自然のメモ

温暖化定期メモ

温暖化には、最新の情報を出ておりますし、知らないことがまだまだあります。
私も授業を受けてみましたが、最新のデータが出ますので、私の脳内整理を兼ねてまとめていこうと思います。

 

今まで人類は温室効果ガスをどれほど出して来たのか?

今まで人類は、産業革命以来、温室効果ガスを約2兆億トン出しています。

気象庁 HP

IPCC 第6次評価報告書 

気候変動2021自然的根拠解説資料、導入編     より 抜粋

 

 

 


 

世界の排出量は?

 


環境省 HP 報道発表資料 2021年度(令和3年度)の温室効果ガス排出・吸収量(確報値)について 

2021年度温室効果ガス排出・吸収量(確報値)概要 より 抜粋

 

1990年代から、毎年どれぐらい出しているかというと、
こちらのデータでは中国、インド、ロシアが載ってませんが、アメリカと日本の間にありますのは、おそらく皆が知っていると思います。
現在、世界的な排出量

 

 

 


これはなぜ、排出量ー吸収量と言うのかというと、森林や海洋などの自然吸収があるので実際の排出量からその分を引いた量、というわけです。

 

温室効果ガスを排出しても森林や海洋にも吸収されます。

が、その半分以上は大気に蓄積しており、こうして排出されたガスは産業革命以来、年々溜まって、増えてきているというわけです。

日常的にまだ、石油や石炭、ガスを使ってますからね。

 

この吸収されない分を、2030年までに半減、2050年まで全部無しにして、吸収と合わせて実質排出0(カーボンニュートラル)にするのが、世界的な計画です。

 

簡単な温室ガス早わかりイラスト

 

 

これは私が作った図です。

今後、カーボンニュートラル状態になっても、今まで排出した分の蓄積がありますから、温度は上昇し、しばらく(100年ぐらいは)暑い状態が続くと言われています。

森林などに吸収などしてもらうなど、大気中の温室効果ガスが減ったら、温度もまたもとに戻ると言われています。

 

で、現在、どういう状況なのか。

 


気象庁HP

 

WMO 温室効果ガス年報 2022年10月26日 第18号 より 抜粋


「WMO全球大気監視(GAW)計画から得られた観測成果の最新の解析によると、2021年の二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)の現場観測ネットワークによる地上での世界平均濃度は、それぞれ、415.7±0.2 ppm、1908±2 ppb、334.5±0.1 ppbとなり、解析開始以来の最高値を更新した。これらの値は、工業化以前(1750年以前)の、それぞれ149%、262%、124%である」

 

二酸化酸素、メタン、一酸化二窒素のグラフ

 

六フッ化硫黄ほか、フロンほかのグラフ

 

 


 

二酸化炭素が温室効果ガスの半分以上を占めますが、その他のメタン、フロンなども、これらも温室効果ガスと呼ばれているものです。

コロナがあって減っていたのが増えたのでとか言われていますが、見事な右肩上がりですね。これが下向きになって来ないといけません。

 

このまま、削減0になる、やったけど中途半端、ほとんど放置したという、おおよそ三つのパターンが下図。

 


気象庁 HP

IPCC 第6次評価報告書 

気候変動2021自然的根拠解説資料、導入編     より 抜粋

 

 

 

 


 

図の中の排出量は、GHG(温室効果ガス)です。今の世界の排出量が(現在トータルで330憶トンぐらい)もしも800憶、400憶、0の排出をする世界だったら?という話です。タイプは、削減する、中くらいする、化石燃料に依存し続けるで、ちょっと分かりにくい例えですが・・・

 

この図では、簡略に示されていますが、IPCCの報告書の図など見ると、35度以上の日が一年のほとんどを占める地域がほとんどになり、日本より下の地域は今とは過酷な世界に様変わりしていました。その暑さは、日本も例外ではなくなります。

今も4月頃から30度近くなって来て、気温の高い日が増えています。これが35度以上の日が増えて来るというわけです。

 

 

で、何をしたらいいかと言うと、身近な我々が出来ることと言えば・・・

テレワークにする
公共交通機関を使う
食品を無駄にしない
エコカー
節水
節電
服を無駄にしない、リサイクルポストへ入れる
プラゴミに注意し、買わない、使わないようにする(量り売りを選択、マイ容器持参)

など。

これは環境省のHPへ行くと、一番先に出て来ることです。これならもう実戦している強者もいるかもしれません。しかし人間、何か行動すると常に怪我や事故があるものですから、まずは怪我もそうですが、資金面なども含めて、まずは気を付けて、行動をするようにお願いしたいと思います。


これから、環境省は個人でも何かやるようで、「デコ活」という愛称を決定しました(何か・・・ひと昔前のギャル用語みたいな)
ので、環境省が何を呼びかけるか、我々は注目すべきところでないかと思います。



今後は、身辺のものは自然素材のものに変わるでしょうね。(おそらく)
自然素材の生産
加工会社
その後のリサイクル用途での利用、加工会社

が必要とされるのでないかと思いました。

こうした自然素材の農地が増えたら、農業放棄地の利用にもなりますし、里山海の自然再生、多自然川づくり、草原再生などとつなげていけたら、良い流れになるのでは?と思いました。

 

まあ、温暖化ビジネスと言いますが、日本は給付金詐欺、年金詐欺などが出る国です。

これから温暖化により工事したり、製品が生まれたり、変化が来ると思いますが、そこに付け込んで売りつけようとしたり、嘘を言ったり、騙したりする悪い商売をする人らには、気をつけていただきたいと思います。

 

いろいろ問題まだまだ未解決で、一回で書ききれないことですし、最新の知見もでるので、また温暖化について書いてみたいと思います。


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