ダブル介護の憂鬱

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名前が出てこない?

2024-06-11 21:12:30 | 日記
今日は時間給を取って父の病院へ面会に。

ガラケーの通話の音量を上げるにはどうすればよいか?
株の配当金の受け取りの手続きをしてほしい。
選挙の投票が病院でできることがわかったので心配しないでいい。

などなど、淡々と事務的な話が多かった。

ただ一つ気になったのが
例の庭問題で「植木屋さんを頼むことにしたけどいいかな?」と聞いた時
「任せるよ」と。さらに
「〇〇ちゃん(私の名前)と、えーと、、、Mくんに任せる」
「え? M?」(Mは息子の名前)
「あー、いや、Mくんではなく、〇〇ちゃんの連れ合いの、、、」
「ああ、Yね。」

お父さん、夫の名前が出て来ない?
え、大丈夫かなあ?

家に帰って、当人の夫に話すと
「まあまあ、細かいことは気にしないって」

しばらくして父から電話がかかって来ました。
「どうもボケてきていけない。Yさんの名前が出て来ないなんて。ごめんな」

ああ、よかった。
Yの名前、覚えていた。
「気にしないで」と答えた。気にしていたのは私の方だったけれど。

亡くなった義母が、認知症が進んできた頃
自分の息子である夫に「お名前は?」と聞いていた。
「お母さん、Yですよ。」と私が言うと
「結構なお名前で、、、」
「お母さんが名前をつけたって聞きましたけど?」
「あらそう? どうして?」
「だって、お母さんの息子ですもの」
「え? 私の?」

またある時は
施設の夏祭りで
夫が義母と会食に参加していると、義母が同じテーブルの入居者の人に
「弟ですぅ😄」
と紹介したという、、、

確信を持って「弟」と言ったり
名前どころかその人の存在自体を忘れているのが認知症で
名前が出て来ないのは認知症ではなく、物忘れ。
かな?
そう考えることにした。
くよくよ気にしても仕方がないものね。

今日は、名前が出て来ない 件でした。
今日もお疲れ様。誰に言ってるの? 自分に、かな。





空き家の問題

2024-06-10 21:33:15 | 日記
空き家というわけではないのだけれど
父が入院、母が入所で、実質空き家状態の実家。

人が住まないと、何となく建付けが悪くなってる?
雨戸を開ける時、窓のサッシを開ける時、固いんだけど。
前はスルスルッと開いたよね?
って、それ何年前?

この間、実家の2階に上がったら
何やらピーチクパーチク賑やかで
え、え、え? まさかのムクドリ?
いや、普通にムクドリだよね。あ~~ヤラレタ・・・

その翌々日
お隣さんの幼馴染から、line。
「2階の屋根の下に大きな穴が空いているよ。タヌキとか動物が住み着いたら大変だから、ふさいだ方がいい。」
もう一度見に行った。
動物が入り込むほど大きな穴ではなかった。
それに、あんな高いところにタヌキやハクビシンは来ないよ!
動物ではなく、鳥だね。鳥。ムクドリ。
そのムクドリも、この日は声がしなかった。

そうは言っても穴はふさがないと。
高所作業になるから、業者じゃないと無理だよね?
知り合いの業者なんてないし、かと言って知らない業者はなんか怖いな・・・
どうしよ・・・
ふと思いついて、お世話になっているコープのハウジング事業に問い合わせてみた。
翌日、さっそく電話あり。
野鳥が巣を作っている場合、鳥獣保護法違反になるから、作業はできないって。
チ~~ン! 万事休す。
鳥の巣立ちが確認できてから、改めて依頼することにした。

間を置かず、またまた幼馴染からline。
ちなみに、この幼馴染は厳密にいうと隣に住んでいるわけではない。
彼女の母親と弟君夫婦の二世帯住宅なのだが、彼女はごく近くに住んでいる。
かなり押しが強い。私より1歳上で、子どもの頃の力関係がいまだに続いている感あり。
親分肌・姉御肌で悪い感じの人ではないのだけれど、逆らえない感じ。

さて、幼馴染が言うには
植木と草がかなり伸びているから、刈り取った方がいい。
枝が道路側に伸びているのも、よくない。
お金がかかってしまうが、職人を入れたらどうか?
自分の家に来ている業者に見積もりを頼もうか?

