WITH US(私たちとともに)性同一性障害実行委員会

札幌を中心に性同一性障害についての講演会、学習会等を開催しています。

釧路セミナー開催のお知らせ【終了】

2010-07-24 16:16:38 | 日記
以下のセミナーはすでに開催されました。
参加して下さった皆様、ありがとうございました。

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 下記の通り、釧路セミナーを開催します。
 是非ご参加ください。



WITH US(私たちとともに)性同一性障害 実行委員会 釧路セミナー

性同一性障害って何でしょう?

「性同一性障害」という言葉を、聞いたことありますね。
 では、性同一性障害(GID)はどのような病気なのでしょうか?
 性同一性障害をかかえる人は可哀想な人達、
 又はテレビに出るような楽しい人達なのでしょうか?
 当事者は職場・学校などあなたの近くにいるかもしれません・・・

 家族・友人など身近な人が性同一性障害かもしれないと思っている方、
 自分が性同一性障害かもしれないと思っている方、
 性同一性障害を考えてみませんか?

日時 2010年 7月31日(土)
  午後3時00分~6時00分 (午後2時30分開場)

内容(予定)
① 道内の当事者2名による講演 午後3時~4時20分
  ~性別違和感と共に生きる人生について~
② フリートーキング 午後4時30分~5時30分
  ・・講演者への質問等、自由に語りあい、聞きあいます。

場所 釧路市生涯学習センターまなぼっと幣舞8F会議室
 (〒085-0836 北海道釧路市幣舞町4番28号 電話:0154-41-8181 Fax :0154-41-8182 )
入場料 500円 

主催 WITH US(私たちとともに)性同一性障害 釧路セミナー 実行委員会

問合せ先 日野 由美 mail:junemayo(アットマーク)msn.com
事前申し込みは必要ありませんが、人数把握の為にご一報頂けると幸いです。
また、終了後に懇親会があります。会費3千円前後、合わせてご一報頂けると幸いです。

WITH US(私たちとともに)性同一性障害 函館講演会【終了】

2010-06-02 21:02:24 | 日記
以下の講演会はすでに開催されました。
参加して下さった皆様、ありがとうございました。
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『WITH US(私たちとともに) 性同一性障害』 講演会のご案内

 下記の通り、函館で虎井まさ衛氏を講師にお迎えし、性同一性障害講演会を開催いたします。性同一性障害の当事者が、社会(学校、職場、家庭)でどのような思いを抱きながら生活しているか、話していただきます。多くの方のご参加をお待ちしております。

日 時 平成22年6月18日(金) 午後6時30分(受付:午後6時00分~)
会 場 サン・リフレ函館 中会議室
 http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/keizai/roudou/s-refre/index.html
(函館市大森町2番14号、市電:松風町停留所から徒歩10分、函館バス:サン・リフレ函館前停留所から徒歩1分)
プログラム
第1部 講演 午後6時30分~午後7時30分  講師 虎井まさ衛氏
第2部 北海道の当事者の状況について 午後7時45分~午後8時10分
    講師 日野由美(ウィズアス代表)
 第3部 参加者からの質問・感想など 午後8時10分~午後8時30分
主 催 『WITH US(私たちとともに)性同一性障害』 実行委員会
※講演会の参加申し込みは必要ありません。どなたでもお気軽にお越しください。
※また、午後9時から懇親会を予定しております。ぜひご参加ください。
(会費3千円前後 当日会場でお申し込みください。)
会場内での録音・撮影は、個人情報保護の観点からご遠慮願います。
また、取材においでいただいたマスコミ関係各位は受付でお申し付けください。
問合せ先:日野 junemayo●msn.com(●をアットマークに変換してください)
会 費 500円

