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日々のあれこれ

野の花と風景 折々の断章

忘れられた 吊り橋

2015-11-01 14:52:28 | これからを想う


                       ここは長野県と岐阜県の県境
                つり橋は朽ちて忘れられ 秋の色をした渓流に架かっています

               殆ど車も通らない道路から数メートル降りて草むらにしゃがみ込み
                  朽ちた吊り橋をどんな人が歩いたのかと想像します

            橋の向こうは人家もない深い山 ムカシ山仕事をする人が通ったのでしょうか
               今は朽ちて忘れられ 橋の手前に古びたロープが結ばれているだけ

                 誰も通らない忘れられた吊り橋の前でわたしはしばらく遊び
                 そうして元気になり また二時間かけて家路の道を走ります















やれやれ ホッ!

2015-07-01 21:28:57 | これからを想う

 今日は原稿締切日だった。

 昨日も一昨日も深夜まで原稿に取り組んでいた家人は、

 疲れたようだが満足な顔をしている。

 滞りなく仕事が済んでわたしもホッとする。

 締切日が解っているのでそのように進めればいいのだが、

 書いている途中で何度も資料探しをして、

 時間ばかりが過ぎてゆくのをやきもきと見守っていた数日だった。


孤独

2015-06-30 15:33:07 | これからを想う

 物忘れが多くなった家人は毎日のように探し物をしている。

 そうして見つからないことでだんだんと不機嫌になり、突発的に怒り出す。

 そんな家人に何を探しているかと聞き、一緒に探すのだが、

 怒っている家人には私の協力が足らないと思えるようだ。

 アルツハイマーは脳が委縮していく病気である。

 病気だと解っていても、怒鳴られる理不尽さにわたしは情けなく悲しくなる。




生涯現役

2015-06-29 18:26:42 | これからを想う


 文筆業を仕事にしている家人は、以前から 「生涯現役」 を唱えている。

 そういう思いが成り立たなくなるであろうことを、

 本人に告げずにいることが良いのか悪いのか…。

 記憶が失われていくことを不安に思っていることは家人も家族も同じ、

 しかし私は、そのことを未だはっきりとは言えないでいる。

 いまはもの忘れが多いということだけを除いて、書くことも対人関係もまともであるが、

 この状態がいつまで続けられるのかを思うと、不安とやり切れない気持ちで私の心は暗くなる。