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安田記念2010@東京競馬場

2010年06月07日 | 時事
 
安田記念1600mは「荒れるレース」である。昨年こそ1番人気ウォッカのチカラが飛び抜けていてカタく決まったが,それでも手元にある1990年からのデータで1番人気の連対確率は35%,2位が2番人気の30%で,次はなんと4番人気と10番人気の25%なのである。過去10年,馬連で5回も万馬券が出てると言えばその「荒れ具合」をお分かりいただけるだろ。

てなわけで,いくらなんでも1番人気の連対率低すぎだろ,と思うわけだがここは逆の発想をしたい。え,10番人気の連対率高すぎだろ,と。

昨年を思い出していただきたい。1着1番人気ウォッカ,2着2番人気ディープスカイ……3着の馬を覚えてますか? 3着10番人気ファリダットだったんですよ,お父さん。オレの資料には3番人気は登録されていない(連対率と言ったら1着,2着に入る率)のでアレだが,ここでも10番人気が顔を出してたわけでんがな。

そしてなんと,さきほど10時17分の発表で,単勝10番人気は奇しくも昨年と同じ,5歳になったファリダット君なのである。おもわず敬称着けちゃったけど,これを買わない手があるだろうか,いやない,ありません。

とりあえずファリダットが昨年と同じ3着に入ると仮定しちゃう。ほんで,そっからワイドでひっかかりそうな馬を上に上げた連対率通りに買うことにした。つまり1番人気リーチザクラウン(35%),2番人気トライアンフマーチ(30%),4番人気スマイルジャック(25%),5番人気ショウワモダンだ(20%)。

……3番人気のキャプテントゥーレはどうしたって? 3番人気の連対率はたったの15%なのである。さぁ,それでは結果はナリタのラウンジで……。



いろいろあってナリタではまったくネットにアクセスできず,ホテルにチェックインしてようやくつながってみると,1着ショウワモダン(最終の単勝オッズでは8位でしたな),2着が6番人気のスーパーホーネット,頼みのファリダットは無念の6着。3着にスマイルジャックがいるので一応タテ目と強弁もできないではないけど……これは完敗ですな。もっと「荒れる安田記念」を信じるんだった。


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