ここで、業者を頼んでしまうのは、やめておくべきだろうと思った。
これからも、その関係は続いてしまうからね。
「今度、様子を見に行きますね」
と、雲をつかむような返事を返す。
「よろしくお願いします」というスタンプが返ってきた。
悪い人ではないのだけれど・・・
なんかいやだな。

週末に実家の庭を見に行った。
確かに、下草はかなり伸びていた。
低木もそれなりに勢いを増している。急にね(言い訳がましいけれど)
なにか言いたくなるのはわかる。

でもさ、道路に伸びている枝っていうのは、それほどでもないし。
なんなら、お隣さんの枝も同じくらい伸びてるし。
さらに言えばお隣さん、道路にはみだして、プランターをいっぱい並べているし。
お隣さん、容積率いっぱいいっぱいに建ってるし。
(うちは、建物に対して庭の面積もまあまああるの。)
あ、このくらいでやめとこ。

業者を手配することにした。
また、コープ経由。
本当はシルバー人材センターがよかったのだけれど、来年の1月まで予約がいっぱいだという。
で、今日、業者が見積もりに来た。
私は仕事なので、夫が立ち会ってくれた。
見積もりの値段を見て、びっくり。
いやもう、びっくりを通り越して、なんていえばいいんだろう?

24万円!

あ、普通?
私が世間を知らなすぎ、かな?

低木が39本。1本4000円。これだけで15万円近く。
それに下草刈。機械刈と手作業の両方で数万円。
ゴミ処理代で約4万円。
そして、消費税。

自分でできないようなことを頼むのだから、そりゃ高価になるよね。
でも、24万円は無理だわー。
絶対無理。どう考えても無理ですよ。

「5万円くらいで何とかならないかしら。」
と言ったら、
「そりゃ、無理ってもんでしょ。」と夫。
10万円で何とかできる範囲で依頼してみるかって話になりました。
さて、どうなるか。

空き家問題(空き家状態家屋)恐るべし。
そして、空き家問題にもまして悩ましいお隣さん問題。

やっぱり結局はお金の問題?

やっぱりお金の問題

2024-06-04 17:15:13 | 日記
今日は午後から休暇を取って父の病院へ。
父のリハビリを見学し、主治医の先生と面談。その後、父の今後についてソーシャルワーカーさんと相談。

父の入院の期限、150日が7月半ばです。いよいよ先のことを考えなければならなくなりました。

父のリハビリの様子を見ての感想は、少しではあるけれど、良くなっているということ。
ロクボクの前でつかまり立ちができるようになりました。
手すりに掴まって、介助を受けながら歩ける。
ほんの数メートルですが、以前には全くできなかったこと。
嬉しかったのは、言語聴覚士さんが、時々父と将棋を指していると教えてくださったこと。
すごくお強いですねと、驚かれました。
計算問題もカンペキです、と。

父は将棋の指導員の資格を持っており、倒れる直前まで、児童館の将棋教室で毎週土曜日に小学生に教えていました。
高校の数学の教師だったので、数には強いはず。

持っていた力が、まだあると知って、嬉しかった。
将棋を指したことが話題になった時は、父の顔に笑みがちょっとだけ浮かびました。
鼻をちょっとだけ膨らませた得意そうな顔に、見えなくもなかった。
お父さん、その調子!

主治医の先生にもお褒めいただきました。
脳梗塞の再発もなく、脳の画像もきれい、らしい。
身体能力的には、まだまだリハビリの道半ばで、先が見えないけれど、
医学的には良い経過らしい。
まずはよかったと思うべきなのかな。

さて、父の今後の話になりましたが、
父の希望を聞いたところ
「リハビリを続けたい」
「寝たきりにはなりたくない」
シンプルでもっともだと思う。
自宅に帰るのは現実的ではなく、常に人の手があって安心な場所がいい、とのこと。
それは、老健かな?

