いなちゃんの脇道

 日々の出来事を記録してます。

メキシコ 老人1人旅 ④ 移動日(バスでグァナファトへ)

2023-10-28 07:43:56 | 海外旅行
2023.10.20
 メキシコシティからグァナファトと言う観光客に人気の町へ移動する。
 通勤ラッシュを避ける為5時前にホテルを出る。バッグを引きずりソカロの地下鉄駅に向かう。外はまだ暗い。
 ソカロ前まで来ると多くの警察官が居る。昨日も数十人いたが、今日はその何倍も!(理由は分からない?こんな早朝から〜)
 ソカロ広場の前で通せんぼ、地下鉄の駅はその先にある。
 昨日は通してくれたのに!他の駅に向えと云う手振り。仕方なく反対方向の1つ前の駅に向かう。そこは行ったことがなく不安だ。
 5〜6分歩いた。近くにいた人、計3人に聞いてようやく地下鉄の駅に辿り着いた。
 昨日と同様、1時間程で北バスタ−ミナルに着く。6時半である。バスの発車時間迄2時間程有る。
 バスチケットは事前にネットで購入してある。
 バス会社の窓口でバスの乗り場を聞く。後ろ側を指差し「ナンバーワン」と言う。
 裏側に行ってみる。広い待合所があり横に長いラインになっている。セキュリティチェック(飛行機と同様の機械!)とゲートが所々にある。ガラス張りの壁から柱に番号が書いてあるのが見える。あの柱の番号が1番の所から出るのかなぁ?
 待合所の椅子に座って待つ。持ってきた水を飲もうとペットボトルの蓋を開けたら、プシュッ!と水が吹き出し、自分の服やリュックにかかった。「うぁっ!」思わず大声!斜向かいの女性が笑う。隣のおばさんがトイレットペ-パ-のロ−ルを取り出し私の眼の前に!グラシアスと言うと少し千切って渡してくれた。それで濡れた処を拭いた。親切な人だ。
【水だと思って買った炭酸水、道理でしっかりした容器】

 時間が有るので端から端まで歩いてみた。数カ所あるゲートの上に各バス会社の名が書いてある。
 予定のバス会社は右側奥に有る。変だぞ!!再度先程とは違うカウンタ−でチケットを見せ確認するも全く同じ素振りと返事。
 一方柱1番なら1番左奥である。そこの看板は違う会社の名。そもそもこんなに沢山の路線が有り、柱の番号も120もある。なのに、よりによって何で1番なの?
 柱1番近くのセキュリティチェックの係員にチケットを見せ確認すると、やはり右奥のゲートらしい。
 "おい、「ナンバーワン」とはどういう意味だ?"
【後で分かったがゲート番号の事だった】
 発車30分、セキュリティチェックを受け乗り場で待つ。ペットボトルの水はOKだった。
 少し経って、なんか身体が軽いなぁと思ったらリュックが無い。先程セキュリティチェックの機械を通した後、取り忘れたのだ。
 慌てて取りに戻ると機械の上に有る。分厚いノ−トにサインして受けとる。沢山の人が忘れのだ。
 バス【表題の写真】は1等(たぶん)、34人乗りで後にトイレ有り(社内へは匂わない)。座席はリクライニング、ゆったりシ−ト、足台?有りで新幹線より快適(個人的見解)
 定刻に発射。約5時間の長旅。飛行機の様に座席にTVが付いている。
 映画を!新作?のトップガンがある。見ていない。ラッキー!、が、スペイン語、"マ−ベリック"と"セリョ−ル"の2語しか聞き取れない。が、スト−リ−が単純というか1作目と似てないか?まっ、楽しめた。
【トム・クルーズと朝めし】


