山田の案山子

日々是吉日

絞首刑は残虐な刑罰を禁じた憲法に反ずる? 今更・・・

2013年07月31日 | 時事・ニュース
パチンコ店放火殺人・・・二審も死刑判決
 大阪市此花区のパチンコ店で2009年に5人が死亡し、10人が重軽傷を負った放火殺人事件で、殺人等の罪に問われた無職高見素直被告 (45) の控訴審判決が31日、大阪高裁であった。

 中谷雄二郎裁判長は求刑通り死刑とした一審・大阪地裁判決を支持し、高見被告の控訴を棄却した。

 11年10月の一審判決によると、高見被告は09年7月5日、自宅近くのパチンコ店にガソリンをまいて火をつけ、客4人と従業員1人を殺害し、10人に重軽傷を負わせた。
 弁護側は一、二審で「被告は妄想の影響を受けて居り、責任能力は限定的だった」と指摘。更に絞首刑は残虐な刑罰を禁じた憲法に反すると主張していた。



 控訴は被告本人の意思で行われた事なのか? 
 素直と云う名前を付けた親は泣いて居ろう。弁護士の書いた控訴趣意書を写し書きしたに過ぎぬ作文以下の申し立て書なのだろうが・・・

 今更、弁護士は絞首刑は残虐な刑罰を禁じた憲法に反する? 既に冤罪を立証出来ず憲法に反する絞首刑が執行された人間も少なくはないとも考えられるのだが・・・5人が死亡して居る此の事件に死刑以外の量刑は有り得まいが・・・

 被告は妄想の影響を受けて居り責任能力は限定的だった? 覚醒剤や薬物による妄想なのか? 逮捕時に酩酊状態だったのか?
 昔の事だが、傷害事件で逮捕された人間が酒の上での事で何も覚えて居ないと主張を続け精神鑑定を受けたそうだ。
 如何程の飲酒量で酩酊状態になるかを鑑定する為に婦警が酌や話し相手をしてくれたそうだが、結果は酒乱? 酒が悪いと云う事で釈放されたと笑って居った。

 極悪な犯罪程、精神鑑定云々されるケースが多い。
 盗みにせよ暴行にせよ殺人にせよ、罪を犯す時点で人間は既に精神に異常を来して居るのではなかろうか? 

 つい喝っとして殴ったが為に、ご婦人がお亡くなりになった事を知った少年が自首して出たと報道されたばかりだが、計画性も無く自首と云う事で多少は減刑されるのだろう。

 傷害致死と殺人も紙一重! 殺意を持って暴行に及んでも即死でない限り殺意を否定する事で傷害罪、取り調べ中に死亡すれば傷害致死罪に罪名が変わっても殺人罪は適用されぬだろうと思うのだが・・・ 

 今だから言えるが、前日から殺意を持って或る人間を狙って居た。傷害の罪で2年8月を府中刑務所で暮らしたが、被害者は控訴期限の切れた翌日に死亡した。俺が遣らなきゃ誰が遣る! そんな時代の中でも生きて来た。被害者? 気の毒とか反省等と云う気持ちは今でも全く無い!

挫けちゃ為らない人生が彼の日~此処か~ら始まった♪

2013年07月30日 | 時事・ニュース
故郷の訛り懐かし停車場
 大きな荷を重そうに背負ったお婆さん達の姿が、今も脳裏に浮かんでくる。茨城や千葉方面から東京に野菜等を売りに来ていたのだろう。子供の頃、上野駅に行くとしばしば目にした光景だ。

東京の北の玄関口が、一昨日開業130周年を迎えた。昨年新装成った東京駅よりはだいぶ古い。節目を記念して、寝台特急が発着する13番ホームの発車合図が変わった。「あゝ上野駅」である。

1964年に発売された井沢八郎のヒット曲。集団就職で地方から出て来た若者達への応援歌として、今も多くの人の記憶に残る。くじけちゃならない人生が あの日ここから始まった~♪

此の歌詞を地で行くようだったのが、後の首相、田中角栄だ。34年3月、15歳の少年は郷里新潟を出て上野に降り立った。処が、自伝『わたくしの少年時代』には駅についての記述がない。直ぐにタクシーに乗り、運転手にカモにされた。其の経験が強烈過ぎたのだろうか?

