Apache
OpenOfficeは、2000年からオープンソースで開発されてきた「OpenOffice.org」の後継となるオフィススイート。
OpenOffice.orgは米Sun
Microsystemsの支援を得て開発されてきたが、2010年にOracleがSunを買収したことを受け、2011年6月にOracleは
OpenOffice.orgのプロジェクトをASFに寄贈。ASFではソフトの名称をApache OpenOfficeに変更し、開発を続けてきた。
Apache OpenOffice 4.0では、OpenOffice.orgの派生版としてIBMが開発してきた「Lotus Symphony」の機能を統合し、各種プロパティの変更などが行える新しいサイドバーパネルを追加した。
このほか、Microsoft Officeとの互換性向上や、印刷プレビュー機能の改善、ギャラリーのテーマ追加、パフォーマンスの向上などが図られている。
OpenOffice.orgの後継ソフトとしてはApache
OpenOfficeのほか、OpenOffice.orgコミュニティの中心メンバーが2010年9月に独立組織のThe Document
Foundationを設立し、OpenOffice.orgから派生した「LibreOffice」を開発・公開している。
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