 高速道路を通り、途中4時間走った頃に一度停車、多くの人が降りたが、時間からしてまだだろう。スマホがネットに繋がらないので確認出来ない。不安!
 定刻に到着。グァナファトのバスターミナルは市内から6km位離れている。
 ここから市内への行き方は、事前にネットで調べた。青い"のっぺらぼう"のバスで行くのだ。
【こんなバス】
 今乗って来たバスの数人が、タ−ミナルを出た直ぐ前のバス停に停まっているバスに直行。
 私もバスの前ウィンドウの"centro"の文字を確認し、バスの運転手に"セントロ?"と確認し乗り込んだ。
 バスは15分程で市内に入った。暫くするとトンネルの中で停車、多くの人が降りる、が、降りない人もいる。
 セントロなのか確証がない。"ままよっ!もう一つ行くか"と思っていると、若い男性が降りがけに、「セントロ」と私に声をかけてくれた(私が乗車時、運転手に確認したのを見ていたのだ、&、運転手は言ってくれないのだ!)。慌てて降りる。
 降りたらその男性、「ホテル?」と聞く、"何で"と思いながらもリュックからホテルの予約確認書を取出して見せる。
 "付いて来い"との素振り、"ははぁん、ホテルの方向でも教えてくれるんかな?"
 地下のバス停から階段を登って地上へ出る。沢山の人混み。
 男性はそこに居た誰かにホテルの場所を聞いてるようだ。また、付いて来い素振り。暫く歩いてまた訪ね、3回程繰り返しホテル前まで来た。

 有難い、10分程か、親切に連れて来てくれた。感謝感謝、感謝の気持を握手で現し別れた。(こんな事言うとバチが当たるが、その男性背が高い、大股ではないが早足である。こちとら重いリュックを背負って、汗をかきながら・・🥵)

 チェックイン、荷物を置いて街に繰り出す。まず、スマホを直さなくては!
 ホテルのフロントのおじさんに場所を聞いた。外へ出て、身振り手振りを混じえ教えてくれた。方向だけ分かった。 
 暫く歩くとこの街にしてはハイカラな店、中を覗くと!有りましたTelcelの店。
 スマホを見せ繋がらない事を伝える。
SIMの番号を聞かれる(多分=聞き取れたのは"ナンバー"だけ🥴)50ペソで新しいSIMカ−ドを入れてもらい。OK!
 
 次に銀行を探す。これもおじさんに聞いていたが。歩いても歩いてもそれらしき店は無い。街中の1人の警官に尋ねる。 その警官、同僚と相談した結果"あっちの方へ行け"と言う事であっちの方へ少し歩いたらそれらしき建物。
【後で分かったが銀行はあちこちにある】
 中はさして広くは無い。カウンタ−が3つ程、若い男性の行員の窓口に行き、下の方に穴の開いたガラス越しに、持ってきた"ユウロ札"を「チェンジ」と差し出す。
 男性は「チャイナ?」私は「ジャパニ−ズ」するとその男性、「IDを証明するものをもっていますか?」割合流暢な綺麗な日本語が帰ってきた。驚いた。こんな所で日本語を聞くなんて! 
 パスポートを差し出す。窓口の向こうで行員3〜4人が私のパスポートを見ながら、なにやら相談の様子???。
 かなりの時間を掛けてようやく両替してくれた。レ−トは空港の両替所より良い。
 懸案事項を解決し、街中を散策。
 直ぐに人の列、覗いてみると"観光スポットの1つ"口づけの小道"だ。
 狭い少路、家のニ階の窓(バルコニー?)から隣の家の恋人同士がキスを出来る距離。絵になる。皆写真を撮っている。
 ペアが隣の窓から身を乗り出しキスをしてるのを下から写している観光写真屋さんも。

 少し遅い昼食を取ることに!
 公園では何やら誰やら歌を歌っている。多くの聴衆。大きな音声、ライトアップ。 
 すぐそばのレストラン、女性の呼込みに応え、屋外の席に座る。
【写真メニューで選んだス−プ、エビやアボガド入り、まずまず70点】

