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Wozéqui - soleil ブログ

「学校から配布する文書については学校が責任をもって判断することが重要」について

このブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます。

学校(小中学校など)では児童生徒や保護者向けに各種文書を配布しますが、その配布判断について示された画期的な?見解を(本当は当たり前だと思いますが)、このブログで紹介します。

***

この話題のきっかけは、以前より学校において児童生徒や保護者向けに配布する文書で「内容はまずいだろう!」という場合が時々あったことによります。

例えば、PTA役員選出承認に関するPTA文書(PTA非会員への配慮なしの文面)を、PTA会員宛として全ての児童を通じて配布されたことがありました。

この件で、学校の文書配布の判断について、市教育委員会はいかに考えるかを尋ねたことがありますが、市教育委員会は内容不十分と思える次の回答をされました。

「公教育の学校現場で、PTA非会員に配慮しないPTA文書が配布された件の問題提起」についてご回答させていただきます。 「公教育の学校現場で、PTA非会員に配慮しないPTA文書が配布された件の問題提起」については、大垣市教育委員会は、お答えする立場にありません。PTA文書配布については、PTAにご確認ください。【担当:教育委員会学校教育課、教育委員会社会教育スポーツ課】

稚拙に感じました。

この件に関係し、岐阜県教育委員会様は妥当な見解を出して下さいました。

 令和3年3月8日にいただきましたご意見について、回答いたします。
 学校から配布する文書については、学校が責任をもって、判断することが重要であるととらえています。
 配布する際には、必要に応じて家庭と学校が十分に話し合い、適切に配慮することが大切であると考えます。
 今後も、市町村教育委員会と情報共有を図り、子どもたちの健全育成のために、学校と保護者が協力して学校教育の充実が図られるように努めてまいります。 令和3年3月15日 岐阜県教育委員会 学校支援課

***

この岐阜県教育委員会様の見解を受け、私は大垣市教育委員会様に対し、行政サービス「市政への意見箱」を通して、3月17日、次のように要望しました。

 本件(★補足参照)を市立の学校・幼稚園等の校園長に指導されることをお願いしたく存じます。まもなく新年度が始まりますので、4月初旬、新任の校園長も含めた全ての校園長に、本件を指導されることを要望します。

(★補足:学校から配布する文書については学校が責任をもって判断すること)

***

岐阜県教育委員会様が直接主管する学校(岐阜県立の高等学校、支援学校)や、大垣市教育委員会様が主管する学校(大垣市立の小中学校)で、今後、配布される文書に不適切さがあった場合、学校や教育委員会に申し出すると、その後、改善される可能性を考えます。

関係者におかれて、ご参考になる箇所があれば、幸いです。

今日のブログは以上です。お付き合い下さり、ありがとうございました。
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