東北線や常磐線等の地上ホームは線路が行き止まりになっている。終着駅らしい造りと雰囲気が旅情をそそる。今は新幹線も東京駅に通じ、通過駅になりかけているが、「ふるさとの訛なつかし停車場」(啄木)の魅力は変わらない。

一時は駅舎を超高層ビルに建て替える計画もあった。バブル崩壊で構想が消え、独特の外観が保たれたのは幸いだった。博物館に美術館に音楽ホール、動物園に不忍池にアメ横。多彩な楽しみに溢れた街に摩天楼は似合わない。


 「あゝ上野駅」カラオケでも好く歌われる唄だ。中学卒業で集団就職列車で東京に出て来た人々は最早団塊世代と云われる時代を過ぎて居るだろう。故郷を離れた頃の事を懐かしみ、此迄の人生を想い出すのだろう。

 今の時代は高校卒業や大卒が当たり前なのだろうが、中卒と同時に働いて田舎に残る両親や弟・妹達の為に仕送りをしていた少年達も多かった事だろうが、今の時代は逆で親からの仕送りで大学に遊びに通う若者達が多い様な気がする。

 カネオクレタノム=金送れ頼む? 金遅れた飲む? 金お呉頼む?
 兄は中学3年の時に教師から高校進学を父に進められたそうだが、家業が理髪店が故に跡取りとして理髪店で奉公しながら理容学校の通信教育を受けて居たそうだが、理容師の道を捨て自分の今後をコイントスで決めたそうだ。

 上野の不忍池の近くのバーテンダースクールに働きながら通ったそうだ。池之端だったのかも知れない。
 其の後、バーテンダーとして働き、金を貯め店を開き、昼間は不動産管理会社で働きながら不動産管理の免許を取得したそうだ。

 今は亡き兄も上野が始発駅だと思ったのだろうか? 胆管癌を患い長い間入院生活の挙げ句、転院先の病院で間も無く手術で他界した。

 転院を知らされた時に親族を集める様にと医者から言われたそうだ。其の時点で若しやと気付くべきだったのだろうが、手術で治ると甘い気持ちで手術室から戻る前に帰宅してしまった事を今でも悔やむ。

 叔父の時もそうだが、人間メスが入る時は死ぬ時だと思う様になった。
 叔父の時には手術の為に輸血が必要だと云う事で従業員2人が一緒に病院迄行ってくれたが、既に手術は終わって居た。此の時は集中治療室で手を握り、兄夫婦は「仕事が在るから俺達は帰るけどお前は?」兄が帰る道中が家の前を通る事もあって一緒に車に乗って帰宅した。

 翌朝、叔父とも飲みに通った飲み屋の女将から「山ちゃん及川さん亡くなったの知ってる?」と電話で尋ねられた。マネージャーに電話をして通夜の場所を知る事になったが、輸血の依頼や入院の時だけ電話を寄越して肝心な事は後回しかと腹が立った事も想い出した。仏・放ってけで他界した人の事は忘れる事にして居る。
 冷たい人間なのだろう、他界した人間の一人も夢にすら出て来ない。







限界集落での孤立と愛犬との絆?

2013年07月29日 | 時事・ニュース
山口の連続放火・殺人事件重要参考人身柄確保の1分後、飼い犬死ぬ
 山口県周南市金峰の連続殺人・放火事件で、1人に対する殺人と放火の疑いで逮捕された無職保見光成容疑者(63)が自宅で飼っていた犬が、26日午前9時6分に死んだ。保見容疑者が山中で身柄を確保された時間の1分後だった。

 犬はゴールデンレトリバーのオス。推定年齢7~8歳で、保見容疑者はオリーブと云う名をつけていた。子犬だった7~8年前、捨てられて居たのを周南市内の女性が保護。里親募集の張り紙を見て保見容疑者が引き取った。

