x3変態長のブログ『まえのめりでいこう』

あまり深く考えず思ったことを口にしてしまうタイプです

もえちゃん軽量化計画 第10弾 シートポスト編 『素材を変えないで努力により 更なる高みに押し上げた』 そのようなパーツを使わずして如何とするや 的な 傑作のシートポスト の巻

2022-02-06 23:33:56 | もえちゃん軽量化

こんばんはx3です

 

 

今回はシートポストです

っと その前に・・・

 

先日 出勤前に見ていたTVにて『?』なニュースをやってました

 

某EUにおいて『カーボンニュートラル』と『持続可能エネルギー』の観点から『原子力発電』を推進する

 

らしいですよ

 

因みに『カーボンニュートラル』とは

 

『地球上の温室効果ガスの排出量と吸収量・除去量を均衡させること』

 

らしいです

 

私はこの問題について疎いので よくわかりませんが 怖いんですね『温室効果ガス』って

環境面において温室効果ガス低減と 原子力発電時に発生する 『高レベル放射性廃棄物』 を天秤にかけた時 温室効果ガス低減の方に傾くわけですから

まぁ~昔に比べて技術は上がってますからね

 

『安全な原発』と『核のゴミ処理』の事は解決できるんでしょうね

 

権力者は自身のメリットよりも 一般人のメリットを考えて・・・・・くれるわけないか・・・

 

 

 

さて それはさておき 今使っているシートポストは『トムソン・エリート』です

軽量化するにあたり 簡単なのは『カーボン化』です

それなりのメーカーの物なら間違いなく軽量化できます

しかし それができない理由があります

『もえちゃん』のシートチューブは内径が やや大きいのです

トムソン・エリートの前に付けていたシートポストはシートクランプを思いっきり締めないと下がっていました

対策として シートクランプを固定力の強い『サルサ・フリップロック』に変更

シートポストをパイプの円周上に加工痕があり それにより下がりにくい『トムソン・エリート』に変更しました

この変更でシートポストは下がらなくなりました

しかし シートチューブ内径が大きいのでクランプ部分を支点にしてシートポストが動くんです

 

 

シートポストを長くすれば 差の出る位置が 支点から遠くなるので 動く角度は小さくできます

 

 

カーボン化して『カーボンパーツの滑り止め剤』を使えば 下がらないかもしれません

でも もし少しでも下がったら どうしても 強く締めたいと思うんです

そうなるとカーボンのシートポストは割れる可能性があります

それなりのメーカーの物を購入したとして それなりのお値段がするでしょう

その それなりの 値段のシートポストが 「高さ調整したら 割れた」ではキビシイ

 

軽さを求めつつ 剛性もある

 

そんな シートポストを探しました・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って ウソです(笑)

カーボン化しない時点で 変更するシートポストは決めていました

 

 

アルミ シートポストの最高峰 『トムソン・マスターピース』です

カタログスペックより「ちょい重」ですが 持った感触は「すげぇ~」って感じです

何が すごいかは後で書きますので 先ずは トムソン・エリートとの比較です

 

 

色が全く違います!

 

そこじゃない?

写真と言葉が微妙に合ってない?

 

あ~  エリートの長さが90mm短いって事ですね

前の持ち主が 軽量化のため カットしてたんですよ

マスターピースはエリートよりも 長いままで使うつもりですが このままでは さすがに長いので ある程度 カットします

カットしてあるエリートの重量はと言うと

 

 

マスターピースより5g軽いです

 

さて問題は どれくらいカットするかという事ですが 切る量によっては 重量がほぼ変わらない可能性もあります

 

・・・

 

本当はカット位置もマスターピースを見た時点で決まってました

 

 

既にカット後の画像ですが 『MADE IN USA』の文字が残る位置にしました

取り付けてしまえば 見えなくなるところですが 所有満足度を上げるために残しました

この位置で50mmくらいでした

さて これで どのくらい軽くなったのでしょう

 

 

13g軽くなりました

エリートよりも8g軽くなりました

 

さて このマスターピースいったい何がすごいのかを 見ていきたいと思います

 

 

ヤグラ部分の加工が2段になっています

おそらく 1段だと そこに負荷が集中するため だと思います

なぜ 2段に しなければならなかったのか?

それはシートポスト内側の加工によると思います

 

 

エリートは剛性を上げるため 前後の肉厚が 側面に比べて 厚くなっています

マスターピースは全部が薄くなっています

しかしこれでは 剛性面に 難有り となりそうですが ここからがマスターピースのすごい ところです

 

 

端面から約40mmの位置から 『補強』が入っています

あえて『補強』としたのには 訳があります

先ほどのエリートの肉厚を増やしてある箇所は なだらかな形状で 内径の形状は 楕円 でした

マスターピースは その部分ピンポイントだけ肉厚を増やしています

そのため なだらかな 楕円ではありません

 

 

ピンボケして分かりにくいですが カットした シートポストの端面側からと 断面側からの写真です

楕円になっていないのは 分かっていただけましたでしょうか

どういう技術でこのようにしているのかは分かりませんが トムソンというメーカーの拘りを見ました

素材自体は おそらくエリートと同じだと思います

 

「加工方法で 重量を 削り取った」 と言えるでしょうね

マスターピース(傑作)の名に相応しいシートポストだと思います

 

 

そして ここからは 私がさらに軽量化します

 

 

純正のヤグラ部分の ボルト・ナットです

 

ボルトナットを軽量化すると言えば・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリエクのトムソン用 チタン ボルト・ナットです

 

アリエクのチタンボルトって大丈夫なの?

 

さぁ~ 分かりませんね(笑)

それはこれから私が検証します

 

さて シートポストは どれくらい軽量化できたのでしょうか

 

 

ノーマルの(?)マスターピースから24gで エリートからは19g軽量化しました

軽量化の幅としては 小さいですが マスターピースを取り付けているというだけで すごく満足です

 

私のような工業系に 『削り出し』は 魅惑の言葉です(笑)


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「チタン削り出し」が至高? (かるふい)
2022-02-07 15:32:10
x3さんの事だからリサーチはされていると思いますが、
適応シートポストが31.6㎜より上とかいうことでは無いですか?
そういうのクラインとか好きそう…

マスターピースもすごいですが、安い方でもなかなか凝った事しているのですねえ、やっぱMTBのシートポストはトムソンで決まり!ですね!

まあ、私は持っていないのですが…
返信する
いえいえ 『削り出し』の至高はアルミです (x3)
2022-02-07 23:00:30
かるふいさん
コメントありがとうございます。

おっしゃる通りリサーチ済みです。
『本物』のクラインなら ありそうな事案ですが『にわか』のトレックラインですから それはありませんでした。

トムソンのシートポストが あんなことになっているのは入手してから知りました。
トムソンにしようとして入手したのではなく 偶然中古のワゴンセールの中にトムソンがあったといった感じです。

中古でシルバーの長さを90mmカットしたΦ31.6mmのエリートならありますよ(笑)
返信する

コメントを投稿