Cosmos

 徒然に委ねて自己と宇宙との対話メモ

反 復

2018年03月18日 | Weblog

 

 松本清張の推理小説を随分読んだ経験がある。現在、政権のスキャンダルが大きな世論となっているがそれとそっくりの筋立てのものがあった。歴史は同範疇をくりかえす部分が多々あるものだ。上級官僚はいかなる事態をも手際よくきりぬけられるが、その捨て石にされるnon careerと呼ばれるクラスの誰かが犠牲にされる不条理な世界である。今回の自死者がそれに当たるかどうかは確認していない。その内部世界に完全無知の一人である者が憶測したくなるのは、何事かの重大事用として常に捨て駒を準備しておく仕組みもありそうだと。    


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