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イラストレーターのパスファインダーを今日から使いこなそう

2014-08-17 15:30:46 | イラストレーター使い方講座

パスファインダーは簡単な図形から、複雑な図形を作り出すことができるとても便利な機能です。パスファインダーを使いこなせると、作業効率が上がるだけでなく、アイデアやデザインの幅も広がります。

パスファインダーパネルには、たくさんの機能があります。無理に一度に進めず、焦らず一つひとつの機能をじっくり理解して、パスファインダーをぜひ使いこなして下さい。

1. パスファイダーとは?

パスファイダーとは?

パスファインダーとは、複数のオブジェクト(図形)を重ね、「切り取ったり、くっつけたり、くり抜いたり」と、さまざまな形のオブジェクトを作り出せる機能です。

オブジェクトの組み合わせ方で、複雑な形のオブジェクトを簡単に効率よく作り出せます。

2. パスファインダーパネルの表示の仕方と使い方

パスファインダーパネルの表示の仕方と使い方

パスファインダーパネルの表示の仕方は、[メニュー→ウィンドウ→パスファインダー]。もしくは、ショートカットキー[Shift+Ctrl+F9]です。

パスファインダーパネルの使い方は、重なり合ったオブジェクトを選択し、それぞれのボタンをクリックすればオブジェクトが合成されます。上図は例として合体をしました。

パスファインダーパネルの合成機能は10種類あります。

[形状モード]:①合体・②前面オブジェクトで型抜き・③交差・④中マド
[パスファインダー]:①分割・②刈り込み・③合流・④切り抜き・⑤アウトライン・⑥背面オブジェクトで型抜き
[拡張]は形状モードにAltキーを併用した<複合シェイプ>に使います。

パスファインダーパネルを使用すると、オブジェクトが新しく作られることになります。そのためオブジェクトの名前が変わり、グループ化されたり複合パスが作られます。

 

3.複合シェイプとは?

[形状モード]では、Altキーを併用して各ボタンをクリックすると、<複合シェイプ>を作る事ができます。

複合シェイプとは?

<複合シェイプ>とは、見た目だけの仮のオブジェクトの合成で、やり直しや編集ができ、オブジェクトの位置や大きさなどを変えることができます。最終的に良ければ拡張ボタンで拡張し、オブジェクトの合成を完了します。
[形状モード]は、編集する可能性がある場合、複合シェイプで合成すると便利です。

[パスファインダー]では複合シェイプを作ることができず、直接オブジェクトが合成されます。合成後はグループ解除かダイレクトまたはグループ選択ツールで選択すると、オブジェクトを個別に編集する事ができます。

※イラストレーター10~CS3は逆で、[形状モード]のボタンを直接クリックすると、複合シェイプが作られます。Altキーを併用すると拡張されたオブジェクトが作られます。

4.合体

パスファインダー合体(形状エリアに追加)

重なり合った複数のオブジェクトが、1つのオブジェクトにまとまります。
合体後の「塗り」「線」「スタイル」は最前面(一番上)のオブジェクトに設定していたものが適用されます。

レイヤーパネルで確認すると、3つのオブジェクトが1つのオブジェクトになり、合体したのが分かります。

※イラストレーター10~CS3では[形状エリアに追加]です。

5.前面オブジェクトで型抜き

パスファインダー前面オブジェクトで型抜き(形状エリアから前面オブジェクトで型抜き)

前面のオブジェクトで、最背面(一番下)のオブジェクトを切り取ります。
隠れた部分がなくなる、と思うと分かりすいですね。

レイヤーパネルで確認すると、型抜きされた最背面のオブジェクトが残り、前面にあった2つのオブジェクトがなくなりました。

※イラストレーター10~CS3では[形状エリアから前面オブジェクトで型抜き]です。

6.交差

パスファインダー交差(形状エリアを交差)

