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“I AM CHERRY ALIVE” THE LITTLE GIRL SANG...

歌、映画、本、日々の出来事に関するスケッチと随想。ケチらず衒わず記録しておき、時折知り合いに読んでいただきたいです。

マルサの女

2009-11-21 | 映画
いまさら、みた「マルサの女」すごく面白かった。味のある役者さんがたくさんでている。特に山崎努さん。

「『マルサの女』(マルサのおんな)は、1987年公開の日本映画。
監督と脚本は伊丹十三。マルサ(国税局査察部)に勤務する女性査察官と、脱税者との戦いをコミカルかつシニカルに描いたドラマ。
1988年(第11回)日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀主演男優賞(山崎努)・最優秀主演女優賞(宮本信子)・最優秀助演男優賞(津川雅彦)と、この年の同賞をほぼ総なめにした。」

ですって(ウィキッペ博士調べ)。そうだろうなぁ。

一年くらい前、夫が伊丹十三監督作品にはまってたとき、古そうな映画観てるなぁ。と見過ごしてしまっていたけど、一緒に観てればよかったなと思いました。この際「お葬式」から「マルタイの女」まで、私もみてみます。

映画の感想

2009-07-01 | 映画
映画を観て、これほど涙がとまらないのは久々だ。

これはドキュメンタリーのようなタッチの、しかしフィクションの映画なのだ。

「ワンダフルライフ」
死んだ人間が天国へと旅立つ前に、生前の思い出の中から最も大切なものを選ぶまでの様子を描く。「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督。


「生きていた時間の中でいちばん印象に残っていることを選んで下さい」といわれてあらためて人生をふりかえり、無意識に過ごして来た茫漠な月日のなかから、ぽつりぽつりと印象深げなことを探りつつ、しかしとりとめなく話しだす役者さん達(プロの方と素人の方と混ざっているそうだ)。
さりげない光と影の色、こぼれる笑みや戸惑いはたいがいほんものにみえる。
そしてほとんどみんなは、特に華々しくもドラマティックでもないけれど、あたたかいような、なつかしいような、些細な静かな1シーンをおもいだし、これかな。という。そのおもいでばなしは具体的で、多分いくつかは、演技じゃない。ほんものだ。

そして、一週間後にそれを再現ドラマにして上映し、それをみてそのシーンを確かにあじわった瞬間に、その選んだおもいでだけを胸に、死後の(天国といっていただろうか?)世界に旅立つのだという、そういう設定なのであるが、

みんな、じぶんの選んだ、些細だけれどいちばんた印象的だと感じた想い出を再現ドラマにするときに、とてもうれしそうなのである、熱心で、ハンカチの持ち方や気温なんかの細部にもこだわる(当然だ、自分の想い出に忠実に撮影したいのだ)。

それをみながら私は、自分や自分の近しい人々、知人にも、知らない人にも、そのように、おなじように、些細な、本人にとってはどうしようもなく大切で印象深い時が、多分何度か訪れているということを、思い出させられ、人間のかわいらしさと想い出というもののあんまりにもせつない魅力にまた心を奪われてしまった。


そしてやはり今の自分にとっての1シーンはなんだろうと考えた。
いろいろ思いめぐらしている中、あるひとつの情景がおもいおこされて、それかもしれないと、驚いて、わたしはまた泣いてしまった。
あれは子どもの頃で、春だったように思うのだけれど、定かでない。

この感情をどこかに記録したくてこのように日記をかいてしまっています。
どうもすみません。
その情景についても、また近いうちに記録しておきたいとおもいます。
それではまた。

アメリカ映画

2009-06-02 | 映画
最近アメリカ映画をけっこうみるようになった。
英語のおしゃべりのことばをきくのがおもしろいのだ。
先日友達が大好きだと言う「Bad Boys」をみたのである。
主役、ウィル・スミス。
わるいことばとされている言葉が満載で
学校ではきけない言葉なのでぐふぐふ笑いながらみたのだった。
お下品なことばを意味なくいってげらげら笑う小学生の気持ちがよくわかる。
覚えたてのことばは口走ってみたいものである。
人が言ってるのをきくのもおもしろい。

「In her shoes」
も非常によかったのだった。
主役、キャメロン・ディアス。
映画の中ででてきた詩に胸をうたれて涙が止まらなくて困った。

One Art, ビショップが書いた詩。

The art of losing isn't hard to master.
It's no disaster.
(「失うこと」をマスターするのはそうむつかしくない
だって、「失うこと」は、disaster:(手ひどい痛み、災難)ではないのだ。)

