goo blog サービス終了のお知らせ 

やぎさんゆうびん

食べてしまった手紙の中身

サロメ

2025-04-06 07:02:10 | Weblog
ブレーメンの劇場で、シュトラウスのサロメを観てきました。
舞台後方にオーケストラが置かれ、
普段オーケストラピットとして使われているエリアが、
水の張ってあるアクティングスペースとして使われていました。
七つのヴェールの踊りの場面では、
サロメ役の歌手が指揮台に立ち、オーケストラを指揮し、
手の空いた指揮者は、ビデオでサロメ役の歌手を撮影、
その動画がリアルタイムで客席の壁に映されるというものでした。
最後の場面では、ヨカナーンの死体が隠されていると思われる布から、
幼少時代のサロメが出てきて、ハッピーエンドの雰囲気。
サロメの魂の浄化のようなものを暗示しているかなと思いました。
歌手もオーケストラもいいレベルでした。

この記事についてブログを書く
« Oktett F-Dur D.803 - Schubert | トップ | クレラー・ミュラー美術館 »