複数のオブジェクトがすべて重なった部分が残ります。
交差後の「塗り」「線」「スタイル」は最前面のオブジェクトのものが適用されます。

レイヤーパネルで確認すると、すべてのオブジェクトが重なった部分だけが残り、1つのオブジェクトになりました。

※選択したオブジェクトの中に、重なっていないオブジェクトがあると、交差が適用できないので警告メッセージが表示されます。

※イラストレーター10~CS3では[形状エリアを交差]です。

7.中マド

パスファインダー中マド(重なり合う形状エリアを除外)

2つのオブジェクトを重ねた時、二重なる部分がくり抜かれます。

2つ以上のオブジェクトを重ねた場合は、重なり合うオブジェクトの数が、偶数個の部分がくり抜かれます。
奇数個の部分は、最前面のオブジェクトに設定された、「塗り」「線」「スタイル」が適用されます。

なので、オブジェクトとして残るのは、奇数個に重なった部分になります。中マド後のオブジェクトは、グループ化や複合パスになります。

レイヤーパネルで確認すると、オブジェクトが切り分けられ、グループ化しているのが分かりますね。

※イラストレーター10~CS3では[重なり合う形状エリアを除外]です。

8.分割

パスファインダー分割

重なったオブジェクトの、パスが交差する全ての部分で切り分けられます。
前面のオブジェクトで隠れている部分は削除され、分割後のオブジェクトはグループ化されます。

レイヤーパネルで確認すると、オブジェクトが切り分けられ、グループ化しているのが分かりますね。

9.刈り込み

パスファインダー刈り込み

前面のオブジェクトで、背面のオブジェクトが切り取られます。
簡単に言うと、オブジェクトの重なる部分で切り分け、隠れた部分がなくなる、と思うと分かりやすいかもしれません。

刈り込み後は、オブジェクトの「線」がなくなります。[塗り」「スタイル」は変わらずグループ化されます。

レイヤーパネルで確認すると、オブジェクトが切り分けられ、グループ化しているのが分かりますね。

10.合流

パスファインダー合流

「刈り込み」と同じで、前面のオブジェクトで、背面のオブジェクトが切り取られ、[線:なし]のオブジェクトになります。

「刈り込み」との違いは、選択したオブジェクトの中に、同じ色のオブジェクトが重なっていると、同じ色のオブジェクトが合体します。

パスファインダー合流2

オブジェクトの重なる順番は関係なく、重なり合っていれば合体します。

同じ色のオブジェクトが離れて重なっていない場合は、別々のオブジェクトになります。

レイヤーパネルで確認すると、オブジェクトが切り分けられ、重なった同じ色のオブジェクトは合体して、グループ化しているのが分かりますね。

11.切り抜き

パスファインダー切り抜き

最前面のオブジェクトで背面のオブジェクトを切り取ります。
一番上のオブジェクトが重なる部分だけが残こる、と思うと分かりすいですね。

切り取ったオブジェクトは「刈り込み」と同じように分かれ「線:なし」のオブジェクトになります。

パスファインダー切り抜き2

また、最前面のオブジェクトが、背面のオブジェクトよりはみ出すと、はみ出した部分が透明のオブジェクトとして作られます。

レイヤーパネルを確認すると、グループ化された一番下のレイヤーに、はみ出した部分の「塗り・線:なし」のオブジェクトができてます。

 

