HAMAARUKI

いろんな街を歩きたい、今日このごろ。

佛手柑

2010-04-29 12:59:34 | モノ
高野山の和菓子屋さんで珍しいお菓子を発見。
その名も「佛手柑」
仏手柑という柑橘果物の砂糖漬け。

仏様の手に形が似ていることからこの名前が付けられたそうで、
この慶事に飾られたそう。

画像を検索して見たら、ホントに手みたい・・。

これを砂糖漬けにしたのが上の写真で、量り売りしてくれる。
写真は実の上の方と、指先みたいな部分。
作るのに手間がかかるそうで、これだけで500円ぐらいした。

少しづつかじったり、紅茶に入れて飲んだりする。
お味は漢方系オレンジピールという感じかな。


「一乗院」@高野山

2010-04-12 17:49:18 | ツレヅレ
高野山でお世話になったのは宿坊「一乗院」。
当たり前だけど、本当にお寺だった。
しかも由緒ある立派なお寺。

どこもかしこも清潔感にあふれてた。
空気まできれいな感じで身がひきしまる感じ。

5時に到着し、お風呂を頂いて身体を清め。
お寺なので、夕食も早くて6時に精進料理を頂いた。
ほんとにぎりぎり・・。

夕食は精進料理は見た目にもきれいで、
やさしい味が本当においしかった。



汁物のお椀の中に桜の花びらや菜の花、つくし。
天ぷらはたらの芽やふきのとう。
季節感もたっぷり。




部屋にはってある切り絵。
こんな切り絵がお寺の各部屋の床の間に貼ってあった。
何かと思って聞いてみたら、しめ縄のかわりだとのこと。
高野山では米がとれないので、しめ縄に使う藁もなく、
それで切り絵を貼っているのだそう。
他のお寺に行った時にも貼ってあった。

宿坊では、山歩き疲れの眠気に負けず写経も体験。



高校以来?の墨と筆が新鮮。
写経の最後の部分には書いた人のお願いを書くところもある。

翌朝6時に朝の勤行に参加。
本堂でお経を聞いて、一人一人お焼香。
1時間ぐらいの正座も久しぶり。
寒いし足もしびれた。

朝食の精進料理の後、今度は阿息観体験。
阿息観とは、一条院さんのHPから引用させていただくとこういうもの。

「阿字観とは、大日如来を梵字の「阿」字を本尊として、
自身と御仏が一体となる様を体現する、真言密教独特の瞑想法です。
非常に奥深い瞑想法ですので、皆様には前段階の数息観、
阿息観を体験して頂きます。」

座り方はヨガと同じ。だけど、足の組み方が反対。
煩悩と眠気にあふれる私に瞑想は難しく、
船をこいでしまった・・。
最後の方は呼吸も座ってるのも苦しくなってきて、
瞑想どころじゃなかった。(笑)


お坊さん、毎日こういう生活していたら、
煩悩もどこかへ去って行くのかな。

たった一日の盛りだくさんの宿坊体験だったけれど、
しばし心穏やかになった・・ような気がした。
たぶん一日分・・。(笑)







高野山へ

2010-04-11 20:34:48 | ツレヅレ
大阪から高野山へ行って来た。

大阪から高野山へは、南海線とケーブルカーを使えば結構近い。
だけど、今回行ったのは歩いて7時間の”町石道”。

平安時代から続く高野山への表参道。
空海が開山してからの信仰の道。
ハイキングに目覚めた私としては、この道でしょう。(笑)

麓の慈尊院から、山上の壇上伽藍まで1町(109m)ごとに石柱が立てられている。
昔の人は全部で180ある石柱1つ1つに祈りを捧げながら登ったとのこと。
下から上まで22キロ。


道の始め、慈尊院からまず丹生官省府神社へ登るその階段が上の写真。
ちょうど桜が満開で、散ったばかりの花びらが階段一面に散りばめられて、
それはそれはきれいだった。