 その後街中を散策。
 5時半頃一旦ホテルに帰り仮眠、7時頃目覚め、夕食を物色。
 昼の隣の店、メニューにパスタが有り入店。
 一見紳士服の中年男性の呼込みで入店したものの、一向に注文を取りに来やい。店の前で、ワインのボトルを抱いた誰かと夢中で談話。
 この男性、店を仕切っているようで、食べた後の勘定も彼がするので長い間待たされた。料理も口に合わず最悪・・・ 
【パスタ:トマトソース味、茹で過ぎたぶつ切りの麺、不味い 50点】
 兎に角、腹はFull
 それにしても飯屋を探すのは労力がいる。あちこち歩き廻り、外の料理写真を参考に入店。
 入店したらメニューにはほぼ写真は無い。読めない、店員と互いに通じ無いが変なやりとりで注文。
 そして、ビ−ルと言う言葉が通じ無い。他の人のを指さしたり・・(セルベザと言う言葉を覚えられない)、ビ−ルが通じたら銘柄を聞いてくる。適当に相槌を打つ。
 帰って寝る。

【参考情報】
・市内へ向かうバス、料金 7ベソ、お釣は出る。乗車時運転手に渡す。



メキシコ老人一人旅 ➂テオティワカン

2023-10-25 08:22:46 | 海外旅行
2023.10.19
 昨夜からスマホがインターネットに繋がらなくなった🥵。WHY?
 頼みのグ−グルマップが使えない。
 今日はテオティワカン観光の日。
 地下鉄の難題、スリを避ける為(ラッシュ前に)ホテルを5時半に出発。歳を取っていい事の1つに朝が早いこと。こんな時苦にならない。
 地下鉄を3線乗り継いで、1時間程でメキシコシティの北バスターミナルに到着。
 地下鉄は早朝にも関わらず、7〜8割の混雑。

 カウンタ−で往復切符を買ったら、3分後に6番線(だったか?)から出ると窓口の人がいう。
 バスに乗ると観光客は私だけ、一寸不安。
 バスは途中地元の人達の乗り降りが有り、1時間弱でテオティワカンの町に。(町中のテオティワカンの看板で推察)
 バスの運転手に"地球の歩き方"指南の次のバス停の名(Los Piramides)を言う、頷く運転手。暫くor相当走って停車。降ろされたのは遺跡の北の端(後で分かった)。
 どうも変だ、入口に鍵の掛った鉄柵門だけで他に建物など何も無い。看板があるが「テオティワカン」以外読めない。

 同時に降りた事務員風のそんなに若くは無い女性に聞く。通じ無い、が、戻った方が良さそうな感触。
 5分程歩いて戻ったら、1番奥のPuelta.3入場門(入口は3箇所あり、手前からPuelta1〜3)らしき所に(派手な看板など無い)!
 門脇に3人の男性がいる。
 門の中を覗いていた私。近付いて来た3人の内の1人と目が合い、話し掛けようとしたら相手も!「日本の方ですか?」「どちらから?」「仕事で来たのですか?」・・まとめると、彼は背が高くてそこそこ顔の感じの良い若いパイロット😯、上司も来たことが無いということで一緒に来た。ここから入場できるらしい。開園は8時らしい。今夜?のフライトで帰る。
 どうでも良いことだが、私の長い人生で本物のパイロットと話したのは初めてである。(彼等人種とは無縁の人生・・)
 としている内、5分前に開門。チケットを買い、中へ。眼の前に月のピラミッド!壮観!
 その前に入ってすぐ左側のジャガ−の宮殿、隣のケツァルパパロトルの宮殿を見学。

 次に月のピラミッド、でっかい。前で手を叩くと、"キュン"というような鳥の声がこだまする。両脇の石積に反響するのだろう。
【高さ42m,底辺150m×130m 以前は登れたらしい】

