なにを隠そう(って誰に?)私は馬乗りさんに弱い。
ギター野郎にも弱いが、馬乗り野郎にも滅法弱いのであります。
いや、これは決して大井競馬場の騎士に弱い、というようなその道の
プロフェッショナルを究めちゃった方々のことではなくてですね、
それ以外の、いわゆるときどき馬乗りさん、
またの名をどこでもホースライダー、ヤフ~ッ!
ってな殿方に弱いのであります。
それは荒野の荒くれガンマン兼カウボーイであれ、
どこが素顔なんですか、とその甲冑をもぎり取りたくなる戦国武士であれ、
一旦馬上の人となりしは、その人が例え
あしたのジョーの丹下さんのような人であったとしても、
「なんかかっちょええやんか・・・・・」と思ってしまうという、
即席出前ウフフフ一丁効果をもたらすのであります。
「雨あがる」という作品。
私にとっては皐月賞なみの記念映画でありまする。
乗っちゃっているのでありますよ、馬にぃ~~~~~っ。
誰がって、あんさん、リボンの騎士じゃありやせんぜっ、
ヒデタカくんですがなっ。
馬に乗って疾走しているのですよ、奥さんっ。
ヒ~ハ~ッとか叫んではいないかもしれないけど、とにかく
馬ごとスピードレーサーなのですよっ、マッハゴーゴーなのですよっ!
ケンケン出てきてハッシッシッシッシなのですよっ!
そこの場面にくるまで、筏下りの観光客のような気分でこの作品を
鑑賞していたところにもってきてのびっくり玉手箱!
しかも余りにも一瞬の出来事で、なにがなんだか白昼夢だったのかしら?
デイドリームビリーバーならモンキーズが歌っていたわよ、
レコード持ってたわっ! なんて頭の中はすっかりパパイヤふぇすてぃば~る。
もう一度観たいっ、と思ったものの、しかしそこは映画館であり、
まさか映写技師さんに「すんませんっ、巻き戻してくださいっ!」
と言うわけにもいかず、流し観てしまった世紀のお宝映像に、
ただただ、その場で売られていくドナドナのような顔で
画面を見つめていつしか映画はエンドロール、という悲しみまでも誘った
場面なのでありました。
反則じゃないか~、吉岡く~ん。
あなたってば、それまでの場面では、なんだか、
「ねぇ、そこの茶屋で一緒に団子しない?」
なんて思わせちゃうようなラブリー侍だったくせに~っ。
最後にきていきなりシャキキ~ンッってなっちゃったから、
こっちまでビワワ~ンッなジェイソンびっくり電撃ショックだったわよっ。(←マニアックすぎる・・・)
まったくぅ、油断もすきもありゃしないわっ、権ちゃんったらっ!
そう、この権ちゃんでありますが、馬から下りている平素はですね、
なんとも愛くるしいキャラでありまして、
それはまるで性格改善カウンセリングを無事終了したスネオくん
みたいな人物でありまする。
いつもお供に付いているジャイアンみたいなお殿様を、
時には愛嬌で口とがらせてスネスネしちゃったりしながらも、
しかししっかと陰に日向に殿を支えているという、
何気につわものな人物なのでありますね。
その権ちゃんを演じなさった吉岡くんは、たいそう初々しいでござります。
台詞まわしも、立ち振る舞いも、ういういしい。
殆ど役者は経験したことがなかったという、お殿様を演じられた三船さんより
そりゃ~もう、ういういしい。
体全体から放たれているういういしいういういオーラ。
まったくもって降参だよ、っていうくらいういういしいので、
こっちは思わず「ういういサムライくん」などと命名したくなってしまいます。
このういういしさが、権之丞というぼっちゃん侍の位置を作品の中で
確立させているのだと思うのですが、 しかしやはりそこは吉岡くんでありまして、
ただただういういサムライくんとして存在しているだけではありまっしぇん。
ストーリーにすっと重石をのせる、文鎮くんの役目もしっかと果たして
おりますぜ、旦那。あっぱれじゃ~ねぇですかい、フフ。
ジャイアン殿様を立腹させてしまった主人公を、
権ちゃんが城外まで送り出す夕暮れのシーンは、
ええ場面でしたよ~ん、ヒデタカく~ん。
