![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/05/13556dc2a2d77eff8a73a9c855a80b99.jpg)
今回は、水引をつかったヘアアクセサリーを作成しました。
3月といえば、桃の節句。3月後半にもなれば、桜が咲き始め、4月にかけてお花見の季節ですね。
そんな春の入り口をイメージして、ピンク系の配色でヘアクリップをつくってみました。
■材料
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/23/e918306c8591d8001740cd051ec1409a.jpg)
水引…90センチのものを5本
濃いピンク×1本
薄いピンク×2本
パープル×2本
ヘアクリップ(土台)…1個
ボンド、グルーガン、ハサミ
■作り方
1:水引を5本どりにして、連続あわじ結びを結びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/31/f0569339b4fef6ae47b900db79aee924.jpg)
2:結び終わりは、結び始めと同じ形になるように、輪のなかに出ている先を入れ込みます。
3:後ろはボンドでとめます。ボンドが乾くまで1時間程度待ちます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/09/4ccfaa79dc775d96451dc6c7454d11ab.jpg)
4:ボンドが乾いたら、左右に出ている先を、表から見て不自然にならないような位置でカットします。
5:グルーガンで土台となるヘアクリップに固定します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/34/999f0542cd414932f837be578f4d0a34.png?1615787429)
6:しっかり固まるまで待ったらできあがり!
■工夫ポイント
水引をしっかりとしごくことで、水引が扱いやすく、なめらかな曲線を実現できます。
水引を引き締めて形をつくるときに、内側になる水引から1本1本丁寧に、輪の大きさなどを調整しながら引き締めていきます。
少し時間はかかってしまいますが、一気に5本を引き締めてしまうよりも、きれいで均等に仕上げることができます。
連続あわじ結びは、つくっているうちにねじれてきてしまうことがあります。
その都度、ねじれを直すように形を整えながら作りました。
■あわじ結びとは?
「あわじ結び(淡路結び)」と呼ばれる水引の結び方ですが、「あわび結び(鮑結び)」や「あおい結び(葵結び)」という呼び方もあります。
どの呼び方をしても、結び方は同じで、結びきりの結び方になります。
結びきりとは、一度結んだら解けない結び方のこと。
「二度と繰り返さない」という意味が込められており、結婚などの一度きりのお祝い事や、不幸ごとといったときに使われます。
あわじむすびも、慶事にも弔事にも使われる結び方です。
不祝儀の場合は、地域や宗派によって「白×黒」「白×色」「黒×銀」「銀のみ」「白のみ」といった色が使われます。
白×黒のヘアアクセサリーもモノトーンで素敵ですが、水引の使われ方を知ると、こうした配色は避けたほうがよさそうだと個人的には思います。
今回使用した水引はピンク色を基調にしていますので、日常でも安心してご使用いただけます。