![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/4f/b260029824efdb1a4dad32111e677596.jpg)
2010年全日本選手権(MTB)会場の富士見パノラマで見つけた、見慣れないブランド。最近めっきり専門誌を読まなくなったぼくにとって、初見のブランドでした。
もちろん、興味を惹かれたのは知らないブランドであったこと。それと、バリバリのDHバイクが用意されていたことです。本格的XCバイクはまだ多くのブランドで目にすることが出来ますが、DHバイクは市場の変化もあって、縮小気味か日本には入ってきません。それだけに、マッチョなマシンを見かけると、ついふらふらと身体が吸い寄せられます。
興味津々だったのでメカスタッフらしき人に話を聞いてみることに。すると、びっくりな事実が。
ポリゴンサイクルはインドネシアの会社というのです!
エッ、インドネシアですか? スポーツサイクルは古くからアジアでOEM生産されているのは周知の事実ですが、インドネシアとは!
ウィキペディアであらためてどんな国か調べてみたら、正式名称はインドネシア共和国。首都はジャワ島に位置するジャカルタ。世界第4位の人口を擁し、2億3千万人以上の人が住んでいる(2004年データ)、とのことです。残念な話ですが、紛争の多い地域としても有名です。
こんな国から現れたニューブランド。立ち話で聞けたレベルの内容で特に興味深かったのが、優良コンポーネンツメーカーと仲が良いことです。具体的には、シマノとマビック。前者は今や自転車にとって欠かすことのできないブレーキや変速機などの大手供給元。後者はツールドフランスなどでも有名なホイールが得意の会社。彼らと友好的なパートナーシップを組むことで、いち早い新規格へのフレーム対応や低コストでのパーツ供給が可能になっているというのです。特に、シマノが部品テストで使うフレームをポリゴンサイクルが作っているのは大きいそうです。
その肝心のフレームは、台湾などの多くのメーカーがOEMで腕を磨き、今や一流の会社(工場)になったのと同様に、外観を含め質感高い印象を受けました。XC用フルサスカーボンフレームは、各部の継ぎ目処理や作りが素晴らしく、外的要因による破損が多いDHフレームも頑健な作りと構造を持っています。コンプリートでハイグレードなシマノパーツやマビックホイールがセットされ、価格が抑えられているのも素晴らしい!
日本では本格始動はこれからのようで、現在はマビックサポートチームである“チームバタビアエアー”にフレームを供給するかたちでレースやイベントに参戦(バタビアエアーはインドネシア国内の航空会社で、ここがチーム運営をサポート)。販売や広報活動は、会場で聞いた話では「ポリゴン・ジャパン」として活動するということでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/de/77f12ff348a8267c99b9377ef9a7193b.jpg)
スタンダードなハードテールと、KOWAのフロントサスペンションとゼッケンが付いていることから出走ライダーが乗るマシンであることが分かるDHバイク(カラリング的にCOLLOSUS DH 2.0と思われる)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/5f/41ae466e9acb61eb3222cd675bc0537e.jpg)
サドル位置は高いが、ハンドル形状から想像するにオールマウンテンにカテゴライズされそうな、FRバイク(COLLOSUS SX 3.0で、メーカー的にはフルサスXCバイクのよう)。奥に見えるのが、興味津々なバリバリDHバイク。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/2b/a64c6ce926a48ceabaa0ce6095a420c1.jpg)
こちらがその同社DHバイクでフラグシップとなる、COLLOSUS DHX。この状態で完成車として売られます。価格は、68万円と言ってたと記憶(予定)。本国サイトによるスペックは以下。
TYPE:SHIMANO SAINT 9SP ←そう来たか!
SIZES:16 ←1サイズはちょっと寂しいし、現実、厳しい。
COLOR:BLACK
FRAME:ALX 6XXX ←アルミ6000番?
FRAME DESCRIPTION:DOWNHILL GEOMETRY
FRAME SUSPENSION:FOX DHX RC4 ←グレート!
FORK:FOX 40 RC2 ←再びグレート!
HANDLEBAR:SYNCROS FR31 GRUNGE ←ちょっと懐かしいブランド。
STEM:SYNCROS LOW BALL
HEADSET:FSA GRAVITY DX
SPACER:FSA ALLOY
SADDLE:F;IZI;K GOBI XM
SEATPOST:SYNCROS DERIVED FR GRUNGE
CHAINWHEEL:SHIMANO SAINT FC-M815 ←以下、てんこ盛り。
BOTTOM BRACKET:INTEGRATED BB
CHAINGUIDE:E-THIRTEEN LG1
CHAIN:SHIMANO CN-HG93
CASSETTE SPROCKET:SHIMANO SLX CS-HG80-9 ←ここはコストダウン。
SHIFTING LEVER:SHIMANO SAINT SL-M810
BRAKE LEVER:SHIMANO SAINT BR-M810
REAR DERAILLEUR:SHIMANO SAINT RD-M810
BRAKE:SHIMANO SAINT BR-M810
ROTOR:SHIMANO SM-RT76
PEDAL:SHIMANO DX PD-M647
TYRE:MAXXIS HIGH ROLLER
WHEELSET:MAVIC DEEMAX ULTIMATE ←ワオ!
