50親父の子育て日記

2度目の子育てを通じて感じたこと 意識の変化等を 気まぐれにつづってみたい 

今治シティマラソン 初参戦

2012年10月08日 20時43分45秒 | ハル、アス
昨日、今治シティマラソンに参加いたしました。
ハルカと私で1チーム、アスカと妻で1チームです。
2kmファミリーコースへのエントリーです。

1週間前のにわか練習で13分かかり、目標は12分としました。
すごい数の参加でスタート直後は人にぶつからないようにするのに大変でした。
1KMで折り返すのですが、それからが苦しくて、アップアップな状態でした。
1,3KMぐらいの時でしょうか、ハルカが
「お父さん、そろそろ本気だそうよ」と言います。
「今、結構本気なんですが」と言うと、しばらく何も言わずに走り、
「少し手を引くね」と手を握って引っ張ります。

確実に父親の権威がひとつ壊れたのを感じました。
今まで登山も、重いものを持つことも、計算することも、全てにわたって
大きな存在であった父親像がガラガラと、、、、、。

結果は11分44秒で47位でした。
アスカも期待以上で16分少々で130位完走、ビックリです。
「お母さんを追い越そうと思ったけど、追い越して迷子になったら困るからしなかった」
とか言われて妻は唖然としていました。

しかしレースで走ると言うことは自分の限界に直面すると言うことなんですね。
久しぶりに自分の限界と戦った、すがすがしさを感じています。
限界に挑戦することを忘れて、何年経っているのでしょう。

まだ、戦えますよね。     うん。


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野菜作り

2012年08月24日 21時59分04秒 | 雑感
 今、趣味はと問われたら「野菜作り」と答えるのが一番近いように思います。
去年の秋より隣の土地をお借りして、野菜をたくさん作っています。

人参、なす、きゅうり、おくら、ぴーまん、ごぼう、枝豆、トマト、アスパラ、ねぎ、しそ、等々です。
もう終わりましたが小玉スイカやズッキーニ、サニーレタスも作りました。

キャベツは虫食いだらけになりました。消毒をするか、カバーをかけなければきれいなキャベツは出来ないことを勉強しました。
レタスは近所のプロに褒められるぐらい上手に出来ました。

キャベツの虫食いを経験して、感じることは市販のきれいなキャベツはめちゃくちゃ消毒液をかけているということ。
近くのプロの作っているキャベツ畑は虫がぜんぜんいないのです。逆にとても怖く感じます。

もちろん、完全有機農法でやっています。肥料はお隣さんがたくさん牛を飼っているので、牛糞を頂いてきて撒いています。

野菜や雑草の成長の早さに驚いています。大地の力、太陽の力、水の力、自然の恵みの偉大さに感嘆しています。
5,6本のなすやきゅうりで毎日、食べきれないほどとれます。
野菜はほとんど買いません。神奈川のお仲間に時々送ってあげるほどとれます。

今、周りの水田は稲がすごい勢いで成長しています。自分たちが食べるだけなら日本は十分土地の力があるのではと感じます。
食料安保とか自給率が、とか言っていますが、いつでも土に返れば飢えないぐらいは作れるように感じます。

朝、出社前に畑に行くのがとても楽しみな毎日です。


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卵に命が宿っているということ

2012年08月23日 07時58分09秒 | 雑感
 こちらにきて、烏骨鶏を飼っていると前に書きました。
その烏骨鶏が卵を温め4羽孵りました。
一羽は死んでしまいましたが今残り3羽がうちの家族になりました。

 卵が孵ると雛になるなんて当たり前のことですが、目の当たりにすると感動する自分がいます。
一つ一つに命があり、その命を頂いている。それからは食べるときに感謝し、敬虔な気持ちになります。

頭で知っていることと、体でわかることの差は大きいものだと今回は思いました。


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母の悲しみ

2012年08月22日 05時07分18秒 | 雑感
永い、ながーいご無沙汰、ごめんなさい。

近頃、子供にお話をせがまれて、自分の子供のころの話をしています。
そのひとつ。

私が小学校2年生のとき、何かの用事で母と妹と3人で都電で出かけたときのことです。
前にも話しましたが当時我が家は大変貧乏でした。そして当時都電は未就学児までは無料でした。
乗る前に母は車掌さんに聞かれたら「まだ学校に行ってない」と言えといいました。
ようするに 私の料金を無料にしようとしたわけです。
私は「いやだ、それなら走る」といって目的地まで走ったことがありました。

自分は小さいときから不正は許せない、という自慢のように話しました。
この話は過去にも何回か話したことがあります。

しかし、今回話し終わったとき何故か母の悲しみが一気に心に迫ってきました。
都電の中から子供が走る姿を見る母の心が切ないほどわかるのです。
映画の一場面のように見えるのです。
涙が出てきました。

