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レジンでつくる雫型のピアスとヘアピン

2021-02-12 14:52:39 | 日記
今回は久々にレジンをやりました。レジンには2種類あるとご存知でしたか?
1つはおなじみのUVレジン。もう1つはエポキシレジンです。
今回は、UVレジンを使って、雫型のピアスとヘアピンを作りました。
中にはブルーのカスミソウと貝殻をメインに封入。遊色がきれいなラメフレークもいっしょに閉じ込めました。
小さな雫の中に海の中のワンシーンがあるような、そんなピアスとヘアピンのセットです。

■材料

UVレジン液
UVライト
シリコンモールド
ピアスパーツ
ヘアピンパーツ
花材
ラメフレーク
貝殻

■作り方

1.花材はシリコンモールドにおさまる大きさにカットします。
花びらを傷つけないよう丁寧に…。
カスミソウはピンセットで花の部分の形を整えます。
2.少量のレジン液を流し込んだシリコンモールドに、前面にもってきたいものを先に入れます。カスミソウと貝殻を入れました。

3.レジン液を足し、あじさいやラメフレークを入れます。
爪楊枝で微妙な配置を調整。
4.水泡を表現したいため、今回は気泡はぬきません。
(気泡をぬきたいときは爪楊枝でつぶすように抜くと良いですよ)
5.UVライトで硬化します

6.しっかり固まっているのを確認してからモールドから外します。
7.どうしてもバリがでてしまうので、ヤスリできれいに整えます。
8.ピアスパーツやヘアピンパーツにレジン液をぬり、接着。
9.UVライトで硬化したらできあがり!

■特徴
UVレジンは、1剤だけで仕上げられるレジン。UV(紫外線)に当てることで硬化できます。
厚みの著しいものや、より透明度を求める場合、2剤を混ぜて硬化させるエポキシレジンのほうが向いています。
しかし、エポキシレジンは黄変しやすいというデメリットも。(最近のエポキシレジンは昔よりも黄変しにくいようですが)
今回は小物であることと、封入物が多いことからそこそこの透明度があればOKということで、より黄変しにくいUVレジンを使いました。
UVレジンは気泡ができやすいといわれますが、気泡も作品によっては「味」が出ます。
今回はブルー系の配色×貝殻…と、マリン調のものにしたので、水泡に見立てるのには気泡ができたほうが好都合だったりするのです。

■最近のレジン事情
私がレジンを始めた頃は、UVレジンとエポキシレジンが主流。エポキシレジンよりもUVレジンを手軽に楽しむ人が多かったような気がします。
UVレジンを硬化させるには、太陽光でもよいのですが、太陽光で硬化させる場合は時間がかかります。
雨降りや曇の日が続くと…なかなか固まってくれません。
そこで、UVライトを購入するのですが、最近はUVライトではなくLEDライトで硬化できるレジンもあるようです。
すこし調べてみたところ、LEDで硬化するレジンは2018年頃から発売され、
・硬化時間が短い
・黄変しない
・硬化後にべたつきにくい
といった特長があるのだとか。
ただ、LEDライトはUVライトよりもお値段が張ったり、作品が反り返ってしまうこともあるみたいです。
今回はUVレジンを使いましたが、機会があればLEDのレジンも扱ってみたいと思う今日このごろです。




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