 事件後、容疑者宅に居る犬の姿がテレビで流れ、周南市に「かわいそう」「どうなるのか」と云った声が連日十数件寄せられた。25日、警察、周南市を通じて市内の動物愛護団体が保護。「事件を知らない飼い主の元で穏やかに暮らして欲しい」と別の団体に預けられ、新たな飼い主を探す事になっていた。

 25日午後には元気だった。翌26日朝に調子が悪い様子を見せた為、動物病院に連れて行ったが死んだ。心臓発作だった。



 オリーブは飼い主が姿を見せない不安と警察や報道陣に対するストレスで疲れ果てて居たのだろう。
 飼い主の身柄確保1分後に心臓発作? 飼い主も事件を認め証拠品も出て来て居る様が故、死刑は覚悟して居るだろう。5人の命を奪ったからには死刑以外の判決は有り得まい。

 此の裁判に裁判員として選任され出頭命令書が届く人々も気の毒だ! 同じ集落の人が選任される事は無いだろうが・・・此処でも精神鑑定等と弁護士は言い出すのだろうか?

 何が在っても生きて娑婆に戻る事は無かろうが、愛犬の冥福を心から祈ってやって欲しい。集落では孤立しても、オリーブとの絆は繋がって居たのだろう。

成長していないなら死にかけているんだ!

2013年07月28日 | 時事・ニュース
野党の惨状ー与党を喜ばせるな!
 自分達の立場を分かっているのだろうか。参院選に敗れた野党各党のごたごたを見ると、そんな疑問が拭えない。

 民主党では、海江田代表の続投に異論が出る一方、東京選挙区の公認をめぐる菅元首相への処分問題で、執行部の中で意見が割れた。一昨日の両院議員総会で海江田氏の続投と処分問題にひとまず決着はついたが、党内に不満はくすぶる。

 みんなの党では、党運営や野党再編への考えの違いから、渡辺代表と江田幹事長がお互いを批判している。江田氏と民主党の細野前幹事長は、日本維新の会も交えた再編に前向きだ。これに渡辺氏がブレーキをかける構図になっている。

 一方、参院選で1議席しか取れなかった社民党は、福島党首が辞任し、まさに存亡の淵に追い込まれた。

 自民、公明の巨大与党に対抗するどころではない。野党がこんな体たらくでは、議会制民主主義そのものが機能不全に陥りかねない。

 幹部間の確執や、上滑り気味の再編話にうつつを抜かしている時ではない。野党各党は敗因を虚心に分析し、党再生に向けた道筋を探らねばならない。

 参院選では、民主党が惨敗した。みんなの党や日本維新の会も含め、比較的新しい勢力に不振が目立った。

 振り返れば、93年に自民党が分裂して以来、政党の離合集散が繰り返されてきた。国会に議席を持った政党は、実に30を超える。

 確固たる基盤を持たない新党が生きながらえるのが、如何に難しいか。20年、政界に影響力を誇った小沢一郎氏の生活の党が、今回は議席を獲得出来なかったのは象徴的だ。

 とは云え、長い歴史を持つ政党も、もはや旧来の支持基盤に胡座をかいて居られる時代ではない。

 実際、旧態依然とした自民党への有権者の失望が民主党の躍進を支え、一時は政権にまで押し上げたのではなかったか。

 民主党政権の自壊から、ここ2回の選挙では一転して自民1強体制を生み出した。だからと云って、変革を求める民意の流れは変わらない筈だ。

 「多弱」となってしまった野党が、其れに如何応えるか。理念や政策が異なる中、答えを直ぐに見付けるのは難しい。だからこそ先ずはそれぞれの党の立て直しが大切になる。

 其れ抜きに党内の主導権争いを演じていては、民意は離れる一方だ。与党ばかりを喜ばせては為らない。



  国が貴方の為に何が出来るかでは無く、貴方が国の為に何が出来るか、問い掛けて下さい。
 Ask not what your country can do for you,
 but what you can do for your country.
  ジョン・F・ケネディ

 駐日大使に決まった元アメリカ大統領ケネディ氏の血を継ぐ彼女にオバマ氏は何を託したのだろう?
 ケネディ暗殺の瞬間を初の衛星中継で見たのは50年前の事だったと思う。
 其の時、私は静岡少年鑑別所の独房に居た。独房の窓の隙間からテレビを見る事が許された。初の衛星中継だったからなのかも知れない。

 与党にも野党にも言いたい。
 未熟なうちは成長する! 成熟すれば、後は衰える丈だ!