こういう場面のときに彼が醸し出す、やんわりとシーン全体を
包み込んでしまう包容力は素晴らしいでがんす。
それはなかなかスクリーンに出せる代物ではないと思うですよ。
特にあの若さでは。
深いでござるのぉ~、君ってお方は。
心配なされるな、とおおらかに主人公をなだめる様子は、
まさに、一日の疲れを癒してくれる、どこか切ない暖かさを内包している
夕暮れの柔らかな光みたいやったよ、吉岡くん。
情景と絶妙なハーモニーを奏でるんじゃよ、君ってばさ~。
ブルースクリーンみたいなのですよ、あなたという人は。
風景を決して邪魔したりしないのですよん。ムエビア~ン。
なんて懐の広い存在感なのだろう、すごいじゃないか。
ヒデタカ節ってやつじゃの。
降参だよ、君には。
って、もうとっくに何度もしていることだけど。
そして、降参といえば乗馬シーンなのですよ。(←どうしてもいいたい)
私は以前乗馬レッスンを受けていたことがありまして、
なので馬上の高さ、スピード感というものがちびっとは判るつもりでありまする。
実際の馬上の高さというのは、乗ってみると結構な迫力でありますですね。
自分の体がシートベルトなどで体が固定されていない分、
その高さが自分の気持ちに不安をよんでしまったりするのですね。
そうすると、お馬さんたちはお利口さんかつ狡猾だったりもするので、
馬上の人物の気持ちをサササッと読み取るわけです。
「こいつ、びびってやがるぜ、ヒヒン」と思われたら最後、
お馬さんたちは馬上の人物に誘導権は渡さないのでありますね。
そこら辺の人と馬の気持ちのやり取りが乗馬のコツなのではないのかと
思われるですが、そのコツをつかむのは決して容易といえることではないわけで。
この映画で彼がラストに披露している乗馬スタイルは、
決してハイ・レベルといえるスタイルではないけれども、
しかし三船さんのように「馬を乗りこなす」ようになるのは、
いくら運動神経の優れた人であっても、最低半年、いや一年の
練習期間は必要だと思われ。
そして乗馬は運動神経だけあればええ、ということでは決してないわけであり、
そこには馬の心を収攬する技、スピードに対する勇猛さもないと、
上達への道は遥か彼方の水平線ほど遠のいてしまうわけでありまする。
そういったことを全て踏まえたうえで、
まったくの乗馬初心者が馬を乗りこなせるようになるのは、
そこに時間制限がある場合、かなりのドリル・レッスンが必要なわけで。
ものすごい練習量で馬に乗りこまないと、ああいった走りを短期間で
マスターすることは至難の業だったと思うぞ、ヒデタカくん。
しかしやってのけちゃったのだ、君って人は。
うぅ、なんてかっこええのだ、君ってばぁ。
突き詰めちゃうんだよ、君ってばよ~。
職人じゃね~か。
うだうだギャンギャンほざいているだけの口先案内人とはわけが違うんだぜよ、君って人は、
フフ。
吉岡くんよ、
君には疾走感があるのだ。
信じられんくらいの一意専心で物事につっぱしっていく
君のストイックな疾走っぷりに私はシビレちゃうのだよ。
そういう疾走感のある人を
「えっらいかっこええじゃんか!」
と天に向かって叫びたくなっちゃうのだよ、あちしは。
韋駄天野郎じゃなかですか。
たまらんぜよ、惚れまくりだぜ。
ヒデタカくんよ、君はギターも弾けちゃう馬乗りさんだなんて、
どこまでツボツボ星人韋駄天野郎なのですか。
シルクロードで馬に乗ってる君を再び見たときにゃ、
「今年はいい年でしたっ。神様ありがとー!」
って年明け早々狂喜乱舞しちゃった程だったでござりますよ、あっぱれくん。
白馬にのった王子さま。(←白馬でなくても可)
こんな世界共通乙女の祈りを、それを見るほうにはいかにも
シャラ~っとやってのけてしまうヒデタカくんよ、
何度も言うようだか言わせていただく。
かっちょええのだよ~、君ってばぁ~。
君ったら、椀子蕎麦のように、次から次へと新鮮な魅力をてんこ盛り
してきちゃうので、あたしゃどうすればええとですか?
