山根基之 美術館

2022-05-23 22:42:00 | 日記
🖼ユーザーが未発見の素晴らしい絵画を発掘すべく、美術館を訪れ、役立つ情報を提供するブログ

📹スコットランド国立美術館の名画特集


🎈注目すべき画家・名画
〜18世紀を代表する英国の巨匠編〜
①ジョシュア・レノルズ
英国屈指の肖像画家である。
1753年よりローマに滞在、古典作品を織り交ぜた肖像画のスタイルを確立した。
1758年ロイヤル・アカデミー創設に携わり、1768年に初代館長を務めた。

代表作:ウォルドグレイヴ家の貴婦人たち
1781年の作品。
ファッショナブルな白いモスリンの衣装に、手芸にいそしむ3姉妹を描いている。
ヴェネチアやフランドルの巨匠の影響が観てとれる。
三姉妹の、大叔父である評論家のホレス・ウォルポールの依頼により描かれた。


②トマス・ゲインズバラ
レノルズと並び称される英国の肖像画家。
1740年故郷である英国北東部のサフォークからロンドンに移住。陽の目を見たのは、晩年に英国王室御用達の画家になって以後(1774年)である。

代表作: ノーマン・コートのセリーナ・シスルスウェイトの肖像
1778年の作品。
貴婦人のスカートは、素早い筆致で、複雑かつ立体的に描かれ、艶やかな素材感が見事に表現されております。


〜19世紀を代表する英国の巨匠編〜
③ウィリアム・ターナー
英国出身で数少ない世界的にも名声を得た風景画家
1802年、最年少でアカデミー会員になる。
1819年にイタリアを訪れ、大気や光の効果を追及した風景画の技法を習得する。

代表作: トンブリッジ、ソマー・ヒル
1811年の作品
空を描けば、ターナーな右に出る者はいないとまで、言われた当代随一の風景画の技法を活かした作品である。
空の色を青・白をベースに陽光の薄い黄色を取り込み絶妙なバランスで配色し、語らずとも季節・時間を観る者に理解させる。


④ジョン・コンスタブル
生涯英国に留まり風景画を極め、ターナーに匹敵する陰の実力者。英国の田園風景を描きつづけた。

代表作:デダムの谷
1828年の作品。
コンスタブル円熟機の作品である。
英国の田園風景につき、あるがままの自然を描いている。本作は、ロイヤル・アカデミーに出品され、翌年アカデミー会員に選出された。


感想:
山根基之が今話題の美術館を巡り、オススメの名画を
お届けするシリーズいかがでしたでしょうか。
レノルズ、ゲインズバラ、コンスタブルは実力を兼ね備えながらも、日本ではご存知ないユーザーもいらっしゃると思うので、今後注目してみてください!


執筆者:山根基之、2001年生まれ、愛媛出身。
世界中の美術館・名画を探索し見聞を広め、感動体験をユーザーに提供し、一緒に学んで行きたいと思います





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