goo blog サービス終了のお知らせ 

果物の素晴らしさ/栗田智仁

栗田智仁です!
趣味である果物にまつわる話を書きました!

カラマンダリンの豆知識

2017年05月18日 | フルーツ
皆さんこんにちは、栗田智仁です。
今日は『カラマンダリン』の豆知識について紹介したいと思います。

カラマンダリンは、ミカン科ミカン属の蜜柑で、1935年にカリフォルニア大学のフロスト博士という人が、尾張系温州ミカンとキングマンダリンを交配して育成した品種になります。

日本での栽培は現在でも小規模で、他の温州ミカンと比べても熟すのが遅いので、4月に収穫してから約1ヵ月間を熟成に充てて酸味を落ち就かせてから出荷されるため、非常に手間がかかります。

カラマンダリンの大きさは温州ミカンに良く似ています。
一般的な温州ミカンよりも表面に凹凸がある場合が多く、なかなか手にとって貰えないことが多いですが、食べてみると甘みが強く、酸味もしっかりしているのでとても美味しいです。
皮も剥きやすいのでミカンと同じように食べられます。

日本での栽培は主に愛媛県で行われており、愛媛県だけで国産カラマンダリンの約半分を担っています。
日本で栽培が最初にはじめられた三重県や、ミカンの名産地である和歌山県でも栽培されているようです。
カラマンダリンは生産量も少なく、市場に出回るのは5月一杯だけなので、市場で見つけた際はぜひ手を伸ばしてみて下さい。

コメントを投稿