x3変態長のブログ『まえのめりでいこう』

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もえちゃん軽量化計画 第16弾 ボルト編 その2 軽くしても機能的にメリットは無いんですが 総重量軽量化のために替えます まぁ~機材の軽量化は自己満足の世界ですから 的な ボルト類チタン化2 の巻

2022-10-02 15:20:37 | もえちゃん軽量化

こんにちはx3です

 

 

タイトルの

>まぁ~機材の軽量化は自己満足の世界ですから 

のあとに  (持論) と言うのを入れたかったんですが文字数の都合で入れられませんでした

 

もっと言うと

>まぁ~機材の軽量化は自己満足の世界ですから

>機材の の部分は 競技車両以外の としたかったのですが文字数の都合で できませんでした

このタイトルは あくまでも私個人のおこないを 面白おかしくしようとした意図でつけられております

機材の軽量化を否定しているわけでもなければ 機材の軽量化を目指している人を否定したわけではありません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って書いとけば炎上する事は無さそうだな(爆)

 

 

さて本題のボルト類交換その2です

まずは何の面白みもない よく見る部分の交換です

 

あはぁ~~~ん ぴかぴかぁ~~~(笑)

 

ヘッドキャップのテンションボルト以外はちょっと割高なワッシャ付きのボルトを採用しています

これでどれくらい軽量化したのかなんですが・・・

 

・ヘッドキャップ テンションボルト 8 → 4

・ステム クラムクランプボルト(2本分) 8 → 4

・ステム バークランプボルト(4本分) 16 → 9

 

15g軽量化しました

 

ステムのボルトは短いので軽量化量は少なめですね

 

今更ですがチタンボルトに交換時 齧り防止で WAKO'Sのスレッドコンパウンドを使用しています

某所にて少し譲ってもらいました

Φ40mmで高さ35mmの容器に 半分くらい頂いたのですが ほぼ減ってません

用途が限定的なので 私が寿命を迎えるまでに使い切るのは無理でしょう

これから先にチタンボルトを増やしていけば話は別ですが・・・

 

臭わせたと見せかけて 臭わないという話でした

 

 

次は変速機です

まずはフロントディレーラー(FD)からです

 

・FDクランプボルト 4 → 2

・FDワイヤークランプボルト 3 → 1

・FDアジャストボルト(2本) 1 → 1

 

4g軽量化しました

意外だったのはアジャストボルトです

このボルトは磁石にくっつきません

素材が不明なのとM4×8.5mmと言うサイズなので交換しても重量差はありませんでした

サイズが無かったのでM4×10mmのネジ部分を削りました

十字穴から6角穴のボルトに変わったので整備性と見た目が良くなったと思います(自分比)

あともね(笑)

 

次にリアディレーラー(RD)です

 

・RDテンションボルト データなし

・RDアジャストボルト 1 → 1

・RDプーリーボルト(2本分) 4 → 2

・RDワイヤークランプボルト 3 → 3

 

データなしもありますが2g軽量化しました

取り付けボルトは面倒くさそうだったので交換しませんでした

小さいボルトばかりなので軽量化量も少なめです

テンションボルトとアジャストボルトがFD同様 十字穴から6角穴に変わったので整備性と見た目が良くなった

あともね

 

しかしこのRDはまたしてもシマノらしさが出ていました

まずはプーリーボルトです

 

プーリーボルト脱落防止のためにEリングが取り付けられるようになっています

私の知る限りでは 脱落防止のEリングが使ってあるシマノのRDはXTRだけです

しかも年代問わず 知っている範囲では『M970』までの歴代XTRに使われています

これはXTRのみプーリーにシールドベアリングが使われているからです

なぜシールドベアリングが使われると脱落防止がいるのか図解してみました

 

 

大まかにXTRの下側(テンション)プーリーは このようになっています

これが動くと このようになります

 

 

シールドベアリングのボールがあるせいで ボルトに緩み方向のトルクがかかります

このために徐々に緩んでいき ボルトが脱落しないようEリングが取り付けてあるのです

回転時の負荷を下げるためのシールドベアリングなのでしょうが このRDを持っているからこそ 分かることがあります

シールドベアリングなのに別にカバーがあるため ボルトを強く締めるとカバーがプーリーに干渉します

これにより回転が渋くなるので あまり強く締めない方が良いと思います

そうなると当然ボルトは緩みやすくなります

 

それも踏まえてのEリングでの脱落防止なのかな?