ちょうどハルカと同じ年のことです。
この年になるまで、母の気持ちに思い至らないで平気で話していたとは。

ひとの心の痛みに思い至ることの難しさに愕然としています。














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文字や数字を教えなかった子供の葛藤

2012年01月04日 03時42分48秒 | ハルカ
ハルカはおおぞら保育園の方針で入学まで文字や数字から遠ざけていました。当然自分の名前も書けませんし、読めません。

学校の授業が始まっても、どの授業にもついていけなくなります。算数の問題が読めないのですから、つらかったと思います。

それまで「ハルカは何でも出来る頭の良い子だ」と言われてきました。私もそう言ってきました。

そのハルカが足し算が出来ずに、苦しんで「ハルカは頭良くないよ」と自分で言います。

わたしは応えるすべを知りません。「だいじょうぶだよ、ハルカならだいじょうぶ」と抱きしめるだけでした。

国語の本を読む宿題も言葉を暗記してしまうので何度呼んでも、字を読む練習になりません。計算がわからず癇癪を起こして投げてしまうこともありました。「算数すると頭が痛くなる」なんていいます。

前にも書きましたが義母や義姉が「もっと親が見てあげないと、ハルカが可哀想だ。塾に入れろ」等私どもに何度も言います。

つらいのは親も一緒です。妻も時々泣いていました。

私は小学校の勉強なんて出来なくてもかまわないと思っています。5,6年生になってからでも一気に挽回できると思っています。

しかし、苦しんでいるわが子を見るのはつらいものです。苦しまずに能天気に遊びまわってくれるなら私たちも楽だと思います。

残念ながら、ハルカはまじめすぎます。苦しみます。コンプレックスを持ってしまいます。

学校嫌いにしたくない、算数嫌いにしたくない、自己評価を下げてほしくない。

しかし、親が気にしているようには見せられない。

負担にならないように、強制しないように、じっと見守るしかありません。

「信じて待つ」言うのは簡単ですが、本当に本当に難しいことですね。

おおぞら卒園生の親の通る最初の試練なのでしょう。

1学期ずっと苦しんできたハルカが2学期後半から少しずつ理解し始めたようです。

「今はもう大丈夫」と少しだけ思っています。

通り過ぎてしまえば、たいしたことではないのでしょう。

しかし、小さな胸をいっぱい痛めたことを父は忘れません。

あなたが いっぱい いっぱい頑張ったこと、父は忘れません。





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新年 明けまして おめでとうございます

2012年01月02日 02時37分16秒 | 雑記
新しい年がはじまりました。

昨年は神奈川から愛媛への大移動があり生活が一変しました。生活環境、仕事、学校、そして友人たち、そのすべてが変わりました。

新しい生活環境に1から挑戦するのも なかなか楽しいものだと、今は感じています。

知り合いも徐々に増えてきました。新しいつながりが広がり始めました。

職場も自分の居所がはっきりし始め、居心地が良くなってきています。思い切り力を発揮できる場所になりつつあります。そういう意味では私は職場運には恵まれていると感じています。

妻も実家の家業に精を出しています。近頃はエステに力を入れているようです。彼女の癒しの力が発揮できるのはとても素敵なことだと思っています。

ハルカは1学期は字を覚えるのに苦労をしたようですが、2学期は乗り越えたようです。体操教室にも通い始めて、チャレンジの日を送っています。

一番の懸念事項だったアスカもなんとか保育園になじんで通っています。園への不満はたくさんありますが、ほかの選択肢がない以上仕方がありません。あの笑顔が戻ってきたのでよしとしましょう。

今年は家族それぞれがさらに一歩前進する年だと思っています。

今年もよろしくお願いいたします。



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烏骨鶏

2011年12月27日 20時38分38秒 | 雑記
 今、我が家では柴犬1頭と鶏を7羽飼っています。うち3羽はチャボで4羽は烏骨鶏です。烏骨鶏は赤ちゃんの時から飼い始めたのですが一月ぐらい前から卵を産み始めました。夜中にも鳴くのでご近所に3つぐらいづつお詫びに配っています。
 
さてその烏骨鶏を昼間は庭に放し飼いにしているのですが、うち1羽が暗くなっても小屋に戻らず庭の隅のツツジの木の下にうずくまっています。よく見ると卵を抱えているのです。皆で雛がかえるのを楽しみにしていたのですが、おとといの夜、犬の散歩から帰ると庭に獣がいます。暗くて種類はわからないのですが80cmぐらいの背丈で、もっこりしています。私たちに気がつくとすぐに逃げ出しました。たぶんタヌキかなあ、なんて話しています。

 うちの近所は猪がよく出るしタヌキやイタチも当たり前にいます。仕方なく小屋に入れたのですが、オスがそのメスをいじめるのです。昨晩は玄関でダンボールにいれて一晩過ごさせました。義父いわく一回狙われたら必ずまた来るから昼も放し飼いはしないほうが良いとか。次の休みには金網を買ってきて畑との境に張ることにします。
 
