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疾風怒涛のUターン日記

  Uターンした町で、コロナの嵐に巻き込まれ町の課題解決の活動に関わる事になった日々を書いていきたいと思っています。

涙とともにポンデケージョ

2025-04-28 09:55:59 | 日記


 4月から新しい仕事につき、新しい職場で働いています。

 これまで、教員の授業や担任としの仕事以外の校務の多さなどについての記事をよく見ていました。他人事のように、大変だな―と思っていました。

 さて。自分がそこに飛び込んでみると・・・あぁ、私は言葉を理解できない「外国人」なのだと、つくづく思いました。引継ぎもない仕事の分担、右も左もわからない、同僚に聞いても回答がない、回答があってもたった一言で、その意味がわからない・・。何をしていいのか、何をすべきなのか、最後の最後まで振り回され、ものすごいストレス感じました。
 授業の工夫、生徒や保護者とのやりとり、そのことについては責任が持つのですが。
 
 そして、先日土曜日、やっと、PTA総会が終わりました。
ギリギリまで、資料の差し替えがあったり、昨年の会場準備図もない中で、さっぱりわからない会場準備をしたり・・細かいタイムスケジュールを作ってあいさつ文を作ったり・・。あぁぁぁ。不毛な消耗!!
 
 そんな日々。夜遅くかえってくると、玄関にポン デ ケージョ(ポルトガル語を訳すと、チーズパンになります。)が置いてくれてあったり、ブラジルに一時帰国した人がお土産を置いてくれていたり。
 
 私がどこを向いて、誰のために、何をするのか、改めて、自分の弱った心を励ましながら、確かめながら、夜中に、ブラジルのお菓子をいただくのでした。
 
 このことだけは、忘れないように、流されないように。右から左へ受け流してもよいことと、決して忘れてはいけないことをの分別をつけられるように、少し大人になって、あきらめずにやっていく。

 そう思いながら、夜中に食べるポンデケージョは、本当に心にしみわたりました。
 
 ★このブログが閉鎖されるので、並行して、同じブログを書いています

新ブログは「はてなブログ」でURLを貼っておきます。「共に暮らす」というようなテーマのブログとなります。


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ブログの引っ越し

2025-04-19 08:32:38 | 日記
gooblogの閉鎖に伴い、ブログの引っ越しをしています。
データの引っ越し中ではありますが、こちらの方に初投稿してみました。
まだ慣れていなくて、さっぱりしたブログになってます・・・

よかったら、読者登録をしていただけたら幸いです。

https://diversity-inclusion.hatenablog.com/

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ブログ移転の手続き中です。

2025-04-17 09:09:12 | 日記
  長い間、書かせてもらってきた、このgooblog が閉鎖されるということで(11月に)今、引っ越しの作業をしているところです。

 最初は、家族や身内に向けて、生存報告のような形でひっそりやってきたのですが、少し、読んでくださる方が広がって、本当に有難いことだと思っています。

 それで、引っ越すなら、早く引っ越して、入力方法に慣れておきたいな‥と思って手続き中です。引っ越しが終わったら、またお知らせをしますね。

 4月から、職場を変え、さらに、休学していた大学院に復学して、さらに、代表をしている団体の活動がさらに責任を帯びるようになって、正直なところ、これでやっていけるのだろうかと不安になることもあるのですが、できるだけ、気分転換もしながら、やっていこうと思っているところです。

 そんなさらなる波乱万丈な日々を、引っ越したブログでお知らせしていきたいと思っています。

  よろしくお願いします。

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怒涛の空回りの一年生

2025-04-13 07:09:15 | 日記
 私には、一度にいろいろなことが脳内に飛び込んでくる「特性」がある。
人の表情、状況、言葉・・・。一度に、脳内に入ってくる。これは私の特性である。

 だから、新しい状況に入ると、どのように身を処してよいのか、わからなくなる。でも体は勝手に動いている。

 そんな私が、新年度から職場を変えた。
 多部制高校の中の夜間定時部である。

 まず、勤務時間が全く異なる。
 13時から21時30分まで。
 17時から生徒たちが登校してきて、20分で生徒たちと一緒に給食(お弁当)
 を食べる。そのあと、清掃をしたりして、すぐに授業が始まる。

 午前中はNGOの代表としての活動がある。

 入学式にはもう、私の特性が爆発して、体が自然に動いていた。
この高校には、外国ルーツの生徒たちが多い。だから、生徒は日本語が理解できるにしても、保護者は日本語理解(特に読む、書くの技能)ができない状況のケースが多い。そんな校内で、校内の掲示はすべて日本語のみなのだ。だから、入学式当日、玄関先で戸惑っている保護者や生徒に目がいく。案内する、他の部の生徒たちも同様に目が行く。体が動く。通訳が必要なケースもあるし、中学の時から支援してきた生徒たちや保護者もいる。体がいくつあっても足りない、そんな空回りを入学式から展開しているのだ。