ということばでつなげられる連をくりかえし、
「失うこと」に慣れて行こう、と。
それはdisaster(手ひどい痛み、災難)ではないのだからと詩人は言う。
そして最後の一文が

It's evident the art of losing's not too hard to master
though it may look like (Write it!) like disaster.
(失うことを身につけるのは、むつかしくないことは、わかってるんだ。
たとえ、それがdisasterのように見えたとしても。)


というのだ。
失うことの痛みをおもいだす。
時間とか人とか、とりかえしのつかないおおきいもののことを。
そして、痛みのなかでそれにうちのめされないように
それは、痛みを伴うが、災難ではないと、なんどもくりかえす、
この詩がいとおしくてかなしい。

ときにふりかかる大いなるさびしさや痛みのなかで人生が続いて行く、
しかしあとでふりかえると、
かなしみの中をとおったことは
災難とだけ呼ぶべきものではなくなっているものだ、
だが、そのわけのわからなさは、とてもつらいのだから。

へんなの、でも、意外なのですウィルスミス、キャメロンディアスってきくだけで、まずみなかったから。なんでもみてみないとわからないね。
ひさびさの日記、へんですけど、これでおわり。

のんびりした日なので

2007-12-28 | 映画
のんびりした日、きょうはろしてぃーの実家に布団をかえしにいった。
あさごはんをよばれて、かえってきた。きょうはおもちつきがあるらしいので、またお昼におもちをたべにいくことになった。
おうちがすごく散らかってるので、午前中はお片づけをする。

久しぶりの日記です。かきたいこと、たくさんあるんだけど、なかなかパソコンの前で書くことができませんでした。

今日いいたいのはこれ!

この人、どう?!!

かっこいいね~!

でもさ、かっこいいんだけど、別の視点があって、私は、私がかっこよくなりたくなる。かっこいいと思う人から学んで、どんどん良くなりたい。

どの人かは、見んくてもわかるでしょうね??!

はいはい拍手拍手~!!!

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071128-OHT1T00003.htm

エレファント/サムサッカー/オールアバウト マイマザー他数編

2007-08-21 | 映画
エレファント/
これはうつくしい映画だ。そして、心にずっとひっかかったままだ。
なにがひっかかったのか考えたが
『本当の事件は、拙くはかなげな少年たちの姿でなく、見た目にも病的で醜く、ひどく臭いものであったと信じたい』というような気持ち。

そして、この映画をみたあとに、日本で公開されたときの予告編をみたが、
予告編というものは、悪だ。
映画をダイジェストで見せてしまう。ときには本編とは異なるつなぎかたをしてしまう。これでは映画が楽しめない!!!!
何の映画も予告編はできるだけ直視せず、観に行こうと思う。

サムサッカー/
指を吸うのは実は大人でも気持ちいい。一歳児に習った。
この人も時々吸ってていいし、だけどちょっと外にもでていく。
いろんな小さな変化、家族の動き、なんてものに左右されながら人生は続く。
映画はアメリカンビューティーに似てた。
まあ、まあまあ面白い。

オールアバウトマイマザー/
エステバン!という声がかなしい。

ティファニーで朝食を/
連休やしヘプバーンをみてみよっと思ったのですが、管理人の日本人が気になって。あんなん、どこがおもしろいねん。日本で公開すんな。

プロジェクトA/
連休やしジャッキーみてみよっと思ったのですが、見慣れぬギャグとアクションが面白かったです。ユンピョウとサモハンキンポーという人も見られてよかったです。もういいです。

アビエイター/
面白かったな。特にラストの公聴会のシーン。
「あーーーー、この人、好きなんやなーーーーー!!!アビエイターなんやなーー!!!」
という、シンプルなことに感動するなあ。演じるレオナルドディカプリオが、すごくいい。

リトルヴォイス/
これはみんでもええ。2時間損した。

アンテナ

2007-06-25 | 映画
これはすごい。
この仕事、若い監督と俳優がひっしでやった仕事。
うらやましい。ひっしにやりたいとあこがれる。

ストーリーなどはたいへん陰鬱です。
それに、若々しすぎて直接的で、痛い映画でもあります。
若い方の女優さんが今イチなのがざんねんです。
映像も美しくはありません。
ありそうでいやな日本の風景。