父が疲れてしまったので、このあとはソーシャルワーカーさんと二人で話をしました。 
ソーシャルワーカーさんの日々の感想だと、父は常に母のことを気にかけているそうで
「本当に深い絆で結ばれているご夫婦なんですね」
ちょっと珍しいくらいその絆は深い。
四六時中、父の頭の中は、母のこと。
母のことが心配。

なので、「お母様と同じ老健もありかと思います」
それは私もチラリと考えたのだけれど。
「ただ、★★(母の老健)は、今、個室しか空いていません。」
個室だと、なんとなんと27万円。
えっ? に、にじゅうななまんえん??

完全にノックアウトです。
男性のベッド数はどこも少ないそうで、多床室は、少ないパイの取り合いになるのだとか。
父の入院している病院と廊下で繋がっている老健も同様。空き無し。

★★の個室に入所して多床室が空くのを待つか

最初から多床室にしぼり
★★は諦めて
市内の老健を探すか
見つからなければ市外の老健を探すか

どうしますか?

費用の工面からいくと
月27万は論外ですが
1〜2ヶ月待って多床室に移れるならば、それはありかと。
リハビリをするにあたりモチベーションは大事だから、父の希望になるべく添いたい。
(父は、母と同じ所に行けるものなら行きたいと言っていました)

もし★★に行けたとしたら
父はどのくらいいられるのか?
3ヶ月経ったら、別のところへ行かなければならなくなるのか?

そんな疑問をソーシャルワーカーさんに投げかけたところ
父の場合、要介護4なので、特養を勧められる可能性は高いとのこと。

特養かあ

特養っていうと
偏見だったらごめんなさい。
認知症の方が多くて、寝たきりに近い人も多く、あまり活気がないようなイメージを持っていて
父は、ちょっと違うかなと思ってしまう。
もう少し、刺激があって、リハビリできるところがいいかなあと。

有料老人ホームはどうだろう?
夫婦で入れる有料老人ホーム。
近くにあって、実はパンフを取り寄せてみた。
二人で1ヶ月 36万円。

経済状態から言うと
かなり貯金を取り崩すことになるが
貯金って、なんのため?
取っておくものでもないよね?
いよいよ寝たきりになったときよりも、今、使うほうがいいのかな?
でも、貯金が底をついたらどうしよう?
油断してると、それはあっという間に。

結局は、お金の問題になるのでした。

ソーシャルワーカーさん
★★に相談してみるとおっしゃってくださいました。
果たしてどう出るか?

母、いろいろ面倒をかけているからなあ。
ラプンツェルだしハムスターだし。
やや、心配です。


おむつの問題

2024-06-01 20:58:50 | 日記
もっと気の利いたタイトルにしたかったけど、思いつかない。おむつの問題。

今日は父の病院へ。
かねてより父は、病院でのおむつ交換について心を痛めており、時に「人権蹂躙だ!」という怒りであったり、「情けない」という嘆きだったり。私に電話をかけてきても、最後は「うんちとおしっこのことで頭がいっぱいだ」という
話になる・・・
「うんちまみれでほったらかしにされているなんて、人権蹂躙だ!」という。

なんのこっちゃと思うでしょう?
始めから説明しますね。ちょっと長くなるけれどお許しを。

脳梗塞で左半身が麻痺している父は、ベッドから起き上がることも寝返りを打つことも難しく、おむつを余儀なくされていますが、認知機能はしっかりしています。そんな父にとって汚れたおむつを当てられたままにされていることはとても不快で、この上なくプライドが傷つけられることでもあるのです。

排泄をしたらすぐに取り換えてもらいたい。ナースコールを押してその旨を伝えると「ちょっと待って」と言われる。
いつまでたっても来ないこともある。
ある時は、おむつ交換の時に、ある看護師に悪意のある表情で対応された。こんな病院にいるのは耐えられない。死んでもいいと思うことがある・・・

父の思いつめたような訴えは日に日に強くなり、いったいどうしたものかと病棟の看護師さんに状況を聞いてみたところ、ややイラッとしたような感じで説明され、もしや父が苦手な看護師さんとはこの人のことか? とも思ったりして。

そうは言っても病院の言い分ももっともで
おむつ交換は決まった時間に順番に回っているので、特定の人だけに特別に対応することは難しい。
使うおむつの枚数(入院のおむつセット)の上限が決まっているので、それ以上に頻繁に交換することはできない。

まあそうだよね。
でも、この看護師さん、なんか、違和感。うんざりしたような感じが。
忙しい現場で優しさを求めるのは無理なのかなあ。
面倒な患者さんと思われているのかなあ?