12.アウトライン

パスファインダーアウトライン

オブジェクトの交差する部分で切り分け、パス表示にします。
パスの色は、オブジェクトの[塗り]に設定していた色で表示されます。

アウトライン後は、オープンパスになり、「塗り」「線」「スタイル」がなくなります。

※見えているラインはパスで、線ではありません。線は「線:0pt」になります。

レイヤーを確認すると、オープンパスのオブジェクトがグループ化されてます。

13.背面オブジェクトで型抜き

パスファインダー背面オブジェクトで型抜き

最背面のオブジェクトで、前面のオブジェクトを切り抜きます。

レイヤーを確認すると、切り抜かれた前面のオブジェクトがあり、背面のオブジェクトがなくなったのが分かります。


イラストレーター 線パネルの使い方について

2014-08-15 13:35:40 | イラストレーター使い方講座

イラストレーター 線パネルの使い方

線パネルでは、線の太さを設定するだけでなく、線の両端の形や、角の形を変える事ができます。また点線や矢印も作る事ができます。

細かな設定をすることで、オブジェクトの印象も変わってきますので、ぜひこの機会に線パネルを使いこしてください。

1.線パネルの表示の仕方

線パネルの表示の仕方

メニューバーの[ウィンドウ→線]で表示します。ショートカットキー[Ctrl+F10]

2.線幅の使い方

線幅:線の太さを設定します

線幅の使い方

テキストボックスに直接値を入力するか、ポップアップメニューの一覧から数値を選択し、線の太さを設定します。線はパスを中心に位置します。
※(初期設定はパスを中心に線幅が設定されます。線の位置を変えるには、線の位置を使って設定します。)

線幅を0ptにすると[線:なし]になります。1pt=(0.35mm)

3.線端の使い方

線端:線の両端の形を設定します(オープンパスのみ適用)

線端の使い方

[バット線端]:線の両端の形が直角形になります。線はアンカーポイントから飛び出しません。

[丸型線端]:線の両端が丸い形になります。アンカーポイントから半円が飛び出します。飛び出した半円の大きさ(半径)は、線幅の半分(1/2)の大きさになります。

[突出線端]:線の両端の形が直角形になり、アンカーポイントから飛び出します。飛び出た部分の大きさは、線幅の半分(1/2)の大きさになります。

4.角の形状の使い方

角の形状:パスの折れ曲がった角(コーナーポイント)の形を設定します

角の形状の使い方

[マイター結合]:角が尖った形になります。(尖らない場合は、比率で設定します。)

[ラウンド結合]:角が丸い形になります。丸の半径は線幅の1/2の大きさです。

[ベベル結合]:角が面取りされたような角張った形になります。

[比率]:マイター結合の、角の尖りを設定します。

角の形状の使い方 比率

角の長さが「線幅」×「比率」を超えるとベベル結合になります。マイター結合を選択しても、比率の値によって自動的にベベル結合になります。

コーナーポイントの角度によって、比率が変わってきます。値は1~500まで設定可能です。

5.線の位置の使い方

線の位置:線をパスのどの位置にくるようにするか設定します

線の位置の使い方

[線を中央に揃える]:パスを中心に線を配置。

[線を内側に揃える]:パスの内側に線を配置。

[線を外側に揃える]:パスの外側に線を配置。

※オープンパスには適用しません。クローズパスのみ適用します。

線の位置の使い方 オブジェクトの違い 

線の位置でオブジェクトの大きさが変わります。アピアランスを分割する前に、線の位置が正しく設定されているか必ず確認してください。

6.破線の使い方

破線:破線・点線を作ります

破線の使い方
破線にチェックを入れ、テキストボックスに値を入力して、破線・点線を作ります。

 

7.矢印の使い方

矢印:線の両端に矢印を作ります

矢印の使い方

矢印の種類を選択して、矢印を作ります。

 

