日本ダービー（東京優駿） 小ネタ

史上空前のハイレベルでの混戦と謳われている今年のダービー。皐月賞を制したディーマジェスティ、２歳王者のリオンディーズ、末脚が強烈なマカヒキ、巻き返しを狙うサトノダイヤモンドなど、どの馬が勝っても納得の好メンバーがそろいました。

さて、ダービー当日の日付は５月２９日。過去、同じ日付に行われたダービーを制した馬を調べると、歴史的名馬がずらりと並びまず。

2011年５月２９日　オルフェーブル（クラシック３冠、有馬記念２勝、宝塚記念１勝、凱旋門賞２着２回、Ｇ１レース６勝）
2006年５月２９日　ディープインパクト（クラシック３冠、ジャパンカップ、有馬記念、天皇賞・春、宝塚記念、Ｇ１レース７勝）
1994年５月２９日　ナリタブライアン（クラシック３冠、有馬記念、朝日杯３歳Ｓ、Ｇ１レース５勝）
1983年５月２９日　ミスターシービー（クラシック３冠、天皇賞・秋、Ｇ１級レース４勝）

史上７頭いる三冠馬のうち４頭が５月２９日のダービーを制しています。


今年、三冠の資格を持つのがディーマジェスティ。
２月に東京1800メートルでの共同通信杯も制しており、東京競馬場との相性は悪くなさそうです。
さらに、過去10年に４勝２着２回と好成績の１番枠をゲット。運も味方につけました。

おそらく単勝は３倍前後と思われます。
もし歴史的名馬へと駆け上がるのなら、今後、二度とこのようなオッズは付かないはず。
ディーマジェスティの単勝で勝負です。

ゴールドシップ（2016.5.21撮影）

今春から種牡馬生活をスタートしたゴールドシップ。現在の種付け頭数は、ビッグレットファームのスタッフさんによると約100頭ということです。種付け種付けシーズン終了の７月までに、「最終的に、130頭ぐらいまで増えそうですか？」と質問したところ、「牧場さんの状況にもよるので、何ともいえませんね」と、種付け頭数がさらに伸びるのか、あまり増えないのか、何ともいえないようなニュアンスで言われていました。
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産駒１年目から活躍馬を出さないと、すぐに淘汰されてしまう種牡馬界ですので、少しでも多くの繁殖牝馬に種付けしてほしいですね。

ゴールドアクター 天皇賞・春（2016.5.01撮影）

そうだ 京都、行こう。

ゴールデンウイーク（GW）の過ごし方を決めあぐねていたとき、ふと思い立ったのが４月20日の夜中。
９連休もあるのに、実家に帰ってもすることが無く、かといって自宅にこもっていれば気が狂いそうになる。
だったら思い切って、天皇賞のゴールドアクターの応援をしに行こう、ついてに神社仏閣めぐりも。


すぐに飛行機と宿を予約しました。

GW10日前でしたが、何とかホテルを確保できるものですね。

京都の宿はどこもほぼ満室、空室があっても数万円以上もしましたが、大阪の東部にはビジネスホテルの空室が比較的あり、素泊まり約7,000円で予約できました。
飛行機は、新千歳・関西空港をピーチで往復。手荷物１個預ける料金も含めて、行きは約8,000円、帰りは約16,000円。
ホテル代、飛行機代、その他交通費だけで65,000円。なかなかの金額ですが、特に気にしませんでした。
旅費はゴールドアクターが還元してくれるはずだと信じていましたから。

☆　☆　☆

木曜日（28日）の枠順抽選で、17番枠という不利な外枠を引き、不穏な空気が漂い始めます。
過去に１頭も勝った事のない17番枠……。


そして天皇賞当日。パドックではいつも以上にうるさく、さらに不安に。


返し馬では、ただ一頭だけゴール板方向に来てから、落ち着きを取り戻して走り出しました。



１周目のホームストレート。折り合いを欠き、コースの内側にも入り込めず苦しい展開。


最終コーナーで２番手まで押し上げましたが、直線では離される一方。



無念の12着でした。


引き上げてくるゴールドアクターと吉田隼人騎手。何ともいえない表情です。私も同じような表情をしていたと思います。



馬券は単勝40,000円、複勝5,000円買っていました。
GWにグラスワンダーの孫のG1勝利を見届けられず、旅費の未回収、さらに単複でしこたま負けるという絶望的な結果に終わった天皇賞でした。

モーリス 世界ランク3位に

昨年のJRA年度代表馬で、5月1日のチャンピオンズマイル(G1・香港)を快勝したモーリスが、世界3位にランクインしました。

5月12日に発表された世界ランキングで124ポンドを与えられ、カリフォルニアクローム(126、米)、ウインクス(126、豪)に次ぐ3位タイ。今年の日本馬最上位におどりでました。

今回、モーリスが与えられた124ポンドは、祖父グラスワンダーの123ポンドを上回る数字です。グラスの直系から自身を超えそうな活躍馬が現れるなんて夢のようです。

モーリスの次走は安田記念の予定ですが、体調優先で出否を決めるようです。

とねっ仔（2016.05.10撮影）

新冠のサラブレッド銀座にある牧場からの１枚。
母馬とたわむれる今春に生まれた仔馬です。
何事も無く成長し、デビューを迎えられと良いですね。