日々のデキゴト

見落としがちな日々の出来事、小さな感動や驚きを綴ってます。
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ジーン!!

2008-05-04 09:40:45 | ドラマ
気づけばGWもあと3日。皆さん、いかがお過ごしですか?
自分はGW突入前の9連勤がこたえて、最初の2日間は用事がある時間以外はぐったりしてました。
それから最近DVDが増えてきて置き場が無くなってきたので、以前録画したビデオテープを処分しようと内容確認しながら分別作業していたら丸1日かかってしまってそれで終わってしまった。
4/30、5/1は出社して、5/2の夜から実家に帰省してます。

ビデオを見返して、思わずハマってしまったドラマがあります。
不機嫌なジーン
いまから3年ちょっと前の月9ですが、動物行動学者の卵の女性:蒼井仁子と、その元恋人である南原教授の恋愛模様を中心に描いたラブコメディです。
自分の記憶の中ではそれほどのめり込んだ記憶はないのだけれど、ちゃんと全話録画してありました。(ま、他のドラマと同じテープ使ってたりして、適当な感じの録画だったけど。)
いま見返してみると、すごく素敵な作品。(個人的な感想ね)
竹内結子さん演じる仁子はすごくキュートだし、一見最低の男に見える南原教授も、実は誰よりも仁子のことを想っていて、キュンときました。加えて、テンポのいい会話、時折考えさせられる含蓄のある内容、魅力的な登場人物たちと当時月9としてはさほど奮わなかった視聴率が嘘のよう。(Amazonのレビューも好評価なのにね。)

好きなシーン満載なドラマでしたが、シリーズ通して見ようと思ったきっかけになった印象的なシーンが第1話にありました。
仁子が保護していた怪我をした鷹:ハリス・ホークが、怪我が治る前に逃げだしてしまいます。
大学キャンパスの屋上でハリスを見つけた南原教授が、仁子の鷹だと知って「呼び戻してやる」と、鷹の鳴き声をまねて大声でハリス・ホークを呼び寄せるシーン。
階下には学生もたくさんいる中、奇怪な鳴き声をはばかりもなくあげる教授に、回りの目を気にして恥ずかしがる仁子。

 仁子:「なにやってるの!?」
 教授:「呼んでやってるんだよ。お前を待ってるヤツがここにいるって!」

当たり前のことのように答える教授。
この言葉で、頑なだった仁子の心が教授に対して開きはじめます。
そこからはたくさんのまわりの人たちから見られても気にすることなく、力の限り鷹の鳴き声でハリスを呼び続ける二人。
屋上というロケーション、回りの人など眼中にない、一緒に同じ想いを共有した二人だけの世界。
そしてハリスは二人のもとに戻ってきます。
素敵なシーンでした。

全11話。
実はラストはハッピーエンディングとはなりません。
お互いのことを心から大切に思いながらも、仁子の真の幸せを願い、背中を推す形で最終的には教授から仁子に別れをつげます。
そんな悲しいラストだからこそ、1話のこの鷹のシーンが鮮烈な幸せの記憶として思い出されてしまいました。

ビデオ録画でなく、ちゃんとした形で手元に欲しくなってしまったので、GWの衝動買い!
DVD-BOX、サントラ、主題歌「ラバーズ・コンチェルト(サラ・ヴォーン)」収録のCD、おまけに科学書である「利己的な遺伝子」までまとめて購入しちゃいました。
GW前半は、まさにジーン一色に染まった感じでしたね。

見たことない方は、レンタルDVDなどで、是非見てください。
最終話収録のvol.6には、原作者の大森美香さんと南原教授役の内野聖陽さんとのスペシャル対談もあり、必見です。

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