火罰・水罰・木罰・金罰・食罰・紙罰・・・?

2013年07月28日 | 時事・ニュース
「もったいない」と「断捨離」と・・・
 日替わりの絵が楽しい「しつもん!ドラえもん」は今、環境編が続いている。先日は、水道を1分流しっ放しにすると約12リットルの水が無駄になると教えられた。蛇口をひねれば水がほとばしる便利さは、無駄と表裏一体だ。

先の小欄で「みずばち」について書いたら、幾つも便りを頂いた。「水を雑に使うと水罰があたって水に不自由する」と云う戒めである。或る女性は、水だけでなく「火罰(ひばち)」や「紙罰(かみばち)」があたるから粗末にするなと、親から教えられたそうだ。

農民作家の和田伝(つとう)が戦前に書いた随筆を送って下さった方もいた。随筆には、女中さんの性格は井戸端で水を使わせれば分かる、とある。締まりなく使う者は一事が万事で、味噌でも醤油でも同じだと云う。現代人にも当てはまりそうな、鋭い観察である。

「湯水のように使う」と云う表現に、和田は異を唱えている。田舎の人は惜しげもなく水を使う事はなかった。時は流れて今、日本人は1人1日平均で約300リットルの生活用水を使うようになった。

水から目を転じれば、まだ食べられるのに捨てられる食品が、国内で年に500万~800万トンにのぼると云う。食料の過半を海外に頼りながら、こうも粗末にする国は、いまに「食罰」があたりそうで怖い。

何にしても、物が有限である事への謙虚な畏れを失いたくはないものだ。地球には今70億の人間がひしめく。「もったいない」に通じる「罰」の感覚は、古いがモダンだ。埃を払って磨きたい。


  フィリピンの或る地方では、トイレットペーパーが無いそうだ。と言うよりも貴重品として使われて居ると何処かで誰かに聞いた事が在る。

 トイレの後は川や水道水で洗い流すそうだ。
 トイレットペーパーを高級ブランドバッグから出し、空港やレストランで口元を拭いたり汗を拭く事が帰国後の楽しみでもあるそうだが・・・土産には此のトイレットペーパーを沢山持って帰るのだそうだ。

 水道を捻れば水が出る筈が、集中豪雨と土砂災害で飲料水の確保に間に合わず断水中の地方が在る事を今朝のニュースでも報じて居った。
 逆に猛暑と干ばつで農作物の不作を訴える地方も在る。

 少年時代、天秤棒を担いで水汲みに行った事を想い出す。トイレは新聞紙だった。裏山に小枝や薪になる木を切りに行き、鉈で薪割りをした事も懐かしい想い出でもある。
 家が理髪店であった事から髭剃り用に新聞紙を綺麗に切る事も日課の様なものだった。其のうちゴム製の髭剃り皿が出来た。

 風呂や炊飯は薪だった。石炭や練炭から石油やガスに・・・そして電気へと変わった。
 40年前のオイルショックの時にはトイレットペーパーの買い占めが報じられたが、当時ロール式だったのかは思い出せない。

 「もったいない」分かっちゃ居ても・・・衣食については無駄は無いと思うのだが、金については無駄が多過ぎた。此処で云う湯水の如くに金を使って来た。宵越しの銭は持たねぇのが江戸っ子だと粋がって来た事も今となっては愚痴になる!


一度は自供しながら疑いを持たれた事には反省しなければ・・・?