8.プロファイルの使い方

プロファイル(可変線幅プロファイル):線の太さに強弱(太細)をつけます

プロファイル(可変線幅プロファイル)の使い方

プロファイルのメニューには6種類の線が登録されています。一番太い部分が線幅で設定した線の太さになり、元に戻すには均等を選択します。

オープンパスの場合、線端を設定できます。クローズパスには、角の形状を設定できますが、線の位置は使用できません。

「軸に沿って反転」「軸を基準に反転」は、パスを軸にして、線の向きを変えます。線幅ツールで線の太さを変えたものにも使用できます。


イラストレーターのリフレクトツール(反転)の使い方

2014-08-14 13:15:47 | イラストレーター使い方講座

イラストレーターのリフレクトツール(反転)の使い方

リフレクトツールはオブジェクトを反転させるツールです。鏡に映したような状態にするので鏡面反転ともいいます。

反転したオブジェクトをコピーすることもできるので、左右対称のイラストなどを作る時に便利な機能です。

Step01 リフレクトツールを選択する

リフレクトツールを選択する

オブジェクトを選択した状態で、リフレクトツールをダブルクリックし、ダイアログボックスを表示します。

Step02 リフレクトダイアログボックスを設定する

リフレクトダイアログボックスを設定する

リフレクトダイアログボックスのリフレクトの軸にチェックを入れ、リフレクト(反転)する向きや角度を指定します。オブジェクトの中心が反転の基準点になるので、この基準点が反転軸になります。

角度の円の中を直接ドラッグしても、反転することができます。

水平を軸に上下に垂直を軸に左右に反転

[水平:水平を軸に上下に反転]・[垂直:垂直を軸に左右に反転]します。

角度が反転する軸

角度を指定すると、その角度が反転する軸になります。[リフレクト軸が水平:0°]・[リフレクト軸が垂直:90°]です。

例として、角度を「45°」や「-45°」に指定すると、リフレクトの軸が45°または-45°になります。

反転するオブジェクトをコピーする

反転するオブジェクトをコピーする

リフレクトの軸を選択し、コピーをクリックします。選択した軸の位置で反転したオブジェクトがコピーされます。

オブジェクトの塗りにパターンを使用している場合

オブジェクトの塗りにパターンを使用している場合

オブジェクトの塗りにパターンを使用している時は、オブジェクトと塗りを別々に反転することができます。

リフレクトダイアログボックスのリフレクト軸を選択後、オプションを設定。オプションの「オブジェクトの変形」だけにチェックを入れると、オブジェクトだけが反転します。「パターンの変形」だけにチェックを入れると、パターンのみ反転します。

それぞれ、別々に反転コピーすることもできます。

 

リフレクトの基準点の位置を変更する方法

リフレクトの基準点の位置を変更する方法

自動的に反転の基準点はオブジェクトの中心になりますが、基準点の位置を変更することもできます。

オブジェクトを選択した状態で、リフレクトツールを一度だけクリックします。反転の軸にする位置で[Alt+クリック]すると、基準点とダイアログ ボックスが表示されます。リフレクトの軸を設定し、OKをクリックすると、変更した基準点を軸にしてオブジェクトが反転します。

左右対称のイラストなどによく使われます。


イラストレーターの回転ツールの使い方

2014-08-13 13:38:13 | イラストレーター使い方講座

イラストレーターの回転ツールの使い方

回転ツールは角度を指定してオブジェクトを回転したり、回転させたオブジェクトをコピーすることができます。オブジェクトを規則正しく円形に並べるときにとても便利な機能です。

Step01 回転ツールを選択する

回転ツールを選択する

オブジェクトを選択した状態で、「回転ツール」をダブルクリックし、回転ダイアログボックスを表示します。

Step02 回転ダイアログボックスを設定する

回転ダイアログボックスを設定する

回転ダイアログボックスの角度に、回転する角度を入力します。オブジェクトの中心が回転の基準点になるので、この基準点が回転軸になります。

角度の円の図の中を直接ドラッグしても、回転させることができます。

時計回り 反時計回り

[左回転(時計回り):1°~360°]・[右回転(反時計回り):-1°~-360°]になります。

回転するオブジェクトをコピーする

回転するオブジェクトをコピーする

角度を入力後、コピーをクリックします。入力した角度で、回転したオブジェクトがコピーされます。

オブジェクトの塗りにパターンを使用している場合

オブジェクトの塗りにパターンを使用している場合

オブジェクトの塗りにパターンを使用している時は、オブジェクトと塗りを別々に回転することができます。

回転ダイアログボックスに角度を入力後、「オブジェクトの変形」だけにチェックを入れると、オブジェクトだけが指定した角度に回転します。「パターンの変形」だけにチェックを入れると、パターンのみ指定した角度に回転します。

