海風に心揺られて...夢心地~

ベランダに洗濯物を干し、植物を眺め...ほのぼの。
ゆっくり、まったり...
今日もたぶんいい日だよ~(^o^)/

警察も大変だ...

2008-05-08 | 知恵1up?
「ゴキブリが家の中に出てきて、気持ちが悪い」

 昨年夏、大阪府内の警察署に、若い男性から電話がかかってきた。対応した署員は「自分で駆除できるはず」と考え、この依頼を1度は断った。

 しばらくして再び同じ男性から「本当に困っている。来てくれ」。
最寄りの交番にいた50歳代の男性警部補が男性宅を訪ねると、おびえた目つきでゴキブリを見つめる若いカップルが待っていた。
警部補はゴキブリを駆除し、死骸(しがい)をビニール袋に入れて持ち帰った。

 この警察署の副署長は「市民が助けを求めてきた以上、むげに断ることはできないと判断したが、ゴキブリの処理は警察の本来の業務ではない」と語る。

この様な事は、全国の警察本部に取材したところ、事例に関する回答がなかった10県を除き、神奈川、石川、広島など37都道府県の警察本部が、事件事故と無関係の通報・相談の実態を確認していた。

 具体的には「○○さんの自宅の電話番号を教えて」(山口県警)と110番を電話番号案内代わりに使うケースや、「新しく買った携帯電話の電源が入らない」(九州地方の県警)といった相談のほか、「公衆トイレにいるが、紙が切れて困っている。持ってきて」(埼玉県警)など私的な要求が目立っている。
 また今年2月中旬、千葉県内の警察署に女性から「恋人に振られてしまった」と電話があった。
女性は約20分間、相手の人柄や交際の経緯を話し続け、翌日から連日のように電話をしてくるようになった。
夜の当直体制で人手が少ない時間帯にかかってくることも多かった。

埼玉県桶川市の女子大生殺害事件(1999年)でストーカー相談を警察が放置した問題を受け、警察は2000年以降、市民の訴えに丁寧に耳を傾けている。
ある警察本部の担当者は「身勝手な要求に思えても事件と関係ないとは言い切れないため、時間をかけて対応している」と語る。

警察庁によると、いたずら電話などを除いた110番通報は2004年の953万件をピークに減少し、07年は898万件にとどまったが、警察業務と無関係な相談や要求は増加傾向にあり、04年の88万件から07年は95万件に増加。専用回線がふさがってしまうなど業務に支障も出始めている。

山口県警では、110番を使って電話番号を尋ねる人に、県庁など主な公共機関の番号は教える場合もあるが、個人宅や民間企業の番号は答えていない。「110番は緊急の事件・事故に備えています。不要・不急の電話はご遠慮下さい」と、電話番号案内「104番」の利用を促すと、「104番を使うとお金がかかるだろ」と不満をぶつけてくる人もいたという。

 全国の警察本部は1990年から110番とは別の電話番号「#9110」で「不急の相談はこちらへ」と呼びかけているが、#9110も業務と関係ない個人的な要求や苦情は想定していない。



と、読売とYahoo!ニュースの記事を繋げてみた。

なんでこんな変な国になったのだろうか?

学校で警察の仕事を習わなかったのだろうか?

いやいや、習わなかったのは道徳の授業ですね。