本格参入、今からとても楽しみです。
*そういえば本国サイトのトップ画像。ジェームス・スチュワートのような高松健ニ選手のような。
あと久しぶりにバリDHバイクにプチ乗ったけど、ステア角といいフロントホイールの重さといい、一瞬戸惑いますね。まさにフルサイズのモトクロッサーに乗ったときと似た感覚。
やかん
もちろん、興味を惹かれたのは知らないブランドであったこと。それと、バリバリのDHバイクが用意されていたことです。本格的XCバイクはまだ多くのブランドで目にすることが出来ますが、DHバイクは市場の変化もあって、縮小気味か日本には入ってきません。それだけに、マッチョなマシンを見かけると、ついふらふらと身体が吸い寄せられます。
興味津々だったのでメカスタッフらしき人に話を聞いてみることに。すると、びっくりな事実が。
ポリゴンサイクルはインドネシアの会社というのです!
エッ、インドネシアですか? スポーツサイクルは古くからアジアでOEM生産されているのは周知の事実ですが、インドネシアとは!
ウィキペディアであらためてどんな国か調べてみたら、正式名称はインドネシア共和国。首都はジャワ島に位置するジャカルタ。世界第4位の人口を擁し、2億3千万人以上の人が住んでいる(2004年データ)、とのことです。残念な話ですが、紛争の多い地域としても有名です。
こんな国から現れたニューブランド。立ち話で聞けたレベルの内容で特に興味深かったのが、優良コンポーネンツメーカーと仲が良いことです。具体的には、シマノとマビック。前者は今や自転車にとって欠かすことのできないブレーキや変速機などの大手供給元。後者はツールドフランスなどでも有名なホイールが得意の会社。彼らと友好的なパートナーシップを組むことで、いち早い新規格へのフレーム対応や低コストでのパーツ供給が可能になっているというのです。特に、シマノが部品テストで使うフレームをポリゴンサイクルが作っているのは大きいそうです。
その肝心のフレームは、台湾などの多くのメーカーがOEMで腕を磨き、今や一流の会社(工場)になったのと同様に、外観を含め質感高い印象を受けました。XC用フルサスカーボンフレームは、各部の継ぎ目処理や作りが素晴らしく、外的要因による破損が多いDHフレームも頑健な作りと構造を持っています。コンプリートでハイグレードなシマノパーツやマビックホイールがセットされ、価格が抑えられているのも素晴らしい!
日本では本格始動はこれからのようで、現在はマビックサポートチームである“チームバタビアエアー”にフレームを供給するかたちでレースやイベントに参戦(バタビアエアーはインドネシア国内の航空会社で、ここがチーム運営をサポート)。販売や広報活動は、会場で聞いた話では「ポリゴン・ジャパン」として活動するということでした。
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スタンダードなハードテールと、KOWAのフロントサスペンションとゼッケンが付いていることから出走ライダーが乗るマシンであることが分かるDHバイク(カラリング的にCOLLOSUS DH 2.0と思われる)。
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サドル位置は高いが、ハンドル形状から想像するにオールマウンテンにカテゴライズされそうな、FRバイク(COLLOSUS SX 3.0で、メーカー的にはフルサスXCバイクのよう)。奥に見えるのが、興味津々なバリバリDHバイク。
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こちらがその同社DHバイクでフラグシップとなる、COLLOSUS DHX。この状態で完成車として売られます。価格は、68万円と言ってたと記憶(予定)。本国サイトによるスペックは以下。
TYPE:SHIMANO SAINT 9SP ←そう来たか!
SIZES:16 ←1サイズはちょっと寂しいし、現実、厳しい。
COLOR:BLACK
FRAME:ALX 6XXX ←アルミ6000番?
FRAME DESCRIPTION:DOWNHILL GEOMETRY
FRAME SUSPENSION:FOX DHX RC4 ←グレート!
FORK:FOX 40 RC2 ←再びグレート!
HANDLEBAR:SYNCROS FR31 GRUNGE ←ちょっと懐かしいブランド。
STEM:SYNCROS LOW BALL
HEADSET:FSA GRAVITY DX
SPACER:FSA ALLOY
SADDLE:F;IZI;K GOBI XM
SEATPOST:SYNCROS DERIVED FR GRUNGE
CHAINWHEEL:SHIMANO SAINT FC-M815 ←以下、てんこ盛り。
BOTTOM BRACKET:INTEGRATED BB
CHAINGUIDE:E-THIRTEEN LG1
CHAIN:SHIMANO CN-HG93
CASSETTE SPROCKET:SHIMANO SLX CS-HG80-9 ←ここはコストダウン。
SHIFTING LEVER:SHIMANO SAINT SL-M810
BRAKE LEVER:SHIMANO SAINT BR-M810
REAR DERAILLEUR:SHIMANO SAINT RD-M810
BRAKE:SHIMANO SAINT BR-M810
ROTOR:SHIMANO SM-RT76
PEDAL:SHIMANO DX PD-M647
TYRE:MAXXIS HIGH ROLLER
WHEELSET:MAVIC DEEMAX ULTIMATE ←ワオ!
本格参入、今からとても楽しみです。
*そういえば本国サイトのトップ画像。ジェームス・スチュワートのような高松健ニ選手のような。
あと久しぶりにバリDHバイクにプチ乗ったけど、ステア角といいフロントホイールの重さといい、一瞬戸惑いますね。まさにフルサイズのモトクロッサーに乗ったときと似た感覚。
やかん