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WOOD-NOTE

山、森、川、湖、海などを歩いて見つけたもの、感じたものを集めた自然誌。

キショウブとハナショウブ

2018-05-03 19:27:43 | 自然
5月といえばキショウブとハナショウブが咲く季節ですが、この違い意外とわからないことが多いのです。両方とも水辺や湿地に見られる植物で、ノハナショウブは在来種、ハナショウブはノハナショウブの園芸種で、花弁の根元に黄色い模様があることが特徴です。

キショウブも水辺や湿地に咲く植物ですが、こちらは繁殖力が旺盛な外来種で、要注意外来生物になっています。

ちなみにアヤメは乾燥地に咲く在来種。カキツバタは水辺や湿地に咲くもので園芸種。花弁の元に白い模様があることが特徴です。

そして、ショウブというとショウブ湯の植物と思う人がいるかもしれませんが、ショウブ湯に使うショウブはサトイモ科ショウブ属。キショウブ、ハナショウブ、アヤメ、カキツバタはアヤメ科アヤメ属なので、全く違う種類の植物なのです。間違ってハナショウブやキショウブをお風呂に入れないでください。



キショウブ


ハナショウブ


カキツバタ


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