2013年07月27日 | 社会
元警官不起訴・・・杜撰な捜査何故断てぬ!
 富山市で10年4月に会社役員夫妻が殺害された事件で、容疑者とされた富山県警の元警部補が不起訴処分になった。

 元警部補は昨年12月の逮捕時点では容疑を認める供述をしていたと云うが、証拠や犯行現場の状況と合わない点が多く見つかった。検察は起訴しても裁判員裁判で有罪判決を得るのは難しいと判断した。

 日本の刑事司法では自白偏重の傾向が長く続いて来たが、裁判員裁判の導入後、客観的な証拠をより重視する流れが強まっている。証拠での裏付けが不十分なまま起訴に踏み切らなかった検察の判断は妥当と言える。

 問題は、富山県警の杜撰な捜査である。
 逮捕の決め手としたのは、事件2カ月後の10月6月に出版社に届き、県警が昨年8月になって押収した「犯行声明文」入りのCD-Rだった。県警はデータに元警部補に結びつく情報があったとして、本人が送ったと判断した。

 しかしその後の捜査で、文書作成ソフトのバージョンが元警部補のパソコンのものと異な等の疑問点が浮かんだ。県警幹部は「捜査は適正だった」と言うが、逮捕前の証拠固めが不十分だった事は明らかだ。

 富山県警は02年にも強姦事件で無実の男性を逮捕し、服役させると云う深刻な冤罪事件を起こした。警察庁は、其の検証報告書で「証拠の検討や供述の裏付け捜査が不十分だった」と指摘している。

 今回、その反省は全く生かされなかった。
 殺害された夫妻の遺族は「何故、自供して居るのに不起訴なのか?」「捜査に時間が掛かり過ぎている」と憤る。
 遺族側は近く、検察審査会に不服を申し立てる云う。其の心情は察するに余りある。

 一連の捜査の検証は勿論必要だ。ただ、警察が信頼を取り戻すには真相を解明する以外にない。県警と検察は態勢を一から立て直して再捜査に臨むべきだ。捜査状況について、遺族側に適切な説明をしていく事も求めたい。

 元警部補は別件の情報漏洩事件で執行猶予付きの有罪判決を受け、釈放された。夫妻殺害事件について「疑いを持たれた事は反省しないといけない」と報道陣に述べている。

 懲戒免職されたとは云え、かつては警察官だった。容疑を一時認めた事や、被害者夫妻との関わりについては不明な点が残る。真相解明に向け、知っている事は出来る限り語ってもらいたい。



  結論は如何であれ検察審議会申し立ては妥当だろう。元警部補は刑事訴訟法には詳しい知識が有るのだろう。
 自供が法廷で翻される事は珍しくも無い事だが、裁判員裁判を意識して「疑わしきは罰せぬ?」

 警察は捜査は適正だと言いながら検察は不起訴? 証拠の改竄や隠滅を補助した疑いさえ持たれる。
 本当に身に覚えが無ければ始めから否認するのでは? 元警部補で在れば尚更簡単に自供等せぬと思うのだが・・・鑑定留置中に何があったのか? 自分が殺したのかは判らないと言い出した。

 検察審議会に調書を送るのは警察。検察と警察が自分達の判断を覆される様な新たな証拠を積極的に提出するとは考え難い。
 真実は一つ! 本人のみぞ知る! 天知る・地知る・人が知る!
 釈放後、報道陣に向かって「此の日が来る事を信じて居た」? 大した野郎だよ!
 

死にたかったのも本当ならば生きたかったのも本当だろう!

2013年07月26日 | 時事・ニュース
重要参考人を身柄確保=連続殺人・連続放火の容疑で逮捕
 山口県周南市金峰(みたけ)の民家4軒から男女計5人の遺体が見つかった連続殺人・放火事件で、山口県警は26日朝、同じ集落に住む重要参考人の男(63)を現場から約1キロ北の山中で発見、身柄を確保したと発表した。

 21日の事件発生後、行方が分からなくなっていた。県警は周南署に任意同行。容疑が固まったとして保見光成容疑者を被害者1人に対する殺人と非現住建造物等放火の疑いで逮捕した。捜査関係者によると、容疑を認めていると云う。

 県警によると、捜査員が26日午前9時過ぎ、山道に座っていた人物を発見。氏名を確認したところ本人と認め、抵抗する事なく同行に応じたと云う。
 怪我等はして居らず、自分で歩ける状態で、肌着とパンツを身に着けていたが、靴は履いていなかった。
 凶器とみられる物は持っていなかった。午前11時20分頃、男を乗せた車が署に到着した。