「死んでもいい」と思うほどつらいのは本人にしかわからないのだろうな。それでも、少しでも窮地を脱出させてあげたい。
病院のソーシャルワーカーさんに相談したところ、父のところに何度も足を運び、気持ちを聞いてくださり、病棟の看護師長さんにも掛け合ってくださいました。
このソーシャルワーカーさんは、以後、父が大きな信頼を寄せることになります。
なお、看護師長さんは、母がかつて入院していた時にも、寄り添ってくださった方です。

病棟で話し合われた結果、
おむつ替えについて要望が強く意識をしっかりしている父については、できるだけこまめに対応していきましょう
ということになりました。(ありがとうございます)
ただ、おむつが足りなくなるという問題があるので、ご家族が尿取りパッドを買って持ち込んでほしい。
それであれば、対応します。
という提案が示されたのでした。

それが先週の金曜日の面会の時。
翌土曜日、母の老健に入所の手続きをしに行った帰りに(母の老健と父の病院は、経営母体は異なりますが、ごく近くです。)早速届けました。
ところが火曜日の面会の帰りにテープ止めの部分が肌に当たって痒くなるとのことで、別のタイプのものを持ってきてほしいと言われました。
ドラッグストアで買える。店員さんに聞けばわかるからとのことでしたが、病院の帰りに寄ったドラッグストアの店員さんは「ここにあるものだけです。」と心もとない返事。
果たしてこれでいいのか?と迷いながら購入し、翌水曜日、夫に届けてもらいました。
その日の夕方、病院から電話があるも、取り損ね
木曜日に再び電話をしたところ、新しく届けたパッドは、吸収量が少ないので使えないとのこと。
(ちょい漏れタイプでと言われたのになあ・・・)
見本を用意するので取りに来てほしいと言われました。
金曜日は仕事終わりが遅くなるので、パス。
そして、今日。

今日は久々に家族がそろう休日なので家にいたいなあ・・・・・と思ったのだけれど
病院が精いっぱいの譲歩をしてくれているのだからなあ・・・とか
そもそも、父のストレスは「おむつ問題」で、「頭の中はうんちとおしっこでいっぱい。」と父はいつも言っているなあ。一日も早く解決してあげたいなあ・・・
そんな思いに駆られ腰を上げました。

看護師長さんは、丁寧なメモと見本のパッドを用意して下さっていて、それを説明しながら手渡して下さった今日の看護師さんも、感じのよい方でした。
メモと見本を手に、「今日こそ解決するぞ!」と近くのドラッグストアに飛び込んだのですが、該当の商品はなく、
自信のないまま類似品を購入するよりも、これはもう同じ商品をamazonでポチった方が確実だろうと考え、すごすごと家に帰りました。

家に着いたら、ちょうど12時。ああ、午前中は久しぶりにちゃんと家の掃除をしようと思っていたのに・・・。
でもやっぱり「おむつ問題」は最優先事項だったよねと、自分に言い聞かせたのでした。

「おむつ問題」
命にかかわることでも緊急案件でもありませんが、
本人にとっては、尊厳にかかわることです。
私だって、一日中寝たきりで、誰かのお世話にならないとトイレに行けないとしたら辛いです。それも、異性の(私なら男性の)看護師さんにお世話になるのだとしたら、たまらなく恥ずかしいです。しかも、一日に何度も、です。
看護する方とされる方と、見方を反対にすると、別のものが見えてきます。
父が、自分でトイレに行けるようになったらいいのにと、切に思います。
そうならないかなあ。