 それから南方向に長く延びる広い道、死者の道を5〜600mほど歩く。兎に角スケールがでかい。

 太陽のピラミッド、高さ65m、底辺225m、世界で3番目の大きさとか、これも今は登れない。
【裏側:こんなんです。作業員が草むしり】


 更に遠方に、1kmほど先へ他の遺跡を寄り道しながら歩く。
 ケツァルコアトルの神殿。これはピラミッドの一辺に色々な像が装飾されており面白い。
 ここの見学を終える。10時半。
 門(Puelta.1)を出ると先程の3人、ウ−バ−を手配すると云う。私も一緒にどうか?と言うが、往復の切符を買ったので断る。一寸残念。
【ビッグなサボテン、幹は木に】
 "地球の歩き方"によると、バスはこの門の前のロ−タリ−前に停車すると。
 暫く待ったが不安になって門前の職員の女性に聞く。なんと!ここは通らず、太陽のピラミッド前のPuelta.2前を通るらしい。
 焦って道路を早足で戻る。15分程!汗だく!門のある道路を挟んで向かい側がT字路になっており、周辺に数件の土産物などの店がある。
 と、1台のバスがきた。右折した。あれかも!後を追いかけるが行ってしまった。
 程なく、また1台が来た。さき程、私の醜態を見ていた道路向かいの男性。大声で手振りであのバスだという。慌ててバスの方向へ走ろうとすると、そこで待ってろという手振り。
 バスはウィンカーを出し曲がった。私は手を上げた。停車した。乗った時、念の為ノ−ス(North)と運転手に確認。
【山の斜面に家々天辺まで張り付いて、そことの移動にケ−ブルカ−を使っているのだろ!(車窓から)】

【ピンぼけ,五面】
 バスは1時間程で北バスタ−ミナルに到着。
 昼食を食べようと"地球の歩き方"に載って居た店を探すが、さすがに広い市内、スマホ無しでは見つけられなかった
 歩き疲れたので、一旦ホタルに戻る。
 疲れた、ベッドに横になると、いつしか睡眠。17時頃目が覚め夕食に出掛ける。
 セントロ近くで店頭に写真メニューがある店を歩き廻って物色。
 結局、昨日と同じ様な中華バイキングの店に入った。味も料理も昨日の店と変わらない。

 結局、この日はこの1食で済ませた。
本日の疲労レベル=5(32,291歩)

【参考情報】
・テオティワカンへバスで行く場合、メキシコシティの北バスタ−ミナルから、公共のバスが出ている。
・料金は60ペソ、切符は往復で買うこと。たぶん復路はバスの運転手から買う事になるから。
【窓口はタ−ミナル正面向かって左側、1番奥の方】 

・テオティワカン入場料、90ペソ
・帰りのバス停はPuelta.2を出て向いのT字路 右折直ぐの所だった。(バスはPuelta.1の方へは行かない)




メキシコ 老人一人旅 ➁

2023-10-20 02:23:16 | 海外旅行
2023.10.18
今日はメキシコシティの市内散策に充てる。
 ホテルをゆっくり9時に出て、まずは、テンプル・マヨ−ルというアステカ帝国時代の遺跡
 これもソカロ(中央広場)の近くにある古い遺跡。普通に地上に出ており、その横を普通に歩道があり、みんなが歩いている。
 なんでお金を払って区画内に入るのかなと思った。90ペソ(約800円)を払い、全体が石積の遺跡へ入る。遺跡の横に大きな新しい(そう)な建物があり、セキュリティチェックを受け、リュックをクロ−クに預け中に入る。



