あのビジユニとの別れ

はい。今日は明治神宮野球場。

関東遠征でわかっているとはいえオリックスの試合が続きます。
強風でところどころの路線が運転見合わせる中、そして雨の予報の中の開催でした。



そんな天候の中も集まったコアなファンたち。
いつもの観戦仲間の方々が内野におられるということで、ネット裏二階席より見学していました。


そして、いつものレフトスタンド。ですが、いつもより少ないですね。
でも、声の大きさはライトスタンドよりも大きかったですよ。



今日はいつも見慣れてきたこのビジターユニフォームを見るのが最後となる試合でした。

私がこのビジターユニフォームに出会ったのは、2005年4月25日。
当時私が住んでいた宮城にオリックスが来た試合でした。
（それまでは地元神戸でホーム球場での観戦だったもので、ビジターユニを生で見たのはこの日）
オリックス・バファローズになってから、初めての東北楽天－オリックス戦。

その試合はバックネット裏でおとなしく一人で観戦してみようとフルキャストスタジアムに立ち寄ったわけで、
楽天には当時佐竹、斉藤秀光、竜太郎、小林宏、小倉と知ってるメンバーがいる中、
どっちを応援しようか迷いながらの観戦だったわけですが、ブルーウェーブとまったく同じのユニフォームを見て、
地元神戸が懐かしくなりオリックスを自然に応援していました。

その試合は７－４で仰木監督が率いて早川・平野恵・後藤がかき回したオリの勝利。

あれから4年間の歳月をこのユニフォームの背中を見ながら過ごしたのだな・・
と思って今日の試合を迎えたのですが・・

Swallows 5 - 2 Bs


そんな思いも醒める、「ていたらく」な試合を見せてくれました。

いや、思えば2005年4月25日の試合も両軍ひっどいエラーだらけの試合だったような。
そして当時のビジター応援席も、応援団含め5名程度で声を枯らしながら応援していた姿も印象的です。
ブランボーの歌詞がバックネット裏まで聞こえてきたくらいですから。


今日の試合に話を戻します。


　
スターティング・ラインアップ。カブレラベンチ。球審は牧田さん。

　
先発千尋は三振を取りつつも、まー甘い球は見逃してくれませんでしたね。


　
初回からガイエルさんにインローをガツンと持ってかれました。


　
こちらオリ側の反撃は4回にローズの一撃。

　
もうローズは気分上々。守備も一輝に交代して今日のノルマ達成。


　
今日のハイライトはサード・フェルナンデス。
ブルペンへ飛んだ難しいファウルフライを見事にキャッチ。いいものを見られました。

　
いいものを見たな～と思ったのは、あの豪腕・仰木マジックの申し子ハギーの姿を見られたことも。
2年前の札幌での試合以来ですね。

イチローとの同期入団、プロ18年目の今年も生き抜いてください。



ハイライトはここまで。
千尋はそこまで悪くないながらも、効率悪く失点を重ねた感じ。
先頭バッターの福地にアンラッキーなレフト前ヒットを許してから自分のリズムをなかなか掴めないままでした。


そして、攻撃陣も作戦の取りづらい不器用さを露呈してしまったところ。

　
不器用の代名詞ともいえる一輝にバントをさせてみるも、スリーバントで空振り三振。


ダブルスチール＆バスターくらいの強引な作戦の方が、一輝の思い切りの良さを引き出せたかも（結果論）。



　
ビッキー、キタガワマンも恥ずかしい走塁ミスでチャンスを潰してしまいましたし。
（今年はキタガワマンの出場テーマソングがブリトニー・スピアーズだそうです。似合わない。）


この辺は、いろいろ作戦を練り直してこられることでしょう。
でないと、ちょっとトホホな展開でしたから。
新しいユニフォームとともに、早く生まれ変わってきてください。


と、言いつつも関東遠征6戦目にして5失点という試合は最小になるんですよね。
少しは中継投手陣も持ち直しているものだと信じています。





私のオープン戦観戦はここまで。
次はいよいよ開幕後のスタンドに足を運ぶことになります。

そのとき身に纏う新しいビジユニのチームがどんな状態になっているのか、
テレビなどでチェックをしつつ楽しみにその日を待ちたいと思います。

去年の前評判は散々な状態を見事に覆しましたが・・
今年の前評判は高いって話ばかりだし、そこは裏切らんといてよ。



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