け死んでますので・・・

特にこの映画が、反戦を訴えるものとして
特出するものがあったわけではないと思います。
反戦でピカイチなのは
「禁じられた遊び」ですね。

水谷豊扮する仕立て屋の盛夫みたいな人物が
当時、ホンマにおったんかいなぁ~と
思いながら観てました。
でも、神戸やったらおったかもね。

なんし、ハイカラなご当地なんで・・・

同じ阪神間の反戦映画で、グッときつかったのは
野坂昭如原作の「火垂るの墓」でした。
映画化したのが宮崎駿でした。
私はこの人がキライです。
だって手塚治虫先生の悪口言ってましたから
大嫌いです。
あの日本漫画の至宝、神様をですよ。
あの人なくして、日本の漫画はないでしょう。
みんな影響うけてまっせ。
ほんまにキライです。
顔もみたくない。

しかし、この映画はたまりませんでした。
(なんで観たんやーーー神戸が舞台やったから)
告白します。
実は泣いてしまいました。

実際、私も戦争は体験していないわけで
どんなものかは想像の中でしかないですね。

それでいいんです。

映画の中だけでしたら勇ましくてかっこ良くて
いいんですが、
実際の戦争はイヤでございます。

私の小学当時の母校には
艦載機からの銃撃の弾痕が壁に
残っていましたものね。

それから、教師の中にも
リアルに戦争の爪痕が残る方がいてました。

ですので、まだ今の若い人より
戦争の生々しい話が聞けましたからね。

さて、戦争はないに越したことはないので
反戦は賛成ですが、
夏になると年中行事化してしまってるので
麻痺しちゃいます。

盆と正月みたいな・・・

真剣に考えること、あります?
日本は平和ボケしてますので
ピシッとすることはあっていいと思ったりします。

現実に他国に竹島侵略されちゃってるし、
対馬や尖閣、沖縄も狙われてますよね。
九州はヤバくねぇ。

どーするの?

昨今の情けない若いやつ。
神戸大学の学生が、USJで・・・裸でやるかぁ、
それも団体で・・・
神戸大学も頭悪いやん。

コンビニのアイスの冷蔵に寝たり・・・
ピザ店で・・・
これで、反戦っていってもねぇ~

50年前とは、意識が全然パァーですわ。

え~こういったことを考える機会を持つと
ついつい、今のことを考えてしまいます。
コメント
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