 数階に渡り沢山の展示物、見応えがあった。
 次に、地下鉄を乗り継ぎ、何とか国立人類博物館へ着いた。
 チャペルテペックと云う大きな公園の中に有り、公園入口が分からず、これも歩いた。
【公園のモニュメント、ここが入口では無い】
 入口から道案内看板に従いチケット売場に到着。ここはシニア無料が出来た。先程のテンプル・マヨ−ルは駄目だった。良く分からない。
 チケット売り場から博物館までの上り坂の道、長い、暑い!
 セキュリティチェックで水は駄目。多くの客が捨ていた。私も封を切ってないペットボトルを2口飲んで涙!
 肝心の展示内容だが、アメリカの歴史に関する絵や物等がメインで、期待したアステカ文明に関する物は殆ど無い。
 ガイドブック(地球の歩き方2019〜2020版)を頼りに廻っている訳だが、情報が古くなっている(コロナ禍で改訂されてない)。
 以前ここで展示していたアステカ文明の資料は、先程のテンブル・マヨ−ルに移設したらしい(気付くのが遅いのう!)
 晴天で暑い中に汗をかいて来たのにガックリ。疲れた。
 とっくに昼は過ぎ、適当な食堂を探す。店の写真メニューを頼りに探すのだが、なかなか適当な店はが見つからない。
 ままよっ!と少し奮発気分で洒落たレストランへ入る。外から、中の客がビ−ルを呑んでいるのが見えたのが決め手。
 まずはビ−ル、品の良いウエイトレス(♂)、ビ−ルの種類か銘柄を聞いているらしい。隣の客の中ジョッキを指差す。料理は写真メニューのエビのス−プ。
 最初に小包装のクラッカーの様な物3個と大判のポテチ?4枚の籠盛り?が来た。"注文してないよ!"とアピール。先程のとは違うウエイトレスは怪訝な顔。他のウェイトレスも来て・・、雰囲気からこれはビ−ルのツマミらしい。
 くぅ~っ!! ビ−ルはたまらない。
エビのス−プ、此地の香辛料の匂いは好きでは無いが、味は空いた腹には80点。
 ビ−ルをお替り、ス−プだけでは足りない。メニューから肉が乗っかったリゾット(スペイン語表記、写真で判断)を追加注文。
 が〜ん!出てきた代物。黄色いコメと見えた物はとろけたチ−ズ。
 そう云えば、ウエイトレス、チ−ズとか言っていたなぁ。
 もっきりして4〜5口で残す。
【写真は後から】
 腹も満足!さて緊張のご会計396ペソ。やっぱり!チップを入れ440ペソ(約3,800円)会計のバインダーに挟んで出た。
 因みに僕の大嫌いなチップは10〜15%だという。
 一旦ホテルへ帰ると言っても歩いてである。かなりの距離。
 ホテルへ帰って横になる。気がついたら外は真っ暗。寝てしまった。
 夕食に出る。タコスで済ませれば楽で良いのだが、どうも好きになれない。
 ほうぼう歩き廻って入ったのが、ビュッフェ方式(バイキング)の中華料理の店。(呼込みのおじちゃんが愛想良かったから) 
 
 果物も入れて20程の器から皿に盛るのだが、中華料理と言っても皿が中華の模様になっているだけで、料理は日本のビュッフェに似てなくも無い。
 盛ったのは、チャ−ハンとカップ麺の麺?、エビの唐揚げ、野菜炒めなど。
 久しぶりのコメと麺。良いじゃないか。
 それにビ−ル、例によって種類を聞かれる。?顔してるとカウンタ−に連行され、棚から出して並べられた物の中から、同銘柄を2本。
 少し苦い、銘柄を覚えて二度とおなじ過ちは犯さないようにしよう〜っと。
 会計、入る時おじちゃんがスマホの電卓で173と見せていた。後はビ−ル、レシートには1本52ペソ(約440円)。
 合計277ペソ、チップを入れ300ペソ置いて来た。
 9時頃ホタルへ帰り、シャワーを浴び、下着の洗濯をし、部屋に紐を張り(これが1番難題)干して寝た。

