あんた、まるいもの好きだね~♪

「まるいもの」について、適当に書いています。まるいものとは、自転車、モーターサイクル、クルマ、カメラ、CD/LPとか。

■旧車乗りは魔女狩りに遭う危険性を自覚すべしと

2020-04-08 23:04:28 | VW・T-II

 実に信じがたいことなのだが、「排ガスが最近酷い」と相談したら、「だったらこういうクルマ乗るの止めたらいいよ」、と言われた。

 世間的に旧車は少数派(マイノリティ)で、かつ時と場合によっては後ろ指さされやすい、という認識がないのだろうか?

 過去に勤めていた会社には古いクルマも好きなひとが多く居て、でも社内にはそれが嫌いなひともいて、駐車場でオイル漏れがあることでよく喧嘩になっていた(社内ではよく「またお漏らし」と言って馬鹿にされていた)。

 旧車は一般的には、音と排気ガス、それにオイル漏れではやり玉に挙げられることが多いと思う。ある意味、時代的に仕方がないし持病とも言える。

 しかし、それをなるべく良いコンディションで乗ろうと、努力したり気に掛けるのは悪いことなのか? 旧車に乗る資格がないのか?

 ぼくはこういった側面はいつも、同じ種類(ジャンル)のひとがどう思われるか? というところにまで気が行ってしまう。

 アメリカでは、クルマの値段が上がると比例してマナーが悪くなる、というデータがある。そこに挙げられるのは、誰もが知っている欧州のあそことかあそこ。日本ではデータは取られていないが、同じであることは日々の体験で明白。

 つまり、ぼくがマダナイ(VW・T-II)に乗って、周りが煙たい目で見るようなことをしてれいば、それはひいては同じ趣味を持つひとたちにも向けられる訳だ。その逆も言える訳だが。

 なので、改善、修正、是正できる内容はなんとかしたい。極論言えば、「暴走族」には思われたくない訳だ、この趣味が。

 さらに現代は、「ハイブリッド」や「100%電気カー」が「eco」「地球にやさしい」、と口当たりよい話やフレーズにすぐに流される世の中。

 実際はそんなことないのだが、メーカーも店も新しい物を「売りつけたい」ので頭いっぱいなので、そのことには一切触れない。

 しかし、メディアも大手スポンサーの機嫌を損ねるようなことを、わざわざする訳がない。

 スポーツサイクル見ても、この流れは明らか。右見ても左見ても、電動アシスト車ばかり。

 となると、どうしたって自分らの文化や領域(テリトリ)を護っていくには、色々な気遣いは必要になってくる、と思っている。

 今は意味の解らない重課税で済んでいるが、そのうちに『魔女狩り』のような状態になってもおかしくはないのだ。

 ガソリン車を今後、生産禁止、なんて言い出した国もある訳だから。

 構造上、どうにも避けがたいことであればやむなし。当時はそれで普通に走っていた訳だから。

 でも、劣化でそうなっているのならなんとかしたいし、当時とは違う部品や技術で回避ができるのならば、それも選択肢のひとつ(とんでもない金額のフルキットのEV化なぞは論外、愚の骨頂であるが)。

 それを、冒頭の、「そんなの気になる、気にするなら、こんなクルマ乗るな」的な思考はなんなの?

 不快感しかなかった。

 

やかん


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