映画「赤い糸」

ドラマが思いのほか面白いので、映画も気になってみてきました。

　赤い糸

ドラマと映画のコラボは、今や珍しくもありませんが、同じ時間軸での映画化は、さすがに記憶にありません。
通常は、
　（１）ドラマ→続編や完結編を映画化
　　or
　（２）映画がヒット→より丁寧な描写やアレンジを加えてドラマ化
というのが一般的ですよね。
ですが、本作は現時点でドラマが第３話まで放送済（映画公開初日の夜が第３話でした）。
キャストも設定も使われている映像まで、ここまでは同じものを使っています。
そうすると映画はドラマの先取りで、第４話以降は映画をトレース！？とも考えられますが、映画のパンフレットには「同じ時の流れを別の角度からとらえている。」とあるので、大筋は映画のストーリーを継承しつつ、映画では見れなかった伏線や感情表現などが見られるんじゃないかと思います。
主人公二人に感情移入してしまうと、途中つらいシーンとかも結構あるので、ドラマを見続けるのもちょっと大変そうですが、きっと映画のラストシーンの続きなりその後がドラマで観れるんじゃないかと想像しています。
そこまでの道のりを見たいので、ドラマも観続けようと思います。

主人公二人がとても初々しいし、誰もがもっている初恋の記憶を思い出させてくれるという点で、個人的には好きな作品です。
ただ映画単体で見ると、説明もかなり思い切って端折ってあるし、ストーリーの展開が速い分感情描写が不十分な点も散見されるので、多少の不満は残るところ。（なによりラストシーンが○×△☆※・・なのですよ！（笑））
今後のドラマへの期待感を上げるのには、大いに貢献できていると思います。
今後のドラマの展開次第で、映画の評価も大きく変動しそう。
現時点では100点満点の78点。
これが３月末には90点オーバーになることを期待します。

最後に、映画・ドラマ共にエンディング曲として使われているHYの366日をご紹介。名曲！！
　HY「366日」（Yahoo!動画）