 どうして、理解してもらえないのだろう。
 言葉が理解できない世界に飛び込んだ経験がないからだろうか。
 この現状の中で、その配慮が、なぜできないのだろう。

 そんな空回りがまた始まった。

 そうしているうちに、高校授業料無償化の申請が始まった。申請しなければ、この制度を利用できないのだ。たくさんの書類が生徒たちに手渡された。  
 この書類を熟読してみたが、私には、理解困難だった。一応、私は国語科の教師である。
 その私が理解できなかった。何を言っているのか、今後、悪例としてやさしい日本語講座で使いたいぐらいの、意味不明な文章だった。
 それをやさしい日本語になおして、5言語に訳してみた。そして、それを使ってもらうように、呼びかけた。使ってくれる人もいるし、そこまでは‥という人もいる。私のもとには、生徒や保護者からのSOSが届いているのだが。
 
 桜が咲いて、異なる世界に飛び込んで、さらに、空回りして、帰宅すると
オノマトペで言うと「バタン・キュー」なのだった。




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なごり雪の朝

2025-03-29 10:02:11 | 日記
 年度末の3月29日朝。窓から外を見ると、なんと雪が降っている。冬用タイヤの交換をそろそろと思っていたのだが、油断ができない。色づいてきた桜のつぼみも驚いているのだろうな。

 さて。桜咲いたら一年生♪と鼻歌を歌いながら、4月1日から新しく始まる仕事の心づもりをしている。

 家から近い県立高校夜間定時制の国語科常勤講師としてスタートを切ることになったのだ。

 そのことを話すと、あれ?農学部出身と聞いていたけど‥と言われたりする。そうなのだ。私は大学を卒業した数年後に、必要があって、国語科教員免許を取得したのだ。その後、日本語教師の資格も取得したのだが。

 もともと、私は文学が好きで、高校時代は何となく「国文科」に行きたいと考えていたのだが、急に、それでは面白くないと、私らしい突然の思い付きがあって大学は農学部を選んだ。
 選んだ学科は、どちらかというと社会学系農学部でインドネシア語やポルトガル語の語学の選択もできたし、開発援助について学ぶことができたので、何とか卒業したのだが・・

 なにしろ、文系だったものだから、大学の授業で行う様々な生物学やら化学概論やらの実験の意味がわからず、何のために、何を求めて、そのために何をするのか・・という事も理解できず、その意味では完全に落ちこぼれてしまったのだ。
 しかし、その学科にいたおかげで1年間のブラジル滞在もすることができたし、そのおかげで、今はポルトガル語を使うことができるようになったので、後悔はしていないが、仕事をする中で、高校の教員免許が欲しいと思うようになり、まだ子どもたちが小さかったが、大学に編入して資格を取ったのだ。

 教員免許を取るために、勉強し、教育実習にも行き、科目試験を受けるために、何度も試験会場に行った(子ども連れで)。
 今のように、オンラインがない時代だったので、隣の県まで行かなければならず、電車に乗り、駅から小さな子どもを歩かせて、試験会場に行き、大学の食堂に「ここで待っていてね」と子どもを置いて、試験を受けたものだった。
 かわいそうに思ったのか、試験時間ではない学生が、子どもの遊び相手になってくれたりして、本当に有難いと思ったものだ。

 小さいのに、文句も言わず、駅からの道のりを一生懸命歩いて(多分、抱っこしたりおんぶしたりもしたのだろうけれど)ついてきてくれる我が子のために、絶対に試験は落とせないと思って頑張れたのだ。
 だから、この時、子どもに対して「もう一生分の親孝行はしてもらった」と思ったものだ。試験日に熱もださず、遠い駅まで歩いて電車に乗って、そこからまたたくさん歩いて一緒についてきてくれて、私に試験を受けさせてくれる、そのことだけで、本当に有難かったのだ。
 
 そうやって手にした免許だったので、今、それを生かせることが、とてもうれしいと思うのだが・・。こんな私でも、いくつかの高校講師のお誘いの電話をいただくことになったのは、おそらく、深刻な教員不足‥特に、定時制などの時間的に不規則な学校勤務をする教員が不足しているということなのだな、と実感した。

 なぜ、定時制高校??というお話はまた。

 新入生オリエンテーションの日には、通訳者として学校内を走り回りました。そういうわけで、桜咲いたら、新しい仕事に入る一年生になります。

 そして、給食は、生徒と一緒に17時からお弁当を食べることになります。
 ♪給食はうまいかな??♪



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