日々のデキゴト

見落としがちな日々の出来事、小さな感動や驚きを綴ってます。
記事未満なコトはtwitterでもつぶやいてます。

ちはやふる -結び-

2018-03-19 02:38:35 | 映画
ちはやふる -結び-

3/17公開の完結編
公開翌日に観てきました。
「ちはやふる」は、アニメの方を多少観ていて(全部ではないけど)、実写版映画の「上の句」と「下の句」はテレビやネット配信で観ました。
前2作がなかなかの良作だったので、最後は映画館で観たいなと思い、JKだらけの映画館で観てきました(笑)

高校のかるた部がストーリーの中心なのですが、あの時期に誰もが経験する葛藤や寂しさ、そしてあの時代にしかないキラキラした時間がぎゅっと詰まっていました。
主人公の千早役をやった広瀬すずさんは、本当に当たり役。
たぶん彼女自身も、このタイミングと環境でしか、あの千早は表現できない。
彼女のキャリアの中でも、多くの人の記憶に永く残る作品になったのではないでしょうか。

瑞沢高校かるた部の他の面々もそれぞれにいい個性を発揮していて、とても気持ちよく映画を楽しめました。
陰でみんなを支える大江役の上白石萌音さん。千早や新入生の花野のことをサポートし、最後に大きな決断をします。
西田役の矢本悠馬さん、駒野役の森永悠希さんも、瑞沢高校かるた部のメインメンバーとして、存在感を示していました。
そして今回の映画で、キーとなる役割を担った真島役の野村周平さん。
最強の名人:周防との子弟関係にも似た間柄が、とても好きでした。
その周防久志を演じた賀来賢人さん、正直意外でした。
これまで賀来さんがドラマ等で演じてきたキャラは、おどけた印象のモノが多かったように思いますが、今回は最強の名人を実感させる佇まいで、こんな演技もできるのかと、正直驚きました。
また、新しい引き出しを見てみたいです。

個人的に唯一残念だったのが、千早の目標であり、ライバルでもあるかるたクィーンの若宮詩暢役の松岡茉優さんが、本作では見せ所があまりなかったこと。
他の登場キャラクターがいいだけに、B線キャラだけでは可哀想でした。
存在感も演技力も申し分ないので、できれば最後に相応しい活躍が見たかった。
(まぁ、あちこちに話を広げると、映画としてまとまらなくなるのはわかるんですけどね。)

ともかく、観るなら絶対映画館の大スクリーンで観ることをお勧めします。
若い人だけでなく、もっと上の世代の人でも楽しめる映画になっていると思います。
もしかしたら、もう1回観に行っちゃうかも。

[ひとり言]
しかし、スーパースローで観ても、綺麗とかかっこいいって、どういうことやねん!(笑)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 密やかな結晶 記憶の消滅の... | トップ | 桜の季節 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事