今回は、関税は、アメリカの長期的な経済の健全性を回復する唯一の方法だ、というテーマで、最近読んだ論考を、概略紹介したいと思います。 この動画は、世界の、異論・反論、様々な立場での論考を紹介するものであり、必ずしも私の個人的な立場を反映するものではないことを、ご留意ください。
*アメリカは、長期的な経済の健全性を犠牲にして、安価な外国の安物や安易なお金(つまり、偽の不換紙幣)に依存している。私たちは、物事を作り上げていた鋳鉄の経済から、外国の好意に頼って生き残る、主に紙の経済へと変貌することを許した。これは文明の自殺のレシピだ。
*私たちは、武器、食料、機械、車両、プラスチック、医薬品、コンピューターを自分では作らない。閉鎖、不足、サプライチェーンの混乱を伴うコロナ禍の狂気は、私たちが非常に強力だと思っていた経済が驚くほど脆弱であることを警告する、大きな警鐘であった。
*今や敵と競争相手に囲まれた裕福な農家を想像してみていただきたい。その農家は、時間の経過とともに、近隣の人々が仕事をこなし、自分よりも安く材料を提供できるため、ほとんどの農業活動を近隣の人々に外注した。彼は自分の機械を売り払い、農場労働者を解雇した。なぜなら、他の人が仕事をして機械を維持する方が簡単で費用もかからないからだ。
*しかしある日、隣人が「もうやめて」と言ったので、今では自分の土地に肥料をやったり、畑を耕したり、作物を収穫したりすることができなくなってしまった。古いトラクターや農機具は残していたとしても、溶接機やスペアパーツ、原材料をすべて売り払ってしまったので、修理は不可能だ。その上、何年も修理していなかったので、機械の修理についてはほとんど覚えていない。
*そのため、かつては肥沃で生産性の高い土地を自分で管理することになったのだが、それを利用できず、かつて助けを求めていた人々は、昔の隣人やビジネスパートナーを破産させ、その土地を安値で買い占めるチャンスだと考えて、指一本動かそうとしない。
*それが今のアメリカの現状だ。私たちは経済を解体し、部品として売り飛ばし、・・・
詳細に興味がある方は、以下の動画を視聴ください。
https://youtu.be/ulBwfFEGKtM