NEW超王龍「センタルン産」のルーツと特徴
インドネシアのアロワナコンテストを総なめにしているヘンキ氏の協力により
NEW超王龍センタルン産が今回初の入荷となりました
センタルン産は紅龍の生息地インドネシアの
カリマンタン島にあるセンタルン湖で採集された種親のみで繁殖された純血の紅龍です。
センタルン産の紅龍は種親も少なく雨季の僅かな期間しか繁殖しない為
コンテスト出品用や種親に育てられ今まで入荷しませんでしたが
ヘンキ氏との長年の付き合いにより今回やっと輸入することができた貴重な個体です。
NEW超王龍カプアスフル産との違いはカプアス川の上流部とその支流に生息するのに対し
NEW超王龍センタルン産はセンタルン湖という湖に生息することです。
生息地の違いは環境の違いにより個体群の特徴に変化を生み出します。
水に流れがあるカプアス川の上流域のカプアスフル産はナチュラルなスプーンヘッドで
後方に体高が出て少し寸詰まったような体型で辣椒紅龍といわれるタイプの個体群です。
流れの無い湖に生息するセンタルン産はフラットヘッドと言われる平らな頭部で
辣椒紅龍と比べると少し長めの体型で血紅龍といわれるタイプです。
一般的には辣椒紅龍は太いリング状に発色し血紅龍は細框（細いリング）で発色し
徐々に内側に滲んでくると言われております。
今回入荷したNEW超王龍センタルン産の中でも
血紅龍タイプの特徴を良く表した個体をセレクトしました。
「色素の強さ」とブルータイプの過背金龍のような「ブルーメタリックの金属光沢」が
将来の赤い発色を約束されています。
近年、スプーンヘッドがもてはやされフラットヘッドの血紅龍タイプは少なくなってしまいましたが
NEW超王龍センタルン産の様な個体を求めているマニアさんも多いと思います。
この機会をお見逃しなく！！
