名も無き闘士を導く光の組曲

　正直言うと、ダライアスバーストや、ダライアスバースト　アナザークロニクルは全くやってないんです。
　なんで、これを買おうかと思ったのは、ミュージックガンガン2の中に、今回の「ダライアスバースト　アナザークロニクル　オリジナルサウンドトラック」に収録されている「組曲 光導　～第5曲　暴君～」が入っておりまして、同じく「ダライアスバースト」から収録されている「Hello 31337」や「Good-bye my earth」、サイキックフォースシリーズから「BURNING STORM」、「Fallen Angel2012」とかと組み合わせたりしております。

　で、ダライアスバーストのサウンドトラックやアレンジアルバムを買っていたところもありまして、買ってみたんです。

　まず、CDのパッケージから、今回、サウンドトラックだと珍しい紙の物となっております。
　また、デザインも女性とその回りに4羽のハヤブサ、そして、兎などの細かいデザインになっています。
　裏面もまた、聖母マリアと天使達、そして、その回りに守らんが如くに配された4羽のハヤブサに曲紹介。
　細かい曲の紹介が書かれているブックレットは一切無し。
　この辺りは、つけて欲しかったところではあります。


　さて、実際に聞いてみた感想ですが、良い曲が揃っていて、なおかつ大半は「組曲 光導」の楽曲と言うこともあり、一つの物語として出来上がっているところです。
　しかも、切れ目無くその曲が流れてくるので、ゆっくりと聞きたいときに、じっくりと聞ける良い感じの曲です。
　そして、何よりすごいのが、アーケードゲームのサウンドトラックなのに、それらしさが一切見えないし、一曲一曲の完成度が非常に高く。テクノのアルバムとみてもいいかと思います。
　それぐらいのレベルの高い楽曲が揃っています。
　鉄の化石、靄、稲妻と剣、霞、暴君、導き～一つの組曲として、完成度はこれでもかと言う位です。
　REMIさんのウルワーズが更に、それを昇華させている感じです。曲自体の完成度の高いのに、更に高めています。

「名も無き戦士の物語のための組曲」と言っても過言ではありません。

　また、新規に作曲された「Chronograph」、「Abyssal Dependence」、「Syvalion Arrange GOLD」も結構いけてます。

　もう一つは、ライブ時の楽曲に収録された「Kohdo Floor Edition」。これは、鉄の化石をアレンジメントしたのですが、結構面白いアレンジメントだなと思っています。
　正直言うと、5.1chのオーディオやアンプから一つ一つ組み込んだオーディオシステムでじっくりと聞くか、海沿いの道で車を飛ばしながら聴きたかったりします。
　これで、現状でている曲は、全て出そろっている感じがあります。持っていない方は、3枚全部買ってみるの良いかもしれません。
　それほどまでに、このサントラは暑い物があったりしますので、是非！