Kid's Day＠京セラドーム大阪

行きしなの大阪環状線、またいつもより人が多いように思ったんですが、
どうせ連休中だしUSJへ行く家族連れが多いんだろうと思っていたら、なんとみんな大正駅で降りるではないですか。


そして、みんな京セラドームへ向かってたんですね。


いつもの「あの」広告横断幕が無いほどの超満員でした。
今日はキッズデーということで、たっくさんの野球好きな少年少女が招かれていたようです。

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そう。ぼくは、きょうも、きょうせらどうむえ、オリックスせんをみにいってきたんだよ。
きょうのオリックスせんは、たくさんたのしいイベントがあったよ。


８カセがでてきたけど、ほりえアナウンサーのゆうことを、きいてなかったよ。


でも、ごーやじゃなくて、８カセは、じんたいをいためてるはずなのに、ばくてんやって、みなおしました。
そして、おおさかなのに、にちハムファンがおおくて、びっくりしました。
でも、エラーをすると「あほ！あほ！バルディリス！」ていうのは、よくないとおもいます！



びーずどりーむずのダンスは、がいやせきからじゃとおくて、よくみえなかったよ。
だから、ぼうえんレンズのカメラでしゃしんをとってたよ。（ぉい！）


にしせんしゅが、ひょうしょうをうけてたよ。
しあいのとちゅうで、たけはらせんしゅのインタビューえいぞうもあったよ。





だから、とってもたのしかったです！


試合の内容につきましては、子供に見せちゃダメというくらいのグロテスクな悪夢が待ってましたけど・・。
まぁ隣に座られてた家族連れの方も、お子様に「試合は負けることもあるんだから、泣いたらあかんよ」となだめられてる様子も見受けられました。
ただ、野球好きなお子様は、スリリングな展開と負けて悔しい！という気持ちで
いろいろオリックスのことをお話しながら家路に着いた方も多かったかもしれません。


この試合、1回で勝負ありっていうのも想定してましたが、見事な投手戦でした。
ヌッキーはこのところ不甲斐ない展開もありましたけど、四球もなくテンポも良かったですね。


対してハム先発のダルビッシュに隙無し！
今日は何点というより何本ヒット打てるかというレベルだと思ってました。








すると、試合が動いたのは4回裏。ノーヒットに抑えられていたオリ打線。
しかもバットはこのところ湿ってばかりのゴッツァンの打順。

が、誰も打たないトコで打つのがゴッツァンの真骨頂。
しかも、天性のインローヒッターなのに、そこに絶妙な変化球が投げられるんですよね。


あまりに自然に体が反応。球はグングンライトスタンドへ伸びるも・・



惜しくもフェンスオーバーならず。フェンス直撃の2塁打でした。


すると、ダルもそのローヒッターっぷりに動揺したのか、暴投で三塁へ進塁。



これで、T-岡田も「♪ここで決める男～」の得点圏テーマの応援歌の中、
ボテボテのショートゴロの間にゴッツァンホームインで1点先制。（オ１－０日）



その直後の大事なイニング（5回表）は、味方エラーから出塁を許し、
精神的に弱いとされる木佐貫もちょっと動揺したのか飯山にヒットで続かれましたが、
なんとか木佐貫自身の力で田中賢介を三振に斬ってとって切り抜けたわけです。

いよいよ7回まで凌げば、8・9回は平野・岸田で完封？
あと２イニングか、ほほー木佐貫今季初勝利？なんて妄想も始まってたわけです。



というわけで、木佐貫としてはお役御免となるはずの7回。
日ハムラッキーセブンの攻撃。

この回、この回を踏ん張れ木佐貫！という願いも空しく・・・


あっけなく先頭のイナバさんにやられちゃいました。


同点ホームラン（オ１－１日）



その後、中田にも2塁打打たれ、大野を抑えるも先ほどヒットを打たれた飯山を迎えたとこで、
セットアッパー平野にスイッチ。キャッチャーも伊藤からシドさんにスイッチ。


そうそう。キッズデーとあって、小さいお子さんからの質問コーナーもありましたが、
「まもってるあいだに、トイレに行きたくなることってありますか？」という質問がありました。
⇒外野手は、ガマンするしかないんだよ。byグッチ＆田口さん
⇒内野手は、投手交代の間にトイレに駆け込むことができるんだよ。山崎浩司はよくトイレに行ってるよ。by北川さん
ということでした。



トイレにもいけてスッキリ・・・と思ったら、ヒット盗塁ツーベースと、
スッキリランナーを一掃されてしまい、勝ち越しを許してしまいました。
しかし想像以上のひでぇ結果でしたねぇ・・・トホホ（オ１－３日）