それぞれ、別々に回転コピーすることもできます。

 

回転軸の位置を変更する方法

回転軸の位置を変更する方法

自動的にオブジェクトの中心が回転軸になりますが、回転軸の位置を変更することもできます。

オブジェクトを選択した状態で、回転ツールを一度だけクリックします。回転軸にする位置で[Alt+クリック]すると、基準点とダイアログボックスが表示されます。角度を入力、OKをクリックすると、変更した基準点を軸にオブジェクトが回転します。

お花のイラストを描くときに重宝します。


イラストレーターのリンク画像と埋め込み画像

2014-08-12 17:09:30 | イラストレーター使い方講座

イラストレーターのリンク画像と埋め込み画像

イラストレーターに画像を配置する方法はリンク配置と埋め込み配置の2の方法があります。

配置できる画像の形式は、Photoshop(PSD)、TIFF、EPS、JPEG、などが推奨されていますが、保存方法や入稿先でも変わってき ます。どちらの方法もメリット・デメリットがあるので、作成する物や入稿する印刷屋さんの目的や都合に合わせて、使用するといいと思います。

今回はリンク画像と埋め込み画像についてまとめました。ぜひ参考にして下さい。

1. リンク画像・埋め込み画像とは
リンク画像とは

イラストレーターに、直接画像が配置されているのではなく、プレビューとして表示されています。画像自体の情報、保存されている位置(フォルダ)などの情報を読み取って、仮に表示している状態です。実際に画像を配置していないので、容量が軽く効率よく作業が行えます。

リンク配置した元画像を編集したときは「リンク更新」で変更内容が反映されるので、わざわざ画像を再配置する必要がありません。ただ、「リンク更新」を忘れてしまうとリンク切れを起こし、画像が表示されなかったり印刷できなくなります。

イラストレーターでリンク画像の加工は、プレビュー表示に加工している状態なので、なるべく他のソフトで加工した画像を配置した方がいいかもしれません。

埋め込み画像とは

イラストレーターに直接画像が配置されます。イラストレーターファイルに画像のデータも加わるので、容量が重くなると作業効率が悪くなります。

画像を直接配置しているので、リンク切れのトラブルがありません。元画像を編集しても、リンク画像のように影響はうけませんが、加工した画像を使う場合は、再配置する手間があります。

カラーモードはイラストレーターが基準になるので、CMYKのイラストレーターにRGBモードの画像を配置すると、色が変わってしまいます。カラー モードを合わせる場合は、PhotoshopでCMYKに変換してから、イラストレーターに埋め込み配置をします。2つのカラーモードは統一して使うよう にします。

リンク画像・埋め込み画像とはメリット・デメリット

2. リンク切れとは

リンク画像は画像の位置などの情報がプレビューとして表示しています。元画像の情報が以下のように変わってしまうと「リンク先不明」となってリンク切れになります。
リンク切れとは

①Photoshopなどで画像の加工をする
②保存先を変更する
③画像ファイルのリネーム(名前の変更)
④画像ファイルの拡張子の変更
⑤ファイルの名前が長すぎたり、特殊な文字・半角カナを使用する
などをすると、リンクで配置した画像が表示されなかったり、印刷ができなくなります。

3. 画像をリンク画像で配置する方法

画像をリンク画像で配置する方法

[ファイル→配置→配置ダイアログボックスを表示]、リンクで配置したい画像を選択し、リンクにチェックを入れます。

画像をリンク画像で配置

リンク画像が配置されました。画像がリンクで配置されると、画像にマウスをあてたり選択すると、画像の上に×が表示されます。レイヤーの名前は「リンクファイル」となります。