 

って思います

 

因みにしっかり締めた状態のボルトならプーリーの回転負荷ぐらいでボルトは緩みません

そうでなければブッシュ式のプーリーからセラミックボールベアリング内蔵のプーリーに変更したらボルトが脱落することになります

通勤用のミグノンはセラミックではないにしてもボールベアリングのプーリーに替えてますがボルトが緩んだことはありません

そのような状態ですのでボルトの選定は軽さ重視です(笑)

 

『RISK』ってのが気になるんですが・・・

小さなボルト2本に この化粧箱という豪華さ!

中空チタンボルトです

よくこの細いボルトの中心に穴をあけられたもんだ

一応緩み止めで低強度のロックタイト222を塗布して回転が渋くならない程度に締め付けました

 

シマノの このRD開発部門の責任者が私だったら現在とは反対側からボルトを入れるようにしますね

差別化も図れるし理論としても整合性がある

まぁ~ そうじゃないから無責任なこと書けてるんですけど・・・

 

あとシールドベアリングを使うならカバーはいりません

少しでも異物が入らないようにとの配慮かもしれませんが そのような変なユーザー目線は必要ありません

 

XTRはレース機材なので寿命よりも効率を重視するべきです

 

ってシマノが言えばXTR使ってるユーザーの満足度は上がるのに

 

 

そうかと思えば こんな所には しっかり拘ってらっしゃりやがるんです

 

ワイヤークランプボルトが中空なんです

しかも同年代の1グレード下のXTではM6×10mmなのに このRDではM5×10mmという徹底した軽量化を図っています

 

「XTRすごいだろ! こんなとこにも拘って軽量化してるんだぜ! おおっと! 他のグレードには転用できないんで よろしく」

 

みたいな感じですかね

おかげさまで磁石がくっつく素材なのにチタンボルトに替えても軽量化しませんでした

 

さすがに これの中空はありませんでした

思い込みでM6×10mmのボルトを購入してしまったので余ってしまった・・・

エルスワースにでも使おうかな・・・

 

またしても「おのれシマノの奴めぇ~」って感じです

見栄さえ張らなければXTグレードの方が心穏やかに運用できるでしょうね

私は見栄っ張りなのでそうもいきませんが・・・

まぁ~ こういったことも 面白いという心の大きさがありますからね(笑)



2 コメント

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これまたイヤラシイ色味ですな(褒め言葉) (かるふい)
2022-10-04 07:27:38
ステムのコラム側のクランプボルト下側の「虹感」が弱いような…
光の加減の問題かな?

レースの現場では信じられないような壊れ方をするという話はよく聞きますので寿命というより耐久性はかなり考慮されているのではと思ってみたり。

シ○ノは頭でっかちな技術者が多い気がしますので(笑)無駄に凝った造りをしているケースは多そうですよね。
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誉め言葉なら艶っぽいってのもありますよ(笑) (x3)
2022-10-04 18:50:03
かるふいさん
コメントありがとうございます。

ステムのコラム側のクランプボルト下側のボルトは正面から見ると緑系の色なので「虹感」が弱いかもしれません。
側面を見ると紫系でしっかりした「虹感」です。
色味が揃ってないので、顔の方(バークランプ側)のボルトの正面側の色味をなるべく似た色にしました。

耐久性と言う言葉で思い出しました。
プーリーのカバーにはパッキンも付いていました。
シールド付きのベアリングを使いつつ、更にパッキン付きのカバーでベアリングを保護しているんです。
回転効率を落としてでもベアリングの破損を防ぐ方を選択したようです。
プーリーセット売ってるけど買い替える事は無いだろうなって思ったの思い出しました。
プーリーの回転効率のことを言い出すと私が見た目で受け入れられないビッグプーリーに行き着くので、この事を掘り下げるのは止めることにします。

どの部品か忘れましたが78のデュラエースでも同年代のアルテグラSLとは全く違う部品構成で「すげ~なデュラエース」って思ったことあります。
見た目も凝ってくれれば良いんですけどね~(笑)
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