日記

読んだ本と見たDVDはブクログで記録します(2013.9.22~)

今日の鑑賞

2013-07-06 20:45:42 | 日記
今日、当日券を求めたのは『能楽BASARA第二章-1「母」』です。
駒瀬直也さんが平成15年から初夏に開催していた能楽BASARAが10回目をむかえた昨年で終わりということになってたんだけど、あまりに好評だったので今年から第二章というかたちをとり、続けられることになったそうです。私は平成23年に知ったので今年が3回目だったりする。

最初は林望さんの解説。内容が気になるけど、聞き取れないので諦めて謡本読んでました。
隣の人も前の人も手持ちの謡本読んでました。健聴でも聞き取れないのかもしれない。

次が狂言「蚊相撲」。
可笑しくって笑いが噛み殺せませんでした。
能楽堂内が笑い声で溢れてました。
蚊ノ精の面も最後の羽ばたきも、おとぼけ可愛い。
面の横からみえる肌が若すぎる。っと思って今ネットで調べたら平成5年生まれだそうで。わっっっか!!!!明日観に行くバレエの主役踊る子も20歳前後の凄く若い子だ!

ここで休憩20分。謡本をまた読んでました。

仕舞「隅田川」 

能「熊野」
→前に読んだ三島由紀夫の「近代能楽集」に、この「熊野」が入ってたんだけど三島由紀夫やっぱり天才だ、と思ってしまった。能の題材を現代に置き換えたお話です。これがさらっと全然違和感なく。すごいです。
駒瀬さんが熊野です。手をかざす所作が優雅で美しく。
中盤、地謡と鼓が本気出し過ぎて女性役2名の声が掻き消されててちょっと辛かったです。
シテの中ノ舞、素敵でした。
歌を詠みあげたあと、宗盛の帰郷許可を得て、しずしずと立ち去る熊野と朝顔!

公演が終わった後に資料室行こうとしたら、ちょうど終わったところです、と警備の方にいわれてショボン。
公演前に行くつもりだったけど寝坊(11時に起きた!)したので自業自得なんですけどね。


と、随分楽しみました。
来年も7月6日開催だそうです(にちようび)
テーマは源氏物語。今回の「熊野」が平家物語出典だからかな?

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