投手交代時の間ずっと流れていたハムのチャンステーマ（チキバン）の
「打って～打って～ユウジ♪」がもう今日は頭から離れないんですよね。

まードンデンさんの著書には、投手交代などは先に動いたもんが負けだという理念も書かれていましたが、
そういうことだとすれば、ちょっと悔やまれます。





SKY♪ダンスタイムの7回裏攻撃。どうやったらダルビッシュから2点取れるんだろう・・

でもね。

T-岡田四球で出塁、北川さん倒れるも・・・


2アウトからスンさんが打つと、結構チャンスが広がるんですよね。





ここで、バッターバルディリス。


もうこれが最後のチャンスじゃないか・・と願いを込めつつ応援するも・・・


あえなく三振。



その後、8回表は吉野が2三振＆ピッチャーの横を抜けるセンター前ヒット。
そして鴨志田にスイッチされ、四球のあと三振で抑えたり。


9回表は比嘉が久々に登場し、無難に抑えてくれました。
アマ時代も何度も手術した肘はちゃんと治った？ただ、この投げ方は結構肘に負担が来ますよね。



そして、覚悟の9回裏。


先頭の森山が出塁。この日は全く打てそうに無い雰囲気でしたけど、やってくれましたね。
続くゴッツァンは1ゴロ。森山の俊足がここでようやく活かされ、森山の二塁への進塁に成功。


T-岡田は粘って四球で出塁。ここで代走に野中。

野中はずっと代走で起用されてきましたが、本塁はまだ踏んでなかったんですよね。
盗塁するもバッターが倒れたり、本塁で憤死したり・・。
その野中の今季初得点となれば、オリックスは追いつくということ。

野中の運命は、オリックスの運命でもあるということなのだ。（大げさ）

ただ、今日に限って少ないチャンスで代走を出しまくったこともあり、ずいぶん野手陣も終盤は様変わりしてました。
それも、3時間30分の時間制限があることが影響してると思います。
この時点で3時間ちょっと前。延長は10回までと読んで早めに戦力をつぎ込む作戦だったといえるでしょう。
ただ、北川が倒れ、次の打者はスンさんの代走から起用された駿太。
代打として残ってるのはヘスマン、大引、下山。そこで起用されたのは・・


ヘスマン！
先日はボールとバットの間が20cmの空振りでファンが頭を抱えた男でしたが・・
ダルビッシュを打てるのはオリックスには日高・下山しかいないはずでしたが・・




初球から思い切り打っちゃったよ！あのヘスマンが。
これで森山が生還。9回2アウトから1点差。（オ２－３日）
ヘスマンの代走に下山という発想はなかったです。
わからんもんだねぇ。だからマジックとか言われるんだろうか。

さらに、次の打者は、さっきチャンスで三振だったバルディリス。




追い込まれながらも、冷静にライト方向へミートしましたね。





野中が生還。祝！野中今季初得点＝オリ同点（オ３－３日）
これでいける。今季ダルビッシュに勝てるXデーは今日なんだよ。
隣のお子さんも今日来て良かったよね・・




そして次の打者は捕手のシドニー。残ってる打者は大引・前田。
冷静に考えて、10回の攻防で終わるなら、確実に10回表をゼロに締めて負けないことが優先・・

だったかもしれませんが・・



やっぱり9回裏で一気に決められなかったことが、
悔やまれて仕方ありませんねぇ。



10回表に登板した岸田。
際どいコースで勝負もボール判定だったり、味方のエラー（強襲ヒットにも見えたけど）や、
内野ゴロの際どい判定もあったり、いろいろ岸田も不運だったのは確かですが・・



結局、中田翔にライトオーバーを打たれ、この緊迫した展開で一気に３点取られてしまった、
ということで非常にショッキングな決定打でした。







Bs 3 - 6 Fighters
結局、大阪出身のダルビッシュと中田翔の活躍が目立っただけという、スポーツニュースも編集しやすい結果ではありました。
2008年はダルビッシュから逆転するも、小田にサヨナラホームラン打たれたり、スレッジにサヨナラ2塁打打たれたり、
何故かダルが勝ち投手になる展開があったことを思い出します。
当時のスポーツニュースも「ダルビッシュは負けない！」とかの見出しで、今回もまたそのパターンかよ・・てな感じ。

ただ、まぁこの展開での1人観戦も、混み合ったスタンドの中、近くにいた家族連れのお父さんが
「いい応援だったよ」と握手してもらったことは、密かに誇りに思っていようと思います。
こういうのがあるから、10回裏の最後のバッターまで声を出すことを辞められないものでｗ


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