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april-fool

2024-04-01 08:03:00 | 日記
紀元25年頃、黄河流域で再興した漢王朝(後漢)の末期において、残虐非道を尽くしたとされる時の権力者董卓が使用した恐ろしい拷問具・処刑用具の一つに「電死錬滋(でんしれんじ)」があった。

これは雷の激しい日のみ使われ、処刑される人間は、電流をよく通すとされる成分を含んだ特殊な石を円盤状に加工した石盤に縛り付けられ、宮廷外に特別に建てられた密室に閉じ込められる。

しばらくするとカラクリによって石盤が回転しはじめ、密室内の温度が急上昇する。そして最後に雷が落ちて来て、最悪の場合感電死してしまうという。

この拷問具は、長時間回転されることによって平衡感覚や正常な思考が失われ、雷から発生させた電子の熱や電流によって体の細胞が破壊されてしまうため、当時の民衆はこの拷問具を最も恐れていた。

ちなみに、現代でも家電として「電子レンジ」が存在するが、これが残虐な拷問具を応用したものであることは感嘆の他ない。

また、「レンジでチン」というフレーズは、電死錬滋の拷問を受けても生き延びたとされる陳(ちん)将軍の名に因んだものであるが、その由来がこの事にあるという事実は一部にしか知られていない。

民明書房刊『電子科学と中国武術』より一部抜粋

valentain

2024-02-14 01:23:00 | 日記
紀元前1550年頃、黄河流域で成立した殷王朝の時代、当時の中国では「女性は家庭に」という概念はまだ確立されておらず、男女の別なく力仕事や兵役に就き、共に同じ場で働いていた。

そのため、男女が兵役に就いている間に知り合うことも少なくはなかったが、女性の兵士が男性の兵士に思いを告げる際に、野生の猪と虎を狩り、これを渡して己の戦闘力と生活力を示すことによって相手の気を引くという「猪虎霊渡(ちょこれいと)」と呼ばれる風習が存在した。

しかし、周辺の属国の人々は殷のこの奇異な風習を野蛮な物と見なし、殷の出身者は「蛮恋多殷出夷(ばれんたいんでい)」と呼ばれ忌み嫌われることとなり、そしてこの周辺国の殷王朝に対する嫌悪感が後の殷周革命の原動力となったと言われている。

そして現在、女性はかつてのように積極的に社会進出するようになり、女性側から思いを告げる場面も多く見られるようになり、ついには、特定の日には女性は男性にプレゼントを渡しながら告白しよう、という風習が復活するまでとなった。

そしてこの日は、かつての殷王朝時代の女性兵士の呼び名にちなみ「戦徒・蛮恋多殷出夷(せんと・ばれんたいんでい)」と呼ばれるようになった。

従来はキリスト教の聖人ヴァレンタインが起源とされていたが、近年の研究により、戦徒・蛮恋多殷出夷がその起源であるという学説が現在では主流となっている。

ちなみに、女性が男性に渡す品の定番が「チョコレート」なのは当時の風習「猪虎霊渡」からきているというのは言うまでもない。

民明書房刊『こんな風習いらない・慟哭編』より一部抜粋