ギター野郎にも弱いが、馬乗り野郎にも滅法弱いのであります。
いや、これは決して大井競馬場の騎士に弱い、というようなその道の
プロフェッショナルを究めちゃった方々のことではなくてですね、
それ以外の、いわゆるときどき馬乗りさん、
またの名をどこでもホースライダー、ヤフ~ッ!
ってな殿方に弱いのであります。
それは荒野の荒くれガンマン兼カウボーイであれ、
どこが素顔なんですか、とその甲冑をもぎり取りたくなる戦国武士であれ、
一旦馬上の人となりしは、その人が例え
あしたのジョーの丹下さんのような人であったとしても、
「なんかかっちょええやんか・・・・・」と思ってしまうという、
即席出前ウフフフ一丁効果をもたらすのであります。
「雨あがる」という作品。
私にとっては皐月賞なみの記念映画でありまする。
乗っちゃっているのでありますよ、馬にぃ~~~~~っ。
誰がって、あんさん、リボンの騎士じゃありやせんぜっ、
ヒデタカくんですがなっ。
馬に乗って疾走しているのですよ、奥さんっ。
ヒ~ハ~ッとか叫んではいないかもしれないけど、とにかく
馬ごとスピードレーサーなのですよっ、マッハゴーゴーなのですよっ!
ケンケン出てきてハッシッシッシッシなのですよっ!
そこの場面にくるまで、筏下りの観光客のような気分でこの作品を
鑑賞していたところにもってきてのびっくり玉手箱!
しかも余りにも一瞬の出来事で、なにがなんだか白昼夢だったのかしら?
デイドリームビリーバーならモンキーズが歌っていたわよ、
レコード持ってたわっ! なんて頭の中はすっかりパパイヤふぇすてぃば~る。
もう一度観たいっ、と思ったものの、しかしそこは映画館であり、
まさか映写技師さんに「すんませんっ、巻き戻してくださいっ!」
と言うわけにもいかず、流し観てしまった世紀のお宝映像に、
ただただ、その場で売られていくドナドナのような顔で
画面を見つめていつしか映画はエンドロール、という悲しみまでも誘った
場面なのでありました。
反則じゃないか~、吉岡く~ん。
あなたってば、それまでの場面では、なんだか、
「ねぇ、そこの茶屋で一緒に団子しない?」
なんて思わせちゃうようなラブリー侍だったくせに~っ。
最後にきていきなりシャキキ~ンッってなっちゃったから、
こっちまでビワワ~ンッなジェイソンびっくり電撃ショックだったわよっ。(←マニアックすぎる・・・)
まったくぅ、油断もすきもありゃしないわっ、権ちゃんったらっ!
そう、この権ちゃんでありますが、馬から下りている平素はですね、
なんとも愛くるしいキャラでありまして、
それはまるで性格改善カウンセリングを無事終了したスネオくん
みたいな人物でありまする。
いつもお供に付いているジャイアンみたいなお殿様を、
時には愛嬌で口とがらせてスネスネしちゃったりしながらも、
しかししっかと陰に日向に殿を支えているという、
何気につわものな人物なのでありますね。
その権ちゃんを演じなさった吉岡くんは、たいそう初々しいでござります。
台詞まわしも、立ち振る舞いも、ういういしい。
殆ど役者は経験したことがなかったという、お殿様を演じられた三船さんより
そりゃ~もう、ういういしい。
体全体から放たれているういういしいういういオーラ。
まったくもって降参だよ、っていうくらいういういしいので、
こっちは思わず「ういういサムライくん」などと命名したくなってしまいます。
このういういしさが、権之丞というぼっちゃん侍の位置を作品の中で
確立させているのだと思うのですが、 しかしやはりそこは吉岡くんでありまして、
ただただういういサムライくんとして存在しているだけではありまっしぇん。
ストーリーにすっと重石をのせる、文鎮くんの役目もしっかと果たして
おりますぜ、旦那。あっぱれじゃ~ねぇですかい、フフ。
ジャイアン殿様を立腹させてしまった主人公を、
権ちゃんが城外まで送り出す夕暮れのシーンは、
ええ場面でしたよ~ん、ヒデタカく~ん。
こういう場面のときに彼が醸し出す、やんわりとシーン全体を