メキシコ 老人1人旅 ①

2023-10-18 18:18:33 | 海外旅行
2023.7.17
 コロナ禍が明け、4年ぶりの海外。
5月ごろ、メキシコ行の航空券を探してたら、シニア割引のチケットがあるとか? 
 電話で聞いたらエコノミーは対象外、が、たまたまセ−ルで安いのがありラッキ〜。(エアロメヒコ航空:直通便で176千円。普通30万円〜)
成田14:25発。予定より速く11時頃(予定12:05,時差15h)に到着。長いフライトはシルバーにはキツイ。
 入国審査、長蛇の列で1時間、税関検査も長い列で30分。
 さて、入国してから両替、SI購入、メトロバスのカ−ド購入と汗をかき1時間程費やした。
 2時頃、外は夏の様な日差し、空港から市内へはタクシ−利用が多いらしいが、時間がかかっても、貧乏人根性(根性だけ?)の私は断然極力公共交通機関を使うのだ。
 ホテルに行くには、途中でバスを乗り換える必要がある。空港からはガラガラだったが、乗換後はガンガン。また暑い、窓側には顔が汗だくの男性も!
 乗り換える時に、ここの乗り場は「セントロへ行くのか?」(具体的には「セントロ?」の1言)と、路線図看板の近くに居た若い女性に尋ねる。セントロへ行くのはOK。何処で降りるかは親切に一生懸命風に英語混じりのスペイン語教えてくれるがさっぱり分からない。だってバス停の名前がスペイン語、聞き取れる訳がない。が分かったような顔・・をする。
 スマホの位置情報を見ながら、そろそろかな?と思ってたら、奥の方に居た先程の女性、1つ手前の駅で降りるとき、前の方に居た私に手を振ってくれて、「ネックス」と言って去った。有難い。
 バスで1時間程、凄い人混みのソカロ広場横を20分歩いてようやくホテルに着いたのは4時頃だった。
 少し休んで市内散策。
【ソカロ広場は白いテントで埋まっている、何の行事?】

 まず無料の表題写真のメトロポリタン・カテドラル、はぁ〜立派なビッグな教会だこと、椅子に座って疲れた足を擦りながら、立派ではあるが教会は教会、京都の寺巡りのときに感じるあの感覚に似てる(教会は基本的に同じ様な造り)。
 次に少し歩いてペジャス・アルテス宮へ。入口チケット売り場で、入場料が分からないので200ベソ紙幣を出したら、係の女性がしきりに「シックス??」と言っている。此方は分からない顔、相手は諦めてチケットをくれた。そうか60才以上は無料ということか。身分証明書を出せと言っていたのか?後でチケットを見たら、INBAL(高齢者優遇制度?)と印字してあった。
 ガイドブックを読まずに入ったが、宮殿というからお城かと思ったら、立派な劇場であった。道理で大きなホ−ルや立派な黒い大きな大理石の階段だぅた。建物内部を見るのが入場の目的で、私はもっぱら多数の壁画鑑賞が目的かと思っていた。ハハハ🥵
 6時頃になり腹が空いてきた、で、店を物色する。言葉が通じないので、店頭に写真付メニューのある店を探すが、タコス屋さんばかり、仕方なくその内の1つに入る。
 店員に写真を指差し"これ"をと言うが、だめらしい。チンプンカンプンのやり取りの結果、具材を選ばなきゃならないらしい。八つほどある具材ケ−ス、中身が分からず、取り敢えずビ−フと言うと無いという。ままよと適当に指差す。
 その後もチンプンカンプンのやりとのの末、ようやく注文完了。
 飲み物は?と聞かれビ−ルと言うと、無いと言う。マンゴジュース?を頼み会計62ペソを済まし、テ−ブルで待つ。
 呼ばれて取りにいって、味はまずまず、マンゴジュースの方は薄甘くだめ。
 少し物足りないが、更にレストランを探す程でもない。
7マ−クの小さなコンビニに入り、ビ−ルとつまみと水を購入。ビ−ルのガラスケ−スには鍵がかかっており、店長にあけて貰わ無ければならない。なんで?
 ホテルに帰ってシャワーに入ろうとしたら、冷たい水しか出ない。フロントに言うと、例によってチンプンカンプンのやり取りの末、カランは左側と言う(カランに色表示無し)。
 やってみるが、どれだけ待っても冷たいから少し生ぬるい程度。諦めてそれで我慢する。後で確かめたら温かくなってきた。ホテルの配管内に溜まった水が無くなるまで相当出さねばならないらしい。
 ビ−ルを飲んで9時頃就寝、ところが真夜中の1時半、足が吊って痛くて目覚める。そして寒い。2つ星のホテル。当然エアコンなど無い。着込んでホッカイロを抱いて床に入るが、眠れない。ブログでも書くか!書いていたら完全に覚醒。殆ど寝ずに朝を迎える。

