東北応援パスを使って気仙沼の友人Sを訪ねてきた。
気仙沼を訪ねるのは2回目。1回目は震災前だった。
被災地をこれまで訪れる機会が無かったこともあり
時間もあったので行ってきた。
ルートは以下。
土曜日
目黒~大宮~一関~気仙沼の街中を車で見学。
以前の街並み等想像出来るだけに荒れ果てた姿に言葉も出なかった。
ただ、陸前高田などの街と比べると、全破壊のイメージではなく
沿岸部を中心に甚大な被害が広がっているいった感じだった。
建物同士の位置関係によって運命が分かれているところも多かった。
その後温泉に入り疲れを取ったあと
夜は気仙沼ホルモンを食しに焼肉店に。
日曜日
朝はSが別用があるというので私だけで、港周辺を見てまわる。
車から降りて実際に見るとリアルさが増す。
瓦礫と廃墟と更地の真ん中で立ち尽くしてしまった。
Sと改めて合流した後、前回訪問時に観光して回った
安波山展望台と、岩井崎に行く。
特に岩井崎の方は、湾の突端にあたるため、もろに津波の影響を受けていた。
波しぶきが上がる岩が波しぶきを上げることはなかった。
昼食は、気仙沼の中心部に先月オープンした
気仙沼復興屋台村にて、まぐろいくら丼をいただく。
やはり港町。抜群に美味しかった。
一風変わったメニューのお店が軒を連ねる復興屋台村は
一見さんでも入りにくいこともなく、観光客やボランティアの人にも喜ばれるであろう可能性を感じた。
昼食後は、昨日オープンしたばかりという復興商店街を見学しにいった。
こちらはいつもの商店街が2階建てのプレハブに入った、という印象。
インパクトに欠ける感じはあったが、喫茶店や気仙沼で有名な寿司店、菓子店は
かなりの賑わいぶりだった。
品揃えというよりも、温かさで勝負の復興商店街も今後に注目していきたい。
一関までの帰り道には気仙沼資本のコーヒーショップにも出会う。
聞けば震災で流されてしまったものの、周辺の方々の協力(資本を含む)で
復活を遂げているのだとか。
気仙沼は未来に向かって動き出していました。
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