順風「初夏公開!!!」
満帆「うわっ、順風ちゃんやんか。もう急に、びっくりするがな。」
「いや今日はね、菊地凛子が時代劇初挑戦! 藤沢周平原作『小川の辺』でヒロインにっていう話を聞かせたろ思て。」
「あ、そうか。まぁ、詳しい教えてや。」
「いや、やっぱりやめとこ。」
「なんや!ワケ分からん奴やな。」
「国民的作家・藤沢周平の短編小説を、東山紀之を主演に迎え映画化した『小川の辺』で、菊地凛子がヒロインを演じることが明らかになった」
「結局教えてくれるんかい、それで?」
「菊地さんが演じるのは、主人公・戌井朔之助の妹、田鶴」
「うんうん。」
「・・・」
「もしもし?」
「・・・」
「順風ちゃん、大丈夫か?」
「公演を行っている!!!」
「だーっ!話し噛み合うてない!さっきの続きは?」
「続きはこちらでござる。」
「アホか。そんな無責任な奴あるかい。」
「いや、今度はね、国軍放送が30日に特別公演、芸能兵士らも参加っていう話や」
「ほう、そうか。今度はちゃんと聞かせてや。」
「国軍放送の最長寿音楽番組『慰問列車』が放送2500回を記念し、30日にソウル・戦争記念館の平和の広場で特別公演を開催する」
「ほうほう。」
「国防弘報院が27日に明らかにした」
「おう、そうか。それで?」
「以上!」
「以上て。続きは!」
「続きはこちら」
「もう、やめさせて貰うわ」