「たかがおむつ問題」では済まされない。「されどおむつ問題」というのも違う気がする。

ちなみにポチッた尿取りパッドは
ディスパースのアクティブスーパー
同じくディスパースのサラサラスリム
でした。


希望は持っていよう

2024-05-28 21:56:30 | 日記
今日は仕事帰りに父の病院へ面会。
厳密には1時間休を取って病院へ。
この病院、面会時間が14時30分から15時50分までの間に受付。10分間。平日のみ。
いったい病院は誰のため?と言いたくなってしまう。
患者様のため? 百歩譲っても、患者様のご家族のためではなさそう。
病院の運営上の都合だな。
お陰で、父との面会をする度に時間休を取っている。

愚痴はこのくらいにして
今日の父は、テンションが低かった。
会った瞬間から悲しそうな顔をしていた。

「お父さん、来たよ」
「うん・・・」

会話が続かなかった。
「今日は、僕の今後の身の振り方について〇○(私の名前)ちゃんの考えを聞かせてほしい。」
自分からは話すことは特にないといったニュアンス。
6月4日に、ソーシャルワーカーさんや主治医の先生に同席してもらって、退院後のことを話し合うことになっている。それを気にしているのね。

「お父さんは、ベッドと食事が保障されて、身の回りのことを助けてくれる安心な場所がいいって、このあいだ、言ってたよね?」
「うん」
「私もそれは賛成だよ」
「家に帰るのは無理だと考えている」
「今は無理だね。でも、私は諦めていないよ。リハビリしたら今よりよくなるんじゃない?」
だよね? 白々しく聞こえていないよね。諦めていないというのは、本当だから。

「お父さん、病院でテレビ見る?」
先日病院から、テレビカードをやめて、1日300円で見放題に方式が変わったというお知らせが来たので。申し込むかどうか、思案してたから。
「見ない。テレビは角度が悪いんだ。寝ながら見るのは疲れる。電話をするのも、うまくできない・・・」
ガラケー、片手で操作は難しいよね。

「僕は、〇〇〇(母の名前)のいる⭐️⭐️(老健の名前)に行きたいと思っているけれど、希望は言わないほうがいいと思う。」
「確かに、それは難しいかもしれないけれど。でもお父さん。希望は言っていいのよ! 希望は言わなくちゃ。それが可能かどうか決めるのは相手だけれど、希望は言った方がいいよ。」
「わかった。希望は伝えよう。
ところで、〇〇○(母の名前)はどうしてる? 瘤を取るのはやめたんだよな。」
「お母さんは⭐️⭐️で、大切にしてもらってるよ」
「かわいそうになあ、、、、」
突如号泣し始めた父。
困ったな、、、
リハビリのsさんが、ティッシュを持ってきてくれました。優しい。
この方のことは、父もとても心の支えにしていて、何度もお名前が出てきます。ありがたいことです。

帰り際に、sさんに
「今日は、父のテンション、上がらなかったです」
と言ったら
「直前のリハビリがね、上手くいかなかったんです。40秒、ご自身で立つことができたんですが、その後、一歩が踏み出せなくて。まるで赤ちゃんだなと、しょんぼりされていました。」
うーーーん、、、40秒立てたのはよかったと思うけれど。
真面目で努力家で、努力することで人生を切り開いてきた父だから、成果が上がらないのは辛いのだろうなあと、想像します。

テレビの角度が悪いなら、直してあげたいな。
電話がかけられないなら、携帯を持つのを手伝ってあげたいな。
一緒にいればできるのにね。
在宅介護って、それが可能なんだよね。
「在宅は無理」とか言ってしまっていてごめん。
でも、無理だよ、、、
仮に仕事を辞めて介護に専念したとしても、難しい。
身体介助、できないよ。小柄な母の介助ならまだしも。
父は自分で起き上がること、できないし。
それと、異性の親の排泄の介助に抵抗が。ごめん。

これは、言い訳なんだろうか。

でも、私は諦めていないから。
お父さんが家に帰ること。
もしかしたらありかなと、思ってる。
希望を持つのは自由だよ。
希望は持ったほうがいい。たぶん。