樹々のささやき

自然とのふれあい、人との出逢い、身近なことに目をむけて、感動、感謝をこめて!

中国茶を楽しんで

2014-09-12 | グルメ・食べ歩き

今朝はすこし涼しく感じられました。

今年は大雨に見舞われて各地でたいへんな被害がありました。 思わぬ土砂の崩壊や、冠水した街。

それでも確実に季節は移り変わっていきます。 スーパームーンは薄雲がかかり、雲のカーテン越しに眺めることになりました。

先日、中秋節に「中国茶」と「月餅」を食べながら、お喋りの会?をもちました。

        

                                          細長い聞香杯と盃型の杯

 「月餅」にはいろいろな「餡」があり、楽しむことが出来ます。

 「豆沙」・「蓮蓉」・「奶椰」・「伍仁」など。  全部の「餡」を味わいたいので、四等分して食べることに……。

一つで100gもあり、薄皮で軟らかい月餅は、上海でも有名な「杏花楼」のものです。

聞香杯にジャスミン茶を注ぎ入れて、もう片方の杯を聞香杯の上に重ね、親指と示指または中指でしっかりと持ち、すばやく天地を逆にひっくり返し、聞香杯に残った香りを楽しみます。

          

ガラスコップのお茶は、「工芸茶」と言います。

  「茉莉仙女」

 黄色い菊の上に1本でつないだ「ジャスミン」の花。お湯を注ぐと丸い玉の中から開き花を咲かせます。

「洞庭碧螺春」:太湖の洞庭山という島一帯で生産される江蘇省お代表的な銘茶。

「西湖龍井」:龍井茶は浙江省の銘茶で日本人にも好まれる緑茶。

「黄山毛峰」:安徽省の黄山付近で産する銘茶。「一芯二葉」のおいしいお茶です。

「茉莉花茶」:花茶の中ではポピュラーなジャスミン茶です。聞香杯の残り香を楽しみます。

「苦丁茶」:カップに1本の苦丁茶を入れ、お湯を注ぎ、しばらくして葉が開いてから飲みます。 肝臓や目に良い効果をもたらします。苦味のあるお茶です。

「工芸茶」:ガラスの容器に入れ、お湯を注ぐと、水中花のように、球体のお茶の中から花を咲かせます。

そのほかにも、「ウーロン茶」・「プアール茶」、いろいろなお茶の楽しみ方があり、中国の習慣にふれることが楽しみです。

気の合った友人とゆったりと時間を過ごせば、ストレスは吹っ飛びますよ。 如何でしょう。