【参考情報】
1.出入国カ−ドが無くなっていた。
2.入国審査には航空券のeチケットとホテルの予約書を提出。係官は「ビジネスか?」と1問のみで後はチケット等見ながらPCに打ち込んでいた。時間がかかる。
3.空港の両替所が十数か所並んでおり、それぞれレ−トが異なる。何処も一緒だろうと、良く見ずに出て直ぐの処でドルと交換したが、1番レ−トが悪かった。因みに日本円はやらないらしい。
4.SIMカ−ド、OXXO(キオスクの様な店)にある。(私は電話会社の看板が掛った店があるものと思い込み、3〜4人に訪ね+歩いた🥵)店員推奨?の5GB,200M$を購入(そんなに要らないのに!)
 店員にセットしてもらうが、言葉の壁(スマホ画面が日本語)もあり数十分かかった。
5.空港からのメトロバス、発券機の場所はタ−ミナル2、3番出口手前の右側に!バス乗り場近くにも有り。
 カ−ド、現金可能(お釣りは出ない)。英語表記有。カ−ド本体が15M$,メトロバスは6M$/回、但し空港からは30M$。(私には英語表記あっても感だより。カ−ドの取出口を気づかずに余計に2枚、110M$寄付しちゃいました🥵)。
6.セントロ行のメトロバス乗り場は分かり易い。タ−ミナル2の3番出口を出たらタクシーだらけ、その奥に4の看板が見える。(と言ってこれも気づかず、人に訪ねました)
7.セントロへは4番バス、San Lazaroで同じ4番のバスに乗換、バスで降りた直ぐ前の乗り場から乗る。





レ−ザ−プリンター修理のつもりが🥵

2023-10-10 13:59:56 | 日記
 7年前に購入した、レ−ザ−複合カラープリンター(NEC-5650F)。約¥23,000とレ−ザ−プリンターとしては破格の値段。
 この頃バンドの楽譜を印刷するために購入(インクジェット式は書込みすると汚くなる)。
 前から少し不調だったが、突然カタカタと異音が発生、「メ−カ−に連絡・・」のメッセージ。
 7年も経っているのでメ−カ−修理も・・と思い、異音の原因を探ろうと分解を始めた。
 中の何処かの歯車が空振りしてんのだろうと上部の蓋から外すが、中々手強い。ビス留めは少なく、はめ込みが大半、どうにか上蓋?を外すと基板が覆って居る。配線が入り組んでおり外すのも難儀。基盤を外してもインクを乗せ印刷するシ−ト状の物が覆って居る。ここらで修理は諦め、分解に発展。
 分解中、インクカ−トリッジからインクを充填する吸入口が詰まっており、中のウォー厶状のプラスチックの軸が溶けて固着していた。
【詰まっていたインク充填口】

 これではメ−カ−に修理に出してもユニットごと交換となり、それなりの費用がかかっただろうと自分を納得させる。
 かくして2日がかりで分別分解。15kgもあるプリンター、意外と金属は少なくプラスチック部品が大部分、基盤も多い。

 これ程複雑な機械を小型な駆体に収める技術はアメ−ジング。
 中国が複合プリンターを自国生産しようと、日本(外国)メ−カ−に技術公開を義務化しようとするのも納得。
 今回と同等のプリンターを買おうとしたら5万円以上と高価。7千円程のインクジェット式を購入した。