包み込んでしまう包容力は素晴らしいでがんす。
それはなかなかスクリーンに出せる代物ではないと思うですよ。
特にあの若さでは。
深いでござるのぉ~、君ってお方は。
心配なされるな、とおおらかに主人公をなだめる様子は、
まさに、一日の疲れを癒してくれる、どこか切ない暖かさを内包している
夕暮れの柔らかな光みたいやったよ、吉岡くん。
情景と絶妙なハーモニーを奏でるんじゃよ、君ってばさ~。
ブルースクリーンみたいなのですよ、あなたという人は。
風景を決して邪魔したりしないのですよん。ムエビア~ン。
なんて懐の広い存在感なのだろう、すごいじゃないか。
ヒデタカ節ってやつじゃの。
降参だよ、君には。
って、もうとっくに何度もしていることだけど。
そして、降参といえば乗馬シーンなのですよ。(←どうしてもいいたい)
私は以前乗馬レッスンを受けていたことがありまして、
なので馬上の高さ、スピード感というものがちびっとは判るつもりでありまする。
実際の馬上の高さというのは、乗ってみると結構な迫力でありますですね。
自分の体がシートベルトなどで体が固定されていない分、
その高さが自分の気持ちに不安をよんでしまったりするのですね。
そうすると、お馬さんたちはお利口さんかつ狡猾だったりもするので、
馬上の人物の気持ちをサササッと読み取るわけです。
「こいつ、びびってやがるぜ、ヒヒン」と思われたら最後、
お馬さんたちは馬上の人物に誘導権は渡さないのでありますね。
そこら辺の人と馬の気持ちのやり取りが乗馬のコツなのではないのかと
思われるですが、そのコツをつかむのは決して容易といえることではないわけで。
この映画で彼がラストに披露している乗馬スタイルは、
決してハイ・レベルといえるスタイルではないけれども、
しかし三船さんのように「馬を乗りこなす」ようになるのは、
いくら運動神経の優れた人であっても、最低半年、いや一年の
練習期間は必要だと思われ。
そして乗馬は運動神経だけあればええ、ということでは決してないわけであり、
そこには馬の心を収攬する技、スピードに対する勇猛さもないと、
上達への道は遥か彼方の水平線ほど遠のいてしまうわけでありまする。
そういったことを全て踏まえたうえで、
まったくの乗馬初心者が馬を乗りこなせるようになるのは、
そこに時間制限がある場合、かなりのドリル・レッスンが必要なわけで。
ものすごい練習量で馬に乗りこまないと、ああいった走りを短期間で
マスターすることは至難の業だったと思うぞ、ヒデタカくん。
しかしやってのけちゃったのだ、君って人は。
うぅ、なんてかっこええのだ、君ってばぁ。
突き詰めちゃうんだよ、君ってばよ~。
職人じゃね~か。
うだうだギャンギャンほざいているだけの口先案内人とはわけが違うんだぜよ、君って人は、
フフ。
吉岡くんよ、
君には疾走感があるのだ。
信じられんくらいの一意専心で物事につっぱしっていく
君のストイックな疾走っぷりに私はシビレちゃうのだよ。
そういう疾走感のある人を
「えっらいかっこええじゃんか!」
と天に向かって叫びたくなっちゃうのだよ、あちしは。
韋駄天野郎じゃなかですか。
たまらんぜよ、惚れまくりだぜ。
ヒデタカくんよ、君はギターも弾けちゃう馬乗りさんだなんて、
どこまでツボツボ星人韋駄天野郎なのですか。
シルクロードで馬に乗ってる君を再び見たときにゃ、
「今年はいい年でしたっ。神様ありがとー!」
って年明け早々狂喜乱舞しちゃった程だったでござりますよ、あっぱれくん。
白馬にのった王子さま。(←白馬でなくても可)
こんな世界共通乙女の祈りを、それを見るほうにはいかにも
シャラ~っとやってのけてしまうヒデタカくんよ、
何度も言うようだか言わせていただく。
かっちょええのだよ~、君ってばぁ~。
君ったら、椀子蕎麦のように、次から次へと新鮮な魅力をてんこ盛り
してきちゃうので、あたしゃどうすればええとですか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます