開花に長い年月を要することから「センチュリープランツ(世紀の植物)」と呼ばれているリュウゼツラン科のサケリュウゼツが、つくば市天久保4丁目の国立科学博物館筑波実験植物園で花を咲かせている。
芽生えから開花まで数十年かかるため、花を観察できるのは非常に珍しい。
リュウゼツランはメキシコを中心にアメリカ大陸に分布している。
高さ16メートルほどに成長する種類もあり、一度花を咲かせると枯れてしまう。
300種類ほどあるとされ、同植物園には15種類が植栽されている。
今回、花を咲かせたサケリュウゼツは86年に同植物園に移され、少なくとも30年以上がたっているという。
植物園のサケリュウゼツは2月ごろ、鋭いとげのある分厚い葉の間から花茎が伸び始めた。
5月にはつぼみの固まりが出現。6月に入って、4メートル以上に伸びた花茎の先端に、鮮やかな黄色の花を咲かせた。
花からは蜜が分泌されており、周囲に甘い香りを漂わせている。
開花まで長い時間を要することについて、同植物園植物研究部の遊川知久研究主幹は、「花を咲かせる力を蓄えるのに何十年も必要ということ。成熟に時間がかかる」と説明する。
今月下旬までが見頃。
ただ、別の種類の株もつぼみをつけており、7月いっぱいは楽しめるという。<asahi.com>
花を咲かせるのに、30年以上...
人間と一緒ですね。咲かせられただけでも良いものです
芽生えから開花まで数十年かかるため、花を観察できるのは非常に珍しい。
リュウゼツランはメキシコを中心にアメリカ大陸に分布している。
高さ16メートルほどに成長する種類もあり、一度花を咲かせると枯れてしまう。
300種類ほどあるとされ、同植物園には15種類が植栽されている。
今回、花を咲かせたサケリュウゼツは86年に同植物園に移され、少なくとも30年以上がたっているという。
植物園のサケリュウゼツは2月ごろ、鋭いとげのある分厚い葉の間から花茎が伸び始めた。
5月にはつぼみの固まりが出現。6月に入って、4メートル以上に伸びた花茎の先端に、鮮やかな黄色の花を咲かせた。
花からは蜜が分泌されており、周囲に甘い香りを漂わせている。
開花まで長い時間を要することについて、同植物園植物研究部の遊川知久研究主幹は、「花を咲かせる力を蓄えるのに何十年も必要ということ。成熟に時間がかかる」と説明する。
今月下旬までが見頃。
ただ、別の種類の株もつぼみをつけており、7月いっぱいは楽しめるという。<asahi.com>
花を咲かせるのに、30年以上...
人間と一緒ですね。咲かせられただけでも良いものです