 25日の捜索で、男性物のシャツとズボン、男名義の携帯電話等が発見された。男の家から500~600メートル東にある橋から北東に行った山中の獣道に放置してあった。
 衣類には事件への関与をうかがわせる痕跡が残っていたとみられる。県警は26日朝から其の付近を重点的に捜索していた。

 男は放火殺人事件が起きる数時間前の21日昼に近所の人が見かけたのを最後に、所在が分からなくなっていた。
 自家用車や公共交通機関を使った形跡がない為、県警は山中に留まって居る可能性が高いと判断。約400人態勢で廃屋など身を潜められそうな場所の捜索や現場検証を続けてきた26日は更に数十人増員して捜していた。

 事件は先ず21日夜、男の家の隣に住む山本ミヤ子さん(79)と近くの貞森誠さん(71)の自宅が全焼。焼け跡から2人と貞森さんの妻、喜代子さん(72)の3人の遺体が見つかった。22日昼には同じ集落の河村聡子さん(73)と石村文人さん(80)の遺体がそれぞれの家から発見された。

 司法解剖の結果、5人はいずれも頭等を鈍器のようなもので執拗に殴られて死亡していた。県警は26日午後、山本さんに対する殺人と非現住建造物等放火の疑いで逮捕した。

 県警や住民等への取材によると、男は数年前から近所人達と農作業や犬の飼い方をめぐり、たびたびトラブルになっていた。約10年前には、被害者の1人から鋭利な物で刺され、怪我もしていた。
 自宅の窓には「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」と書かれた不審な貼り紙もあった。県警は、こうした経緯から、男が他の殺人や放火事件についても何らかの事情を知っている可能性があるとみて詳しく調べる。

  朝日新聞『社会』(2013年7月26日)


 身柄確保迄は重要参考人であって、容疑者では無い? 故に逮捕状の請求も指名手配も出来ぬ! 若し逃げて居れば人混みに紛れ込んで逃げ通せたかも知れない。

 逃げたい気持ちと死にたい気持ち・・・既に容疑を認めて居ると云うが、釈放された元警部補の様な事にならねば好いのだが。

 此の事件の被害者ご遺族は納得出来まい。一度は殺害を認め自供して居るにも関わらず被告有利を弁護士が考え出した戦術で釈放されたが、検察審議会に申し立てるのが筋と云うものだろう。こんな馬鹿な話が罷り通って好い筈がない!

放火して煙り喜ぶ田舎者?

2013年07月25日 | 時事・ニュース
連続殺人・放火事件の身元確認に・・・
  山口県周南市金峰(みたけ)で男女5人が殺害された連続殺人・放火事件で、県警が行方を捜している重要参考人(63)が約10年前、今回の事件の被害者の1人から鋭利な物で傷つけられる事件が在った事が、関係者の話で判った。
 此の被害者は傷害容疑で逮捕されていた。県警も此の件を把握しており、今回の事件に関わりがないか慎重に調べている。

 集落の住民等によると、2人は当時、酒を飲んでいて口論となった云う。其の際、今回の事件の被害者が刺し、逮捕され、罰金刑を受けた怪我は軽かったが、2人を知る人物は「この件以来、仲が険悪になったようだ」と話す。

 県警は24日、全焼した民家2軒の焼け跡から見つかった遺体のうち、1人が無職貞森誠さん(71)、別の1軒から見つかったのが無職山本ミヤ子さん(79)と特定した。
 貞森さん方で見つかったもう1人は貞森さんの妻喜代子さん(72)とみて確認を急いでいる。

  朝日新聞『社会・ニュース』(2013年7月25日)


  此の処、毎日報道される此のニュース。
 田舎が故の事だろうか? 初動捜査に問題を感じて為らない。
 警察犬に追跡させれば、速く容疑者に辿り着けるのではなかろうか?