 こんなふうに神奈川の生活とは起きることも悩みもぜんぜん違うことに我ながら笑ってしまいます。引越しと同時にテレビも捨ててしまい、8時ごろ子供と一緒に寝てしまいます。3時半ごろ起き出してモゾモゾしています。
 
 人生や生活って変えようと思えば変えられるのですね。
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イブのプレゼント

2011年12月25日 21時03分49秒 | ハルカ
昨晩のクリスマスイブは妻の実家でケーキを食べることになっていました。
食事が終わりケーキが出されると、ハルカが自分で作った式次第をもって仕切り始めます。
歌を歌わせケーキにろうそくをつけ、部屋を暗くし、アスカに吹き消させます。
みんなが拍手をしながら騒ぐと、「皆さん静かにしてください。」とハルカ。
次は何が始まるかと待っていると、「これからプレゼントを渡します」と一人ずつ名前を呼びます。
全員6名のビニール袋を作っています。袋の上には折り紙が張ってあり名前も書いてあります。
中にはハルカが書いた10CM角の7枚つづりの絵本?が入っており封筒に入った手紙もあります。

と、突然義母が両手で顔を押さえて泣き出しました。ハルカの手紙に感きわまったようです。病気の義母に早くよくなって一緒に山に登ろうと書いてあったようです。

大人たちが頭をひねって考えても、お金をたくさんかけて用意しても、あなたのプレゼントにはかないません。
父も涙をこらえ切れませんでした。あんなに小さかったあなたがこんな素敵なプレゼントをするなんて。

しかし、ケーキを食べる時には、いつもどおりアスカと大きさでもめているハルカで笑いました。

久しぶりに心が暖かいクリスマスイブでした。



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石鎚山登頂

2011年10月12日 21時27分14秒 | 登山
久しぶりのアップです。永いご無沙汰、ごめんなさい。


 一昨日の祭日に家族4人で、石鎚山に挑戦しました。朝3時半に起き。4時10分に家を出ました。土小屋の駐車場には6時45分ごろ到着。7時丁度に登りはじめました。

例によってハルカと私が先行です。頂上に到達したら、天狗嶽まで足を伸ばせば合流できるとのもくろみでした。ハルカは難なく鎖場まで到着、鎖場も私の助けなど必要とせず、クリア。簡単に登頂です。

天狗嶽の紅葉は見事でした。頂上で軽く食事をとり、天狗嶽へ誘いましたが、ハルカはいやだと言います。仕方なく降り始めました。2の鎖の手前でアスカと出会います。妻はアスカも頂上まで行かせたいというので、私たちも鎖場の迂回路で再登頂です。

アスカも無事自分の足で登頂。妻が感動しています。頂上の広場は登山者でラッシュです。
食事後すぐに下山。土小屋の駐車場に着いたのは4時でした。

往復9.2kmをアスカが歩ききりました。アスカの三歳での記録がひとつ出来ました。

「もう歩けない」「足が痛い」などのアスカの泣き言をハルカが優しくなだめながら手を引いているのが印象に残りました。
久しぶりの登山で私も疲れきってしまいました。
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ハルカ、大泣き

2011年05月26日 20時24分35秒 | アスカ
昨晩のこと、寝る前にハルカが大泣きしています。何があったかと見に行くと大切にしている人形を抱いています。

「ハル、どうしたの」
「アスが人形の髪の毛切ったー」と大きな涙をポロポロこぼして、おお泣き。

妻も妻の実家も美容師のせいか、アスカが人形の髪の毛をカットしたようです。
一体は前髪を全部切られています。もう一体は後ろの毛も切られてベリーショートです。

ハルカが泣いているので笑えませんが、おかしくてたまりませんでした。

「アスカ、ねえねに謝りなさい」なんて言っても、知らん振りです。アスカに悪いことをしたという感覚はないようです。
あげくに、「あんまり泣いてると、ピーポーが迎えにきちゃうよ」だの「鬼さんがくるよー」だの「いっぱい泣くのはバブ(赤ん坊)だよ」などとつぶやいています。

私が「アスカー」と大きな声で呼ぶとこちらも切れたように泣き出します。
アスカが謝ってもハルカは泣き止みません。

「自分のチョコを切ればいいのに」とハルカ。
アスカの自分の人形は一体だけ少しだけ切って、もう一体は切っていません。

妻が何度も何度も直してあげるからといっても、泣き止みません。
30分は泣いていたでしょうか。

ハルカがこんなに大泣きしたのはいつ以来なのか思い出せません。

妻は今日は朝からハルカに人形を見せないように隠していたそうです。

今思い出しても、笑ってしまいます。
ハルカさん、笑ってしまってごめんなさい。
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