「霧の河」は見れずとも・・・

山口県の名所、秋吉台
この季節、そこに出で立つ霧がまるで河のようにゆっくりと流れるという光景が希に見られるという・・・
以前そんな話しを聞いていつか見てみたいと思っていました

そして第一木曜がお休みのガタローさんと意気投合！
しかし、早朝に出かけるのはシンドイので水曜の夜に家を出てクルマで仮眠、朝に長者が森で合流する事に・・・



5日深夜、風がかなり強く時々雨も降ってきました
霧は無風でないと発生しないのでたぶんダメだろうな～
と思いつつ道の駅みとうで寝袋に潜り込み仮眠・・・
午前4時前、ガタローさんから出撃の知らせ
こちらも長者が森の駐車場に移動します



当然、誰もいませんな
時おり吹き抜ける「ゴォォォー」と言う強い風の音以外何も聞こえません



ウトウトしていると・・・とても寒い
エンジンを掛け温まっているとパラパラとけたたましい音に目が覚めました



アラレがクルマの外板を叩きつけあれよあれよという間に辺りは真っ白に・・・
ガタローさん、来れるんだろうか・・・



暫くしてカルスト台地の彼方から聞こえるドゥカティーのＬ型エンジン音・・・



誰もいない夜の秋吉台で寝袋で車中泊してる自分もかなりの変態だけどバイクでやって来るガタローさんも相当変態ねっ！





そろそろ夜明けが近づいてきたようです
向かいの北山に登って「霧の河」は諦めて日の出をみる事にしましょう
（山と言っても10分足らずなんですが・・・）





西の空の雲がピンク色に染まり始めました






頂上はすぐそこ
早くしないとお日様が出ちゃう～～





凛と張り詰めた朝の空気の中登ってくる太陽
しばし見とれていました





この一瞬にいろいろな表情を映し出す秋吉台の風景を逃すまいとガタローさんのシャッター音が響きます



下山して年代モノのガソリンコンロでうどんを作るも途中で火が消えてしまいました
ガス欠!?
燃料は充分に入れてきたんだけどなぁ～
煮えきらぬうどんを二人で啜りガタローさんとここでお別れ



後で分かったんだけどこの日の朝の気温は美祢市で-4℃
秋吉台では-6℃近かったんじゃないかな？
あまりの寒さと強い風でガソリンが気化しなくなり火が消えてしまったのでした
途中でさらにプレヒートすればよかった・・・



バイクで来たガタローさん程では無いにしても冷え切った体を温めるべく秋吉台オートキャンプ場横のトロン湯へ直行



一番風呂＆貸切です
ガタさん、ゴメンっ！
一人「命の湯」を堪能してきました