ドラッグ&ドロップで配置

ドラッグ&ドロップで配置

CS2以降は画像を直接[ドラッグ&ドロップ]でも配置することができます。複数の画像ファイルまとめて配置することも可能です。ただし、リンク配置のみになります。

4. 画像を埋め込み画像で配置する方法

画像を埋め込み画像で配置する方法

[ファイル→配置→配置ダイアログボックスを表示]したら、埋め込みで配置したい画像を選択しリンクのチェックをはずします。

画像を埋め込み画像で配置

埋め込み画像が配置されました。画像が埋め込みで配置されると、画像の上に×は表示されません。レイヤーの名前は「画像」となり、リンクパネルに埋め込み画像のアイコンが表示されます。

5. リンク画像を埋め込み画像に変更する方法

リンク画像を埋め込み画像に変更する方法

[リンク画像を選択→パネルメニュー→画像を埋め込み]を選択します。これでリンク画像が埋め込み画像に変更されます。

一度埋め込み画像にするとリンク画像に切り換えることができません。すべての作業が終わるまではリンク画像にしておいた方がいいかもしれません。

コントロールパネル

コントロールパネルでリンク画像を埋め込み画像に変更する方法

CS2以降は[コントロールパネル→埋め込み]でも埋め込み画像に変更することができます。

6. リンク画像を更新する方法

リンク画像は、元画像を編集するとリンクが切れてしまいます。そのため「リンク更新ダイアログ」が表示されるようになっています。

Photoshopなどで元画像を加工した場合

リンク画像を更新する方法

一度保存したファイルを再度開くと、自動的に更新された状態で加工したリンク画像が配置されてます。
ファイルを使用中に元画像を加工した場合は、イラストレーターに切り換えたときに上図の「更新ダイアログ」が表示されます。
「はい」を選択すると、加工した画像がリンク画像として配置されます。

その他の編集を元画像にした場合

リンク画像を更新する方法

保存先を移動したり名前を変更した場合は、「置き換えダイアログ」が表示されます。[置き換え→置き換えダイアログボックスを表示]し、編集した元画像を選択します。

置き換えもリンク配置になります。保存したファイルを開くときや、ファイル使用中のどちらも同じ手順です。

7. 画像を他の画像と置き換える方法

配置したリンク画像・埋め込み画像も、後から他の画像に置き換える事ができます。
画像を他の画像と置き換える方法

置き換えをする画像を選択、[リンクパネル→パネルメニュー→リンクを再設定]を選択します。
「配置ダイアログボックス」から、置き換える画像を選択し、リンクor埋め込みを設定します。
画像を他の画像と置き換える

画像を置き換えると、リンク・レイヤーパネルーにも置き換えた画像が表示されます。

8. 画像の配置状況を確認する方法

配置した画像は「リンクパネル」で確認することができます。
画像の配置状況を確認する方法

リンクパネルは[ウィンドウ→リンク]で表示します。

①リンク画像:画像のサムネールのみの表示。正しくリンク配置されている状態です。
②変更された画像:元画像がPhotoshopなどで加工され、更新されてない状態です。
③リンク切れの画像:元画像の保存先が変わったり、名前の変更などをしてリンク先不明となっている状態です。
④埋め込み画像:画像が埋め込み配置されている状態です。
⑤リンク情報:画像のサムネールをダブルクリックor▼をクリックして表示します。元画像の保存位置や、カラーモードなどが確認できます。

9. ファイル保存で気をつける事とは

リンク画像は保存設定を間違えると、リンク切れや埋め込み画像に変更してしまいます。
ファイル保存で気をつける事とは

[ファイル→保存]をすると、保存オプションが表示されます。リンク配置のまま保存する時は「配置した画像を含む」のチェックは入れません。
チェックを入れると自動的に埋め込み画像に変更してしまいます。埋め込み画像に変更する時も作業中に行います。

保存先

ファイル保存で気をつける事とは保存先

リンクで配置して保存する時は、イラストレーターファイルとリンク配置した元画像を同じフォルダに保存します。
印刷屋さんに入稿するときや、ファイルを人に渡すときは必ず元画像もセットにして渡します。