一昨日、君たちは母さんの実家へ帰りましたね。
君たちのいない二晩めを過ごしています。
今日はこちらはタバコ祭りで
弘法山からの花火をビルの9階から見ました。
父さんの友人たちと見ていました。
とても綺麗でしたが、少し寂しくなりました。
君のびっくりした顔、
食い入るようなまなざし、
喜びにあふれた笑顔、
音を怖がって首にしがみつく手、
それが揃わないと
もう父さんは楽しく感じないようです。
君がどの花火が好きか、
何に興味をそそられるか、
どんな質問が来るか、
そんなことを考えながら花火を見ていました。
君らがいなくなると、いかに君らが
父さんに元気をくれていたかが
痛いほどわかります。
どんなに喜びをもらっていたかを知らされます。
今日の友人たちのパーティーで
父さんは初めてお酒を一滴も飲まずに過ごしました。
君と約束したからです。
前回、お酒を飲んだ翌朝、
「お酒飲んじゃ、いやだー」
と君が大泣きしましたね。
君は父さんがお酒臭いから
イヤだと言ったのかもしれません。
しかし父さんは、君が体のことを
心配してくれたように感じました。
「早く死んだらイヤだー」
と聞こえたのです。
長く一緒にいられないことを
本能的に知っているのかと
怖く感じました。
そして約束しましたね。
父さん守りましたよ。
そして気がつきました。
君に守られていることに。
ありがとう。
君たちが父さんと母さんの間に生まれてきて
くれたことに、とてもとても感謝しています。
今、父さんは仕事やお金のことで、
厳しい冬の真っただなかにいます。
お母さんにも苦労をかけています。
日曜日も休みを取れないことが多くなっています。
夜も一緒に寝てあげれない日が多くなっています。
絵本を読みながら先に寝てしまうこともあります。
疲れて優しくない日もあると思います。
でも信じていてください。
君たちが父さんにとって
一番大切で、生きがいであることを。
君たちの存在が父さんの喜びであることを。
春の来ない冬はない、
と言います。
厚い雪の下にも春待つ若い芽が育っているように、
二つの若い芽を胸にぎゅっと抱きしめて
父さんも頑張ります。
でも、もし父さんが挫けそうになったら
君の飛び切りの笑顔をください。
「とうさん大好きー」とハグしてください。
きっとお願いしますね。
大好きな大好きなハルカさんへ
父より
君たちのいない二晩めを過ごしています。
今日はこちらはタバコ祭りで
弘法山からの花火をビルの9階から見ました。
父さんの友人たちと見ていました。
とても綺麗でしたが、少し寂しくなりました。
君のびっくりした顔、
食い入るようなまなざし、
喜びにあふれた笑顔、
音を怖がって首にしがみつく手、
それが揃わないと
もう父さんは楽しく感じないようです。
君がどの花火が好きか、
何に興味をそそられるか、
どんな質問が来るか、
そんなことを考えながら花火を見ていました。
君らがいなくなると、いかに君らが
父さんに元気をくれていたかが
痛いほどわかります。
どんなに喜びをもらっていたかを知らされます。
今日の友人たちのパーティーで
父さんは初めてお酒を一滴も飲まずに過ごしました。
君と約束したからです。
前回、お酒を飲んだ翌朝、
「お酒飲んじゃ、いやだー」
と君が大泣きしましたね。
君は父さんがお酒臭いから
イヤだと言ったのかもしれません。
しかし父さんは、君が体のことを
心配してくれたように感じました。
「早く死んだらイヤだー」
と聞こえたのです。
長く一緒にいられないことを
本能的に知っているのかと
怖く感じました。
そして約束しましたね。
父さん守りましたよ。
そして気がつきました。
君に守られていることに。
ありがとう。
君たちが父さんと母さんの間に生まれてきて
くれたことに、とてもとても感謝しています。
今、父さんは仕事やお金のことで、
厳しい冬の真っただなかにいます。
お母さんにも苦労をかけています。
日曜日も休みを取れないことが多くなっています。
夜も一緒に寝てあげれない日が多くなっています。
絵本を読みながら先に寝てしまうこともあります。
疲れて優しくない日もあると思います。
でも信じていてください。
君たちが父さんにとって
一番大切で、生きがいであることを。
君たちの存在が父さんの喜びであることを。
春の来ない冬はない、
と言います。
厚い雪の下にも春待つ若い芽が育っているように、
二つの若い芽を胸にぎゅっと抱きしめて
父さんも頑張ります。
でも、もし父さんが挫けそうになったら
君の飛び切りの笑顔をください。
「とうさん大好きー」とハグしてください。
きっとお願いしますね。
大好きな大好きなハルカさんへ
父より