講演者紹介:虎井まさ衛氏 作家
 1963年、東京生まれの作家。法政大学文学部日本文学科卒業。戸籍上は女性として生まれたが、幼い頃から「自分は男性である」との性自認を持つ。小学5年生の時、カルーセル麻紀氏が性転換手術を受けたとのニュースを知り、自分もいつか必ず性転換手術を受けようと決心。大学卒業後、単身渡米し性同一性障害の診断を受け、以後、数回にわたって治療・手術のため渡米を繰り返す。1990年半ば、性同一性障害の当事者・研究者・支援者らを対象としたミニコミ誌『FTM日本』を創刊する。2000年頃より、戸籍の性別変更を求める運動を始め、のちに多くの仲間とともに活動して、国会にて「性同一性障害者特例法」が成立する。2004年に同法が施行されたのに伴い、戸籍の性別変更の申し立てを行い、法的にも男性として新たな人生のスタートを切る。TBSドラマ「3年B組金八先生」で上戸彩さんが演じた性同一性障害に悩む生徒、「鶴本直」のモデルになったことでも知られている。著書「女から男になったワタシ」、「トランスジェンダーの仲間達」など多数。

第4回雪の日の集いが終了しました

2010-02-02 21:26:10 | 日記
 2010年1月30日(土)WITH US(私たちとともに)性同一性障害「雪の日の集い」が開催されました。当日は足下の悪い中、40名以上の方にご参加いただきました。
第1部では、話題提供として、自認の性で生活する数名の当事者に、日常生活や仕事でのことなどについて話して頂き、第2部では、質問など参加者の方々にも一人一言ずつ話していただき、とても有意義な会になりました。ありがとうございました。

 以下に参加してくださった方々の感想を掲載いたします。
 (掲載承諾分をすべて掲載いたします。ただし、個人が特定される恐れのある内容について一部削除させていただきました。)
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 次回以降は是非医療、行政、雇用の関係者もお呼びしたらいいと思います。

 講演会には参加させていただいていましたが、雪の日の集いの参加は初めてでした。講演会と異なり、近距離で当事者の話を聞くことができ、当事者同士として「共に悩む」「共にはげます」という感覚を身近に感じることができました。年に何回か今回のような集いや講演会があることで、道内にちらばった当事者の友人に会える機会があるということは大変嬉しく思います。仲のよいメンバーでここに遊ぶことは可能ですが、皆が集まることができるのは、こうした集まりがあるからこそだと思うので、このような会を是非続けていっていただけたらと思います。活動大変かと思いますが、宜しくお願い致します。
 当事者の方達の話が、苦労した事、それらを乗り越えてきたことを含め、話を聞いて自分と照らし合わせると、皆さん努力家だと改めて感じさせてもらいました。

 毎回参加させて頂いてます。今年も貴重なお話がたくさん聞けてよかったです。ありがとうございました。

 GIDについて一般の方々にも認知が進んでいると思いますが、まだまだ当事者の方は偏見や理解不足に悩み、就職にも支障があることを悲しく思いました。

 不安やかっとうを乗り越えて前向きに生きている姿には、見習う点が多々あると感じました。

 悩みつつも前向きに自分らしく生きている皆さんに、またはげまされました。ありがとうございます。

 当事者の幼少からの事をこと細かく聞けてよかった。いろんなセクシャルマイノリティの方がいて、社会での色んな問題や受け入れられてる部分、また自分の将来について改めて考える事ができました。もう少しいろんなタイプの方の話を聞きたいと思いました。

 GIDの方は、まだまだ就職に苦労していると思います。就労支援のモデルを作れればいいと思って活動しています。企業や行政、一般の方々を対象にしたGID講演会、セミナーなどを開催してみたらどうでしょう。

 今回お話を聞いて感じたのは、同じGIDといっても人それぞれアイデンティティの不安の大きさも違うということでした。これからもいろいろの機会を作り、一般の人々とGIDの交流を増やしてふつうにつきあえる社会になることを望みます。

 社会的ミッションを持ち得る為には何を進めていくか・・・社会と、「自分」とのかかわりを考え、実践実行するための活動の一翼を担いたいと思います。

 実際に同じ気持ち、同じ立場、理解者の話を聞いて、今までは自分一人で悩んでいた事も、皆似たような体験をしているのだと思い、安心しました。否定されるのが恐かったり笑われたり気持ち悪く思われるのが嫌で、何もできなかったり、言い出せないことが多々ありましたが、もっと自分らしく生きていいのだと勇気をもらえました。また、さまざまな視点から自分自身の事や性同一性障害のことを見つめ直すことができ、考えられました。今の社会では、周りの認知度が低いため、それを改善するべきだとしたら、当事者のカミングアウトが増加するよう、カミングアウトをするなら、しやすい社会になるよう、まだまだ難しい問題ですが、少しずつ良い方向へ向かっているのかと思いました。

 友人の苦しみに、自分がどう寄り添えるのか・・それを考えつつの参加でした。当事者の方の話を聞き、少しヒントを頂けました。やはり当事者の方の話は意義が大いにあると感じました。ありがとうございました。

 当事者の方達のお話を聞いて、自分の勉強はまだまだだと思いました。周りの人には理解がなさすぎて、憤りを感じています。私は、性について関心があって参加させていただきました。私は女性として生まれ、好きになる相手は男性です。しかし、成長していく中で男女の体の特徴が現れだした頃から、疑問を感じるようになりました。女の子の輪に入るのも嫌だし、あと筋トレが好きです。たくましくなりたいとよく思います。不思議な感じですね。

(投稿 2010 6月2日)

2010年1月30日「雪の日の集い」【終了】

2009-12-06 08:31:31 | 日記
 本年も以下の日程で WITH US 性同一性障害 雪の日の集いを開催いたしました。多数のご参加、ありがとうございました。

「雪の日の集い 第4回」

「GID(性同一性障害) 雪の日の集い」
 「GID(性同一性障害)」って何なのでしょう? 
  GID(性同一性障害)は病気なのでしょうか?」

 性同一性障害という言葉を知ってる方は珍しくありません。
 では、GID性同一性障害は珍しい病気なのでしょうか。
 GIDをかかえる人は可哀想な人達、
 又はテレビに出るような楽しい人達なのでしょうか。
 自分がGIDかもしれないと思ってる方、
 又は家族・友人など身近な人がGIDかもしれないと思ってる方、
 GIDのことを考えてみませんか。

日時 2010年 1月30日(土)
   午後3時20分~5時30分 (午後3時開場)
場所 北海道クリスチャンセンター
     (札幌市中央区北7条西6丁目;JR札幌駅より徒歩5分)
   301号室
主催 WITH US(私たちとともに)性同一性障害実行委員会
共催 gid.jp北海道支局
会費 500円

タイムテーブル
 15:00 受付開始
 15:20 第1部 「GIDとは」
       3名前後のゲストスピーカーによるトークショー形式
 16:10~25 休息
 16:25 参加者まじえた語り合い 
 17:30 終了

☆タイムテーブルは予定であり、変更する場合があります。
☆会場が3階(椅子席)に変わりました。ご注意ください。

問合わせ先 junemayo☆msn.com
  ☆をアットマークに変えてください。

事前申し込みは必要ありません。お気軽にご参加ください。

WITH US(私たちとともに)性同一性障害 第4回講演会が開催されました

2009-10-09 19:28:14 | 日記
 さる10月3日、GID(性同一性障害)学会理事長の大島俊之先生をお迎えして、WITH US(私たちとともに)性同一性障害 第4回講演会が開催されました。
 当日は、第1部で「性同一性障害の今とこれから」と題して、札幌医科大学付属病院で診察されている池田官司先生を進行役に、北海道在住の当事者二名からご自身の体験をお話ししてくださいました。
 第2部では、「社会の中の性同一性障害」と題して、大島先生に、性同一性障害をとりまくこれまでの経緯などを交え、当事者が社会の中で一般の人と変わりなく普通に暮らせるようになるためのサジェスチョンを語っていただきました。
 秋の忙しい時期の週末にもかかわらず、40名以上の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

 以下に、参加者の方々からの感想を掲載いたします。
(掲載承諾分すべて掲載いたしましたが、書かれた方が特定される恐れのある文言を一部カットしています。)


 第1部は、本人の話だったのでよかったです。大島さんの話で、運動が下火になってしまったといわれていたけど、すべての運動が下火になってしまっているような気がする。ちなみに、ぼくは41歳でアトピーとぜんそくで小さいころから13回入院しているけど、体は大切にしたいです。回りの人っていうのは、回りの人にわかってもらいたくても、わかってもらえないものかなと思う。でも。人にいいたいけど人にいいづらいなやみなんですよね。

 世間から色眼鏡的に見られがちな性同一性障害、私の遠い知人にも同じような悩みを持っている人がいますので、今日は参考になりました。今後も参加していきたいと思います。

大島先生の、問題を解決するための現実的なものの考え方に感銘を受けました。非当事者の客観的視点がこういった運動には必要なのだと思いました。

大島先生の話がおもしろかったです。広報に関しては、金銭面の問題もあるでしょうが、もっと拡大して行うべきだと思います。

法律専門家の視点からのお話は新鮮でおもしろかったです。

GIDの医療問題の充実・職業は大変切実である。一日も早いユニバーサルな社会づくりが望まれる。
戸籍性別が自由に選べ、第3の性別もあり、性別より人として生きられる、個々人のちがいによるオーダーメイドな制度作りが必要。
講演して下さった池田先生、大島先生、広瀬さん、工藤さんありがとうございました。
性別を男・女2つに切ること自体が乱暴なような気もする。

専門用語や団体名が話に出てきますが、意味や主旨がわかりにくいです。それにより主張や話の流れがみえにくくなっていたと思います。今後も活躍を期待しております。応援させていただきます。

GIDの法的諸問題、ホントに勉強になりました。当事者ではないのでふだん気づかないことがたくさんあります。大島先生のお話もわかりやすくおもしろく(笑)今後チェックしておきます。
今回お話ししてくださった当事者の方にお会いしたのは二度目ですが、とても感じのよいユーモアのあるお話でした。何より、彼女の人柄の良さがやはり周囲の方が支えてくれた大きな要素であると思います。GIDの理解にあたり、まだまだ勉強不足な面があります。次回もまた参加できればと思います。
今日はありがとうございました。

私はFTXTGのため、GID中核群の方々の身体的違和感の苦しみについてはあまり良く理解、共感できない部分があります。が、現実の社会で「男」「女」どちらかにカテゴライズされないと生きていくのに困難が生ずること、差別の視線にさらされて苦しむことについては共感できると思います。
今回、会場に来てみて参加者の少なさにがっかりしましたが、一般の社会に対する認知度はまだ低いものだと思います。事実、GIDの方々だけでは数も少なく、カミングアウトできる方は尚更少ないでしょう。
身体的違和感については医学的治療以外の解決方法はありませんが、社会的な差別をなくして行くためには、当事者が声を上げ、徐々にでも認知を進めていくのが唯一の方法だと思います。
ジェンダーについては当事者の方が話していらっしゃいましたが、TS(GID)の方にとっては、根本解決にならなくても、社会が変われば少しは生きやすくなるのではないかと考えています。
GIDであれTGであれ、同性愛・両性愛者であれISであれ男であれ女であれ、個人の尊厳と権利が守られる社会になることを私は望みますが、まず少数派同士、協調・共同する部分があっても良いのではないかと思います。
特に女性問題・フェミニズムとは非常に親和性が高いので、他の団体との情報交換が有益なのではないでしょうか。現状の男性優位社会(「男」と「それ以外」の二分法)で社会的なひずみが生まれ、それにくるしめられているという点において、立場は同じであるので、協調は可能だと思っています。

当事者が大変なのはもちろんですが、周りはその何十倍も大変かもしれません。。
人として接するのは、公私OKなのですが、更衣室やお風呂は一緒に入りたくないと思う自分がいます。共に生きるために性同一性障害の人にも協力してもらいたい事がきっとあると思います。

今回はどうもありがとうございました。
お話ししてくださった当事者の方の、答えを出さないってことは僕も共感しました。違和感も個人個人強さが違うと思うので、男とか女とかじゃなく、自分らしく、楽しく堂々と生きていきやすい社会になるためにも、性が幅広い事情があるということを、もっと一般の人達の耳に入って、理解されるように当事者がもっと社会に訴えかけていかないとだめなんだとあらためて実感しました。
僕も昼間は毎日仕事ですが、自分ができること、小さな事でも少しずつでもお手伝いさせていただけたらと思いました。

(投稿2010 6月2日)