そこからてくてく7時間。
普通に歩けるハイキングコースになっているけれど、
あまり人に会わなかった。
7時間ですれ違った人は10人弱。



こんな道をひたすら歩いた。
画面に写っているのが石柱。

お山貸し切り、プライベートロードな感じでとても気持ち良かった。
道は途中から本当に山道で、上りがきつかったり、
猪よけの高圧線がはられているところもあった。
昔の人もここを通ったんだよなあと思いつつひたすら歩く。

実は、所要時間7時間を多めに見積もってるんだろうと、
甘く見ていた。
いつものように寝坊して出遅れたのだけど、ちょっと頑張れば余裕だと思っていた。

高野山では宿房に予約してあり、お寺さんなので5時には入るように言われていた。
私たちの麓出発時間、10時すぎ・・。

歩き始めて、各地点までの所要時間が健脚の大人が
普通に歩いてかかった時間だと気がついた。

7時間、がんばってバテてがんばってバテてひたすら歩いた。
休んだのはお昼と、最後の上りの前にあった矢立茶屋で休んだ2回だけ。
でもおかげでなんとか間にあった。

参道の最後、頂上に辿り着く前の上りがほんとにキツく、
上りきったところにどかーんと立派な大門が迎えてくれた。
山を抜けたらいきなり威厳のある大門。
まさかこんなに大きくないだろうと思っていただけに、ほんとに感動した!
昔の参拝者もこれを見て同じように思ったんだろうなあと思うとなおさら。

今はバスで高野山に来る人の方が多いけれど、
大門は昔ながらの参道に正面を向けて建っているんだなあと、しみじみ。














道頓堀

2010-04-11 00:43:30 | ツレヅレ
先週、初大阪道頓堀へ。

看板のでっかさに唖然(笑)
グリコもでかい。カニもでかい。カールおじさんもでかい。
なぜ??

道頓堀は中国からの観光客だらけだった。
そしてなぜか皆「金龍ラーメン」というラーメン屋に並んでた。

私たちはどこに入ったらいいのか全然わからず、
とりあえず串カツか?と適当に「だるま」というお店に入った。

日ノ出町みたいだなーと思いつつ串カツを食べていたら、
隣から何やら男の人が・・。

なんと、元ボクサーの赤井英和さん!!
関係者なのかな?
お店のシールをお客さん1人1人に配ってくれていた。

写真は赤井さんに頂いたシール。
近くで見た赤井さんは、テレビでよりずっと男前で素敵だった!



初クラッシック

2010-04-06 23:56:12 | オンガク
都合が悪くなった同僚のかわりに、クラッシックのコンサートへ行くことになった。

「〜名曲をたのしむ午後のひととき〜 みなとみらいクラシック・クルーズ」という毎月恒例のコンサート。
一回が2部立て、1部が1時間程度という気軽にクラッシックを楽しめるコンサート。
今月は神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者方による公演だった。

実はクラッシックを生で聴くのは初めて。
CDやテレビで聞くのと全然違う、広がりのある音が気持ちよかった。
どの楽器も良かったけど、特にチェロの音が良かった。

私のチケットは1部のものだけだったので、せっかくなので2部も聞いて行こうと
幕間に当日券を買いに行ったところ、
チケット売り場で白髪の御婦人に声をかけられた。

ご都合が悪くなったのでと、チケットを譲ってくださったのだ。
見ず知らずの方からのご好意に、びっくり。
有り難くチケットを頂いて、2部は会場ど真ん中の席で演奏を堪能。

自分では全然行きそうもないコンサートを聴くことができて、
同僚と名前も知らないご夫人に感謝感謝の一日でした。











「噂のモーガン夫妻」

2010-04-05 11:58:55 | エイガ
この日、8時半のフライトで大阪へ行くはずが、強風で欠航。

次の便まで6時間待ちになり、映画でも見るかと品川へ。

ヒュー・グラントもサラ・ジェシカ・パーカーも
好きなので見たけれど、
飛行機の中かビデオで見るのにちょうどいいぐらいの
軽いラブコメディだった。(笑)
ヒュー・グラントの情けない夫役がなんとも・・。

それにしても平日昼間の品川プリンスの映画館、ガラガラ。
大きなスクリーンの広いシアターを貸し切り気分で見られていいかも。