 容疑者の家には容疑者を特定出来るニオイが沢山在るだろう。
 飼い犬には餌をいっぱい置いて行ったそうだが・・・長期逃亡や「あってはならない事」だと前置きして、自殺をも含めた場合には飼い犬を放すのが普通だと、アナウンサーかキャスターかは存知ぬがコメントして居ったが・・・

 2台の自家用車は置いた儘。共謀者の存在さえも考えられる。彼の世とやらに逃げ込んで居るやも知れぬが・・・
 放火して 煙り喜ぶ 田舎者?
 容疑者は速くから此の日を予告して居ったのだろう。警察は何とか出来無かったのだろうか? 村八分にされて居るとの相談に警察が如何対処したか疑問でもある。






世間様ではアベノミクスとか申して居られるそうですが・・・?

2013年07月24日 | ブログ
景気回復も「青天の霹靂」が如く・・・?
  実に天は気紛れだ。昨日は二十四節気の一つ、大暑だった。真昼時、都心ではじりじりと気温が上がり、15日以来の猛暑日に。と思ったら突如、雷鳴が高く轟き、景色が真っ白に煙る程の土砂降りが暫く続いた

此の40~50年間で、年間の猛暑日の日数が3倍近くに増えた。そんな記事を読んだのは10、日程前だ。驚きもしたが、実感に照らせばむべなるかな、でもあった。以前は30度もあれば暑いとぼやいた気がするが、今では楽に感じる程である。

「気温連動」の新しいサービスを打ち出した百貨店がある。新宿高島屋は猛暑日の翌日、特定の商品を値引きしたり増量したりする。例えば熱中症対策のペットボトル飲料は20%引き。一番暑くて客足も鈍る午後2時から5時迄の限定だ。

涼しくて、しかもお得と云う一石二鳥でお運びいただこうと云うわけだろう。此の夏の間、猛暑日限定のサービスを取り揃えて集客を図る百貨店は他にもある。

巷間「ニッパチ」と云って、2月と8月は商いが振るわないとされる。其の魔の月を前に、政府の月例経済報告は昨日、景気の「回復」を指摘した。経済財政白書も7年振りに前向きな表現を使った。「デフレ反転の兆し」だと云う。

そう云えば05年の郵政総選挙の後もデフレ脱却近しと言われたものだった。タクシーの運転手さんに聞いて回ると、「私等には実感がない」と云う人が殆どだった。今も乗る度に景気の話をする。答えは当時と変わらない。 
  朝日新聞『天声人語』(2013年7月24日)


  此の夏のビールの売上が好調だそうだ。バーベキューを楽しめるビアガーデンも大入りが続くそうだ。取り敢えず枝豆? 
 昔はビアホールのショーとして女性のレスリング? を楽しめたそうだが、最近のビアホールでもショータイムは在るのだろうか?

 企業側は景気の回復を実感して居るらしいし就業者もボーナスが上がったと言って居るし商店でも消費が増えて売上も伸びて居るらしい。
 中小零細企業就業者のベースアップは?

 消費税増税は待った無しで始まる。円安で輸入コストも高くなり100均も値上げせずにコスト削減で対処するらしいが、消費税増税でも100円均一を謳い文句に使う心算なのだろうか?

 猛暑で熱中症で死亡する人が居れば集中豪雨で土砂災害で亡くなる人も居る。雨不足で不作を嘆く農家も多く在る。
 天は平等に・・・? 人間とは何物か? 人間とは何処から来たのか? 人間が絶滅危惧種として天に守られる日が来るのだろうか?

 中国辺りが日本の原住民族だとかいつ言い出しても不思議ではないと考えると面白い。月が変われば68年目の終戦の日、靖国参拝で中国や韓国に今年も突っ込まれるのだろうが戦没者を追悼するのは何処の国でも同じ事、内政干渉を抗議するくらいの人物は出て来ぬか? 

 東京裁判でA級戦犯として処刑された人々の御遺骨を合祀して以来、昭和天皇は靖国参拝を為されなくなられた。今でも皇族は靖国神社には参拝されないのだろうか?

 暑かったり寒い程涼しかったりで地球規模の異常気象は人間が招いた禍なのだろう。39.5℃? 観測史上最高だとか。 
 幾日か前に関東地方の梅雨明け宣言があったと思って居たが、長引く梅雨明けの遅れだと? 此の夏は私的には暑さを感ずる事も無い。外出時の突然の豪雨だけは気を付けなくてはいけない。

 アスファルトジャングルで雨水の逃がし場所が無い故に集中豪雨は直ぐに低い所から溢れ出す。地下鉄や地下商店街が何時浸水しても不思議では無い。南海トラフ地震の津波よりも怖いのではなかろうか?


 


 

自民党が駄目だから民主党でも駄目だからで自民党圧勝?

2013年07月23日 | ブログ
1強下の野党ー与党の2倍働こう
  朝日新聞『社説』(2013年7月23日)
  茫然自失の体である。参院選に敗れ、自民党1強体制下に甘んじた野党の姿だ。
 当選者が改選議席の半分を大きく割り込んだ民主党だが、海江田代表は「改革は道半ばだ」として続投する意向だ。意地悪い言い方をすれば、代表を交代させるエネルギーすら党内に残っていないと云う事だろう。

 其れでも、野党がいつ迄も「多弱」のままで好い筈はない。自民党にとって代わり得る手強い野党が無ければ、議会制民主主義は健全に機能しないからだ。

 此処は振り出しに戻った心算でやり直すしかない。

 自民党が圧勝した去年の衆院選の投票率は59・32%、一昨日の参院選は52・61%だった。前者は戦後最低、後者は戦後3番目に低い。

 つまり、1強体制をつくり上げた選択の機会に、4割から5割近い有権者は参加していないのだ。棄権した人達の考えは一様で無いにせよ、1強では掬いきれない民意がある事は間違いない。

 96年の結党以来、民主党は自民党政治に飽き足りない有権者の支持を集め、政権奪取を果たした。ところが、今回の参院選での出口調査を見ると、無党派層がそっぽを向いてしまった事が分かる。

 政権担当時の失策にノーを突きつけられての下野。其の後も参院での首相問責決議をめぐる迷走や、東京選挙区での公認問題をめぐる細野幹事長と菅元首相との確執など不手際を繰り返した。支持が離れるのも無理はない。

 党再生の即効薬は無いが、民主党には教訓とすべき3年余の政権党の経験がある。

 かつて政権で活躍した落選議員の力も借り、「1強」掬えない民意を受け止め、政策として練り上げる事に全力を挙げるべきだ。

 日本維新の会の橋下徹・大阪市長は「次の衆院選迄に野党がまとまらないと、国の為にならない」と語っている。

 野党がバラバラでは与党を利するだけだ。一致出来る分野で共同で自民党への対案を打ち出す。政権が暴走したらスクラムを組んで阻止する。其の積み上げの中で、有権者の支持を地道に取り戻して行く他は無い。

 政権が直面する難題と、政権交代が起き易い衆院の選挙制度を考えれば、1強体制は永久に続くわけではない。野党議員には、惨敗に沈んでいる暇はない筈だ。
 与党議員の2倍は働く気概で安倍政権に挑んでほしい。



 決まらない政治から決められる政治に転じて、直ぐにTPP参加表明?
 何を言っても自・公で強制採決? 野党が連携した処で数の力に太刀打ち出来ぬ?
 投票率が低ければ与党の圧勝? 

 無党派層を取り込んだ東京選挙区の山本太郎への期待は原発反対? 渋谷で訴え続けたそうだが・・・自民党を選んだ人々は、アベノミクスとやらに期待して居るのだろう。竹島も尖閣諸島の魚釣島も日本固有の領土と言うだけで中国艦船の侵入を阻止出来ぬ。

 中国側は国防軍による軍事的攻撃を待って居るのではなかろうか? 日本を戦争に巻き込みたいのでは・・・軍事力ではアメリカに負けぬとも云われて居るが・・・
 自民党政権が国を滅ぼす様な事が無ければ好いのだが・・・野党が如何騒ごうと出された法案は、総て与党の都合の良い方法で採決されるのだろう。国民が背を向ける政治に誰がしたんでぇ~!