蒸米①の記事の続きです。
大釜に点火いた後はしばしの休憩時間で朝食をとります。朝から労働したのですっかり腹ぺこです。お袋と姉貴の朝ごはんでエネルギー補給です。普段の私は通勤する時間です。実家のごはんはうまい!普段は帰らないからそう思うのかも。
朝ごはんを食べながら、NHKの朝ドラ見てる時間になると、甑(こしき)の頂上の布が膨らみ蒸気が沸き上がってきました。釜が大きいゆえにその情景は火山を彷彿させます。
蔵の中庭に出ると屋根の煙突からは水蒸気の白煙がもくもくと出てきています。知らない人が見たら「火事だ!」と誤解していまうかもしれません。
バーナーに点火してから一時間以上で蒸米のできあがりです。甑の蓋の布を取ると、湯気の中から蒸米が見えてきます。これだけの量ですので相撲部屋の食事か?と思ってしまいます。これを掘り出すのがかなりの重労働で蒸米掘りはスコップを使ってあたかも工事の作業です。経験とパワーが必要で終わったときはくたくたです。写真は半分くらい掘り出して上段の甑を取ったところです。
掘り出した蒸米を籠のトレイに移してほぐしていきます。この時点でもあつあつなのでまだ触ることができません。でも、炊き立てのごはんみたいなものでおいしそうです。
手に取ってみました。普通のごはんよりもかなり硬いのでつく前の餅米やおこわみたいな感触です(もっと硬いかも)。そのせいか米の形がはっきりわかります。手に付いた蒸米を時々つまみ食いしてしまいます。(爆)
ほぐした蒸米をさらに手でほぐして冷ましていきます。今では弁当屋などで使われるビニールの手袋があって便利なのですが、素手でやってたころはお米の成分がベトベトするので指先に付いて爪の周辺がさかむけになたりして荒れたりしてたようです。まだ6歳の姪っ子も手伝ってくれています。
手作業だけでは蒸米の放冷に時間がかかるので電動ファンを使って外からの冷気を送風して蒸米を人肌程度になるまでさましていきます。単純作業ですのでお喋りに花を咲かせています。「この前のキムタクの番組がねー」ってか?
こうして冷ました蒸米は一部は麹米を作る「麹室」へ。またはタンクに直接くべていきます。
大釜に点火いた後はしばしの休憩時間で朝食をとります。朝から労働したのですっかり腹ぺこです。お袋と姉貴の朝ごはんでエネルギー補給です。普段の私は通勤する時間です。実家のごはんはうまい!普段は帰らないからそう思うのかも。
朝ごはんを食べながら、NHKの朝ドラ見てる時間になると、甑(こしき)の頂上の布が膨らみ蒸気が沸き上がってきました。釜が大きいゆえにその情景は火山を彷彿させます。
蔵の中庭に出ると屋根の煙突からは水蒸気の白煙がもくもくと出てきています。知らない人が見たら「火事だ!」と誤解していまうかもしれません。
バーナーに点火してから一時間以上で蒸米のできあがりです。甑の蓋の布を取ると、湯気の中から蒸米が見えてきます。これだけの量ですので相撲部屋の食事か?と思ってしまいます。これを掘り出すのがかなりの重労働で蒸米掘りはスコップを使ってあたかも工事の作業です。経験とパワーが必要で終わったときはくたくたです。写真は半分くらい掘り出して上段の甑を取ったところです。
掘り出した蒸米を籠のトレイに移してほぐしていきます。この時点でもあつあつなのでまだ触ることができません。でも、炊き立てのごはんみたいなものでおいしそうです。
手に取ってみました。普通のごはんよりもかなり硬いのでつく前の餅米やおこわみたいな感触です(もっと硬いかも)。そのせいか米の形がはっきりわかります。手に付いた蒸米を時々つまみ食いしてしまいます。(爆)
ほぐした蒸米をさらに手でほぐして冷ましていきます。今では弁当屋などで使われるビニールの手袋があって便利なのですが、素手でやってたころはお米の成分がベトベトするので指先に付いて爪の周辺がさかむけになたりして荒れたりしてたようです。まだ6歳の姪っ子も手伝ってくれています。
手作業だけでは蒸米の放冷に時間がかかるので電動ファンを使って外からの冷気を送風して蒸米を人肌程度になるまでさましていきます。単純作業ですのでお喋りに花を咲かせています。「この前のキムタクの番組がねー」ってか?
こうして冷ました蒸米は一部は麹米を作る「麹室」へ。またはタンクに直接くべていきます。