Cosmos

 徒然に委ねて自己と宇宙との対話メモ

功 徳

2018年03月04日 | Weblog

 他者から受ける優しさや親切もたしかに嬉しくはあるが、こちらが誰かにそうする方に比べると何故か浅くて弱い。そこには”俺がおれが”の意識が支配している。嬉しさは快であり、それを求め期待する卑しさに耐えても欲する快は受動よりも能動にある証左である。主体からはずされ従体になるのが口惜しくもある。だけども、たまには功徳の機会を他に護るのは大切で何事も独り占めはわるい。これで